その他の部分について
「腕」
えッ?スクワットやる時に腕の注意ポイントなんてあるの?なんて思われるかもしれませんが(^^;
腕はバーを支える時に大事な役割を果たします。
これがしっかりしていないとバーが安定せず、背中の大きな筋肉群に対してもマイナスの効果が生まれます。
バーを握る手は、肩幅よりわずかに広げ順手でバーを握ります。
収縮させた上背部筋にバーを乗せた状態でスクワットの開始姿勢をとります。
そして手首はできるだけまっすぐを保持し、運動中に手首を曲げないようにしましょう!
「首」
どうしてもスクワットの場合、ラックからバーを外して後ろに歩く動作が生まれます。
そしてそこから足のスタンス幅を決めて行くので、どうしてもこの時に「下」を向くことが多いです。
首は「体幹に対してまっすぐか「やや上」の姿勢を保つようにします!
スタンスの幅、つま先の向きを決めるために一旦下を向くのはしょうがないかもしれません。
しかし一旦スタンスを決めたら、必ずルックアップ・・・視線を上げるようにしましょう!
下を向いているとどうしても「背中が丸くなる」のを助長してしまいます。
スクワットを行う時は脊柱は「一つの部位」としてまとまって機能します。
首という1箇所が下に曲がってしまうだけで、脊柱にはスクワットを行う機能に様々なマイナス要因が発生してしまうのです。
首が下に向いているだけで高強度のスクワットを行なった場合に障害を負うリスクは高くなります!
「視線」
アスリートは「視線の方向に傾く」傾向があります。
バイクのレースでは「視線の方向にバイクは曲がって行く」と言われ、ふとカーブの外側のガードレールに視線が動いただけでバイクはそちらに吸い寄せられるように動くものです。
スクワットの場合上げて行く局面で「下」を向くことはよくありません!
やや上に視線を向けていただいた方が、スクワットの一番下に下げたボトムポイントからあげる際、頭や胸から動き始めることができます。
この時に股関節から動き始めるのは実はあまりよくありません。
体幹の過度な前屈を防ぐためにも視線は「やや上」を見ておくようにしましょう(^^)
下半身のエクササイズであるスクワットでも上半身の注意ポイントがかなりある事がわかっていただけたと思います。
色々書きましたがよろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!