皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「アジリティトレーニング各種、長所と短所」を大公開!!というテーマでお届けしたいと思います。
最近はスタッフの中でバスケを頑張っていたり、お客様にも野球をしていたり、サッカーをしていたりする方から「いろいろなご質問」をいただくことが多いです。
その中で、そういう方たちへトレーニング指導をする時は必ず、ありきたりなウェイトトレーニングだけ指導するのではなく、
- SAQトレーニング、
- プライオメトリックトレーニング、
- RFD用トレーニング、
- 爆発的エクササイズ、
- ウェイトトレーニング、
- LIIT HIIT LSD
- 各種体幹トレーニング、
- 不安定なサーフェイズ上のトレーニング
などを、その人の競技レベルとやっている競技に照らし合わせながら、その質問に合わせ「ワンポイントアドバイス」していくのですが・・・・・
今日はその中でもSAQトレーニングと競技的特異性について少し話をしようと思います。
SAQトレーニング
SAQトレーニング・・・聞いたことがある人もいるでしょうし、初めてその名を聞く人も多いかと思います。
これは「スピード」「アジリティ」「クイックネス」の頭文字をとったトレーニング法です。
その名の通り、スピードやアジリティ、クイックネスといった能力を向上させるためのトレーニングです。
これだけ言ってもピンとこない方も多いと思いますが、ラダートレーニングやミニコーンを使ったトレーニング、ミニハードルを使った各種ステップ系トレーニングと言えば「ああ、昔部活でやった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これらのトレーニングを本で勉強して自分やる場合、もしくは部活の先生がそれらの本で勉強してそのまま行わせるシーンも多いと思います。
「そのまま行わせる」トレーニングも非常に有効であると思います!
・・・が・・・
そのままでいい?
そのままで「すべてのスポーツ」に役立つ?
という視点を持つことは大事だと思います。
「アジリティトレーニング各種、長所と短所」を大公開!!
アジリティトレーニング・・・敏捷性を養うトレーニングだと思っていただければと思います。
もしくは、色々な方向転換を、俗にいう「キレ」を伴って行えるのかどうか?
さらに、不意の相手のアクションに素早く反応できるのか?
なども含めて、「アジリティ」と言われる事が多いです。
今まで、このアジリティを向上させるトレーニングは主に
- ラダー
- ミニハードル
- ミニコーン
を使ったSAQ(スピード・アジリティ・クイックネス)トレーニングが主流でした。
これらを使って、いかに素早く、ラダーの間をステップしたり、ミニコーンを不規則にタッチできるか?などが、「敏捷性を向上させる」と言われていました。
そう・・・・「言われていました」・・・・
つまり、もう過去形の表現になります。
今でもこれらのトレーニングは「基礎的」なアジリティ能力を向上させるトレーニングとしては、しっかりと取り入れる必要があります。
しかし、「これだけ」をやっていても、「本当の意味でのアジリティ」の能力の向上は見込めません。
要するにこれらもトレーニングであるが故に段階的に取り入れていくことが必要なのです!!
今日は、まず各種アジリティトレーニングの「長所」と「短所」をご紹介していきたいと思います。
計算されたCOD動作
まず、最初にご紹介するのは「計算されたCOD動作」と言われるものです。
これは先ほどのラダー・ミニハードル・ミニコーンなどを使ったトレーニングだと思ってください。
ちなみに「COD動作」とは、「方向転換(Change Of Direction)」のことをさします。
色々なギアを使って、決まったパターン(仮にそれが左右非対称だったり、複雑で不規則などうであっても)で、方向転換やフットワークを鍛えるトレーニングのことをさします。
このトレーニングの長所は
- フットワーク
- バランス
- 一般的な方向転換能力の向上
となります。
そして短所としては
- 不自然で、競技にあまり即していないフットワークを身につけてしまう可能性がある
- 知覚と意思決定の向上をもたらさない
です。
先ほど述べたように、真のアジリティとは、相手の予測のつかない動きにどれだけ素早く反応して身体を動かすかという側面も含まれるのですが、こういった決まり切ったギアを使ったトレーニングでは、こういった能力は向上しません。
つまり、こういったトレーニングは、アスリートレベルの「基礎段階」で導入すべきプログラムとなります。
一般的な刺激を用いたアジリティトレーニング
次にご紹介するのは、「一般的な刺激を用いたアジリティトレーニング」です。
これは
- 閃光
- 点滅する矢印
- コーチの指差し
- コーチの声かけ
などを用いて、方向転換を行うトレーニングとなります。
ダッシュしながら、これらの指示に従って素早く身体の向き進行方向を変えたり、もしくはもうちょっと難しくなると、先ほどの各種ギアを使ったステップワークをしながら、行うという手法もあります。
これらのトレーニングも立派なアジリティトレーニングになります。
このトレーニングの長所は
- 「時間的ストレス」と自然なフットワーク動作をもたらす
です。
時間的ストレスとは、「瞬間的な対応に迫られる」と思っていただいて良いと思います。
これとそれにつられて動く動作はそのままスポーツシーンにとって自然なフットワークとなるのです。
これに対して短所は
- 動作予測など、競技における知覚と意思決定の要素を強化しない
という点が挙げられます。
どういうことかというとまだ競技においての「意思決定」とはちょっと違う側面を鍛えているだけだということです。
だって、競技は走っていって、どちらに矢印が出るかわからない状態から、矢印が出た方に方向転換する・・・・訳ではないですよね(^^;
あくまで、ラダートレーニングのような決められたパターンの動作よりは、ちょっと瞬間的な判断が求められるものの、競技においてはもっと複雑なパターンの瞬間的な判断が必要になります。
んー・・こうしていくと深い話になってきます。
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次のページではこの「意思決定」の能力を上げるドリルを色々とご紹介したいと思います。
