スピード・アジリティ

ウェィトトレーニングをすると手打ち手投げになるの?

投球のためのトレーニング

ウェィトトレーニングをすると手打ち手投げになるの?

ここで皆様とのやり取りをご紹介したいと思います。

今日ご紹介するやり取りは次のようなものでした

質問
綱のぼりって効果あるんでしょうか? 腕だけより脚も使った方が全身運動になってよいのでしょうか?
野上鉄夫
腕や背中を鍛えたければ腕だけで、全身を鍛えたかったら足を使ってトレーニングするべきですね(^^)

効果はとてもありますよ(^^)

質問
腕だけでやるとウエイトと同じで手打ちのような感じになってしまうんでしょうか?

そうならないために脚も使えば、下半身から動けていいんですよね?

野上鉄夫
それはちょっと別問題だと思います(^^)

腕のウェイトをやると手打ち・・・ということにはなりません(^^)

というものでした。(^^)

ここでのポイントは「ウェィトトレーニングをすると手打ち、手投げになるのか?」です。

昔から野球などでよく言いますよね。

日本人プレーヤーは「足腰で投げて」、大リーカーは腕が強いから「腕で投げている」と・・・

また、ウエィトトレーニングをすると、腕で打つようになり、かえって飛距離が落ちる・・・

なんて指導する指導者も中にはいたのではないでしょうか?

僕の見ているお客様には、何かのスポーツのためにウェイトトレーニングをしに来る方もたくさんいらっしゃいます。

そういう方に僕がよく言う台詞があります。

実際にプレーしている時は、ウェイトトレーニングで鍛えた場所とか強くなった場所のことは綺麗さっぱり忘れてプレーしてください」と・・

これはどういうことかというと・・・

使いたくなっちゃう」傾向があるんですよね・・・・・どうしても(^^;

例えば、野球のピッチングのために足腰を鍛えようと、ジムにきてスクワットを始めた方がいたとします。

巨人の澤村投手や、この度阪神の監督をしていた金本選手はとんでもない重さでスクワットしていることで有名でした。

それに触発されてトレーニングして、スクワットが5~60kgしか扱えなかった方が、1年で120kgくらい扱えるようになったとします
(実際これくらいのペースで伸びる方は沢山いる)

そうすると選手の心理としてどうなるのか・・・・

これだけ足腰が強くなったのだから、飛距離や球速もきっとものすごく伸びているだろう・・・

と思うのが自然だと思います。

実際、ここまで筋力が上がれば全く伸びないなんて方はほとんどいないでしょう。

しかし・・・しかしですよ・・・・

「こんだけパワーアップしたんだからもっと伸びてもいいんじゃない?」から、

「筋肉がうまく使えていないから飛ばないんじゃないだろうか?」になり、

「もっと強くなった場所を有効に使わなきゃダメだ!」

みたいな心理に変化していっても何ら不思議ではありません(^^;

しかしスポーツの動作というのはそのほとんどが「筋力」や「パワー」で成り立つわけではありません。

ちなみにこう書くとウェイトトレーニング否定派は、鬼の首でも取ったかのように「ほら、やっばりパワーだけじゃダメなんだよ」という方いると思いますが、それもはっきり間違いですので(^^;

筋肉のコーディネーション

スポーツというのは筋肉相互のコーディネーション・・・

つまり「連動性」の上に成り立っていています。

要するにバワーや筋力があっても上手く活用できなければ宝の持ち腐れになります。

で、その筋肉をうまく使うポイントは「強くなった筋肉を使おう!」と「しない」ことです!!

要するに「自然にプレーする」ということが大事なのです!

筋肉のコーディネーションと言いましたが、その中で最も大事なのは「伸張反射」です!

これは、ジャンプするときに一瞬しゃがみこんで、いわば筋肉に「勢い」をつけてジャンプしようとすると思います。

この「勢いのリズム」というのは、筋肉を使おう!と意識するとかえって余計な力みにつながり、スムーズに筋肉が動かなくなります。

力みをとった状態でスムーズに予備動作(伸張反射)を行うことが、そのあとの筋肉の爆発的なパワーを生むのには不可欠です。

伸張反射を使わないスポーツ動作なんてまずありませんので!

自然な予備動作ができればあとはウェイトトレーニングで底上げした筋肉が「勝手に」パフォーマンスを発揮してくれます!

なので、この質疑応答にある、ウェイトトレーニングをやったら「手投げ」になるのではなく「手で投げたくなる」という衝動にかられるのです。

ちなみにウェイトトレーニングで足腰を鍛えたら「足腰を使って投げたくなる」という現象も起きます(^^;

どちらも「意識的」な問題で、そもそも投げる、打つに、「手だけ」「足だけ」を使って動作するのはバイオメカニクス上不可能です。

ウエイトトレーニングで足腰を鍛えても、投げるのは「手」ですし、腕を鍛えても足腰の筋肉は必ず使用されて投げるものです。

特にゴルフのような繊細な動作をする方には、プレー中は筋肉を使おうとはあまり思わないでくださいとアドバイスします!

そうでないとフォームがメチャクチャになってしまう可能性が高いからです。

筋肉は鍛える・・・・けれど試合ではそれを忘れてプレーする・・・

ということが、ウェイトトレーニングの成果をスポーツパフォーマンスに効果的につなげるコツの一つだと僕は確信しています。

何かのスポーツのためにウェイトトレーニングをしている方は宜しければご参考にしてください。

ではでは!

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