皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「一見間違ったフォームでトレーニングしていても実は効果がある?」という視点でお話ししたいと思います。
シットアップは足に効くから無駄?
たまに専門家の方々から「「腹直筋」を鍛えたい場合はシットアップよりもっと〇〇のエクササイズの方がよい」みたいなことをよく言われます。
もしくは腹筋にチャット効くフォームで行う事が大切とも言われることが多いです。
なぜそんな事を言われるかというと、シットアップをしたことがある方なら少なからずこう感じたことがある方も多いと思います。
それは腹筋より「足」に効いちゃうんですけど?・
・・っていうケースです。
確かに足に効いてるかもしれないです(^^;
「腹直筋」「だけ」により効かせたかったら、確かにもっといろいろ効果的な腹筋運動のやり方もあります!
でも・・でもですね・・・・
そんなに悪者にしなくてもいいんじゃない?
・・・・なんて思う事もしばしばです。
足に効いてしまうフォームというのは、身体を上げていく時に足首を固定してしまうと大腰筋、腸腰筋といった腰から大腿にかけてつながっている大腿を上げる時に使われる筋肉がかなり使用されてしまう事が原因の一つにあげられます。
だからなんなの?
でもですね・・・・だからなんなの?って思う事もしばしば感じます。
そんなに腹直筋に「だけ」効くエクササイズが偉いのか?なんて思ったりします。
よくいるんですよ・・・こう言う事言うトレーナー・・・
「そんな腹筋じゃ本当の腹筋には効かないんですよ」・・・・・
って、したり顔でいう方・・・・(^^;
本当に「だからなんなの?」ってたまに思うんですよね(^^;
エクササイズというのはいろいろな目的があってしかるべきです。
腹直筋に「だけ」効かないエクササイズだとしても全体的な身体活動的な視野から見て、無駄なエクササイズなのか?といわれれば決してそんなことは言えないと思います。
いいじゃない!(^^)
腹直筋と腸腰筋の「両方を鍛えるエクササイズ」としてとらえれば!!
まったく腹筋に効かないエクササイズかといわれればそんな事はありません。
腹直筋繊維が伸縮していればちゃんとある程度は効いています。
足に効いていても、やってみればわかりますが「そういうふうに足に効くエクササイズ」って実はあんまりなかったりするのも事実だったりすると思います。
僕も傾斜をつけシットアップしとていると「足に効いてんなー」と思いつつ腹筋しています。
しかしそこはクランチやドローインとは別目的でとらえて「足と腹筋」の両方を鍛える貴重なエクササイズとして取り組んでいます。
怪我を誘発してしまう、まちがったエクササイズは論外としても無駄なエクササイズなんて実はないじゃないか?なんてよく思う事があるんです。