「臨床栄養から見た疲労?」
最後にちょっと余談です(^^;
ちなみに僕は栄養士でもなんでもありません。
ただの一介のフィトネスクラブのインストラクターであり、その中でパーソナルトレーニングもしているパーソナルトレーナーであるだけです。
栄養士の方より栄養が詳しい・・・なんてこれっぽっちも思っていません(^^;
そんな僕がなんで臨床栄養なんてワードを持ち出すのかというと、先日とある栄養士の方から「疲労は臨床栄養の世界では、〇〇の数字から見ています」という意見をもらいました。
そこで僕は「疲労の情報は、脳の前頭野で受け取るものですが、その数値の上下と脳の受け取る情報には直接関連を示す文献はあるのですか?」と返したのですが、・・・・
その方からは今のところなしのつぶてです(^^;
まあ、この件を僕なりに解釈してみました。
ない頭をフル回転させた結果・・疲労には2種類考えられるのかな?と思いました。
今まで僕は「疲労」は「疲れを感じて」初めて「疲労」と言えると解釈していました。
しかし、その一方先ほど述べた「マスキング」というものもあります。
これは前述したように、疲れている状態でも何か結果が出て「達成感」を感じると「疲れが吹っ飛んじゃう」状態になることです。
そう実際は「疲れている」のに「疲れを感じていない」ことです(^^)
そしてこの栄養士さんの言う数値は、肝機能の指標であるAST、ALTと色々絡みながら身体のダメージを測る指標として使われているようです。
しかし、それが「脳が疲れを感じるものなのか」というとそれを示すものは、・・・・
おそらくはないのでしょう(^^;
つまり、皆さんが「はーっ・・・疲れた」とつぶやくようなシュチエーションとこの数値は直接的に関係は今のところないようです。
でも身体がダメージを受けているのは確か!
そしてそれは「疲労」と言えるのか?ですね。
そう考えていくと・・・・いろいろと深く考えます (^^)
風邪をひいて寝込んでいる・・・・何かの病気をしている・・・
この状態を「身体が疲れている」と表現していいのか?
んー、確かに、疲れていると言われれば疲れていると言えなくもないけど・・・
例えば身体のどこかに初期の小さな癌があったとしましょう。
これは明らかに身体がダメージは受けていると言えます。
でも本当に初期で普通に生活をしていても自覚症状が全くない方も多いでしょう。
そして特に疲れを感じいるわけでも何でもない・・・
これを身体が疲れている? 疲労?・・・と言えるのか?
・・・・・ちょっと違う気がします。
ちなみに、先ほどの数値は身体に癌ができたかどうかを推測する指標にも使われているそうです。
実際に「疲労」とは、そのメカニズムの概要のすべてはまだよくわかっていないというのが現状です。
なので疲労の度合いはこれを測れば一発だ!
と決め付けるのは、現状ではまだいろいろと早計な部分があると思います。
まあ「頭で感じる疲れ」と「もしかしたら頭では感じられない疲れ」もあるんだうなあ・・
くらいの感じで捉えていればいいのかなと思っております。
皆さんも「表に出ない疲れ」もあると思います。
いろいろと身体は常日頃からケアして「疲労」を溜めないようにしてくださいね(^^)
よろしければぜひご参考にしてください(^^)
ではでは!