スピード・アジリティ

「アジリティトレーニング各種、長所と短所」を大特集!!

ラダートレーニング(階段トレーニング)について

アジリティトレーニング大特集!!!

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「アジリティトレーニング各種、長所と短所」を大公開!!というテーマでお届けしたいと思います。

「こんなのアジリティテストじゃない!」

アジリティ・・・・俗に言う敏捷性をさされる事が多いです。

しかし、スポーツの世界では、そろそろ単純な敏捷性をアジリティと呼ぶのはやめようと言う動きが出てきています。

どうしても敏捷性のトレーニングと言うと、ラダーを細かいステップで走ったり、ミニコーンを複雑にかけ回るようなトレーニングを想像されると思います。

このタイムが早ければ早いほどアジリティの能力が高いわけではありません!!

ここにまず注意が必要です。

うそ!!!と思われるかもしれないですが、本当です。

その辺の事はまた後日書きたいと思いますが、その一旦を示すのに、プロアジリティテストと言うものがあります。

どう言うテストかと言うと、まず線を3本5m間隔で引きます。

真ん中の線に立ちます

まず前方の線に向かってダッシュです

線まで行ったら、急ブレーキをかけ線にタッチしたら反転して、今度は2本先の線までダッシュします。

線まで行ったら、再び急ブレーキ、線にタッチしたら反転して元のラインまでまたダッシュです。

5m間隔の線なので歩数的には、一番長い線を走る時でもせいぜい8歩くらいです。

最初の線までせいぜい4歩くらいです。

素早くダッシュして、線にタッチ、素早くターン・・・

このタイムが速ければ、いかにも俊敏に動けていて、アジリティが高いと判断されるでしょう!

・・・・・・でも・・・・

実はこのテストではスポーツで必要なアジリティ能力は全くと言って良いほど測定できません!

断言できます!

プロアジリティテストの研究

色々な理由がありますがその一つにこの一件複雑な要素が色々絡みあっているテストですが、このテストの中でタイムに最も影響があった要素を調べたそうです。

最初のダッシュをダッシュ1、最初のターンをターン1とします。

次の一番長いダッシュをダッシュ2、2回目のターンをターン2とします。

最後のダッシュをダッシュ3とします。

ではどの項目が速い選手がタイムが速いのか?

もしくはどの項目を改善させたら、最もタイムに影響を与えたのか?

などを色々調べたそうです。

結果・・・・・

ダッシュ1、ダッシュ3はタイムにそれほど何も関係無いそうです。

そして驚くべきことにターン1、ターン2のスピードが早くてもやっばりそれほどタイムに影響がなかったそうです。

では何がこのテストタイムに最も影響を与えたかと言うと・・・・・

最もタイムに影響を与えたのは最も長い距離のダッシュ2の区間タイムがタイムだったそうです!!

そうダッシュ2・・・最も長い区間のダッシュ・・・

あれ?

最も長い区間のダッシュの能力って・・・・

それアジリティ?

そう、このテストは「ショートスプリント能力テスト」と言った方が正確なんですよね(^^;

そしてそもそもアジリティってなんだったっけ?と思いませんか?

敏捷性・・・・なんですけど、ラダーやミニコーンやミニハードルを素早く動ける能力が敏捷性だと思っている方・・・

それはある意味あっていて、ある意味大外れなんです!

「最新のアジリティの定義」について

アジリティ・・・・・スポーツの世界では非常に重要なポジションを占めます。

アジリティをトレーニングするための道具として

  • ラダー
  • ミニハードル
  • ミニコーン

を置いて、ひたすら、そこで俊敏に早く、より複雑なステップでトレーニングをする・・・

SAQトレーニングと言われていますが、(スピード・アジリティ・クイックネスの頭文字を取っている」、今ではそれほど珍しいトレーニングではなくなってきています。

しかし・・・しかしです。

このトレーニングがスポーツにおける「本当の敏捷性」トレーニングになっているのでしょうか?

まず、「アジリティ」と言われると、「敏捷性」と直訳されることが多いと思います。

このこと自体はまあ、それ以外の適当な日本語が見当たらないため、このままで良いとは思います。

しかし・・しかしです。

例えば、ある二人の選手が、ラダーやミニハードル、ミニコーンのトレーニングの技術、スピードが全く同じだったとしましょう。

ボールスキルなども同じだとします。

しかし、片方の選手のフェイントは鮮やかに決まったり、ディフェンダーであれば相手のボールを止められたりするのに、もう片方の選手はそれができない・・・

結構、スポーツの現場ではあるあるなのではないでしょうか?(^^;

「敏捷性」はフェイントや、相手のボールを取るときに最も発揮されなければならない能力です。

従来の敏捷性の概念でなら、技術も同じ「敏捷性」も同じなら、こう言った球際での大事なシーンでも同じように活躍できるはずです。

しかし、現実的には色々と差ができてしまう・・・

これからの「アジリティ」は「相手の動きを素早く判断してそれに合わせて素早く身体を適切に動かせる能力」と定義されていく可能性が高いのです。

つまりただ単に、ラダーやミニコーンの上で素早く動けてもそれはスポーツで活きる「アジリティ」ではないのです。

刻一刻と変化する状況に合わせて、素早く身体を動かせる能力・・・

素早い反応速度と、それに伴っていかに複雑に素早く身体を動かせるのか?がスポーツで活きる「アジリティ」なのです。

例えば今までのラダーを見てみましょう。

なんでマス目が「等間隔」なのでしょうか?

ミニハードル・・・等間隔で並べていませんか?

ミニコーン・・左右対象に置いたりしていませんか?

規則正しい順番においてあるものの中を素早く動くことが目的ならそれでも良いのですが、スポーツシーンって、そんなシーンないですよね?

如何に変化する中での一瞬の「変化」に素早く対応できるのか?が出来て初めて「敏捷性がある」と言われるものではないのでしょうか?

もちろん最初は、トレーニングギアを等間隔においてその上で基本的な動作を習得しそれを速くできるようにする過程は必要です。

しかし、ある程度いくと、今度はそれにマス目の並びに変化を加えたり、さらにその不規則な動きをしている最中に人に不規則に方向指示を出してもらって、それに素早く合わせて方向転換をする・・・

そう言ったトレーニングが求められてくるのです。

しかも、ただ単にシンプルな動きをしながら反応速度をあげていくのもダメです。

「複雑な動き」「不規則な動き」をしている最中に「変化」を「一瞬」で察知して「複雑な動き」で「素早く対応しながら動く」ことができて、初めてスポーツで活きる「アジリティ」の能力は高まります。

そして反応をする「脳」と、それに対応できる「身体」の両面をうまくつなぎ合わせてトレーニングをしていくことが、今後とても大切になってきます。

ちょっと難しい事を言っているかもしれませんが、言いたいことは伝わっていると思いますが、いかがでしょうか?(^^;

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