皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です。
今回のテーマは遺伝です。
人である以上、この遺伝という物は少なからずついてくる物です。
もちろん鳶が鷹を生んだみたいなこともあるでしょうし、その逆もまた然りです。
ただ、いくらあがいてもまったく無縁という事はありません。
そして今回は、ダイエット的遺伝についてお話ししたいと思います。
遺伝について
正直な所やっぱり影響は少ないわけではありません。
太っている両親から生まれた子供は、やはり体重が多くなりがちだと言えます。
痩せている両親から生まれた子供はやはり、やせているケースが多いと言えます。
もちろんなかには、違うという方も当然いらっしゃって、全てにあてはまる事ではない事も確かです。
隔世遺伝、つまり親からではなく、祖父、祖母の遺伝の要素が強い場合もあります。
でですね・・・
ダイエツトの世界では、この遺伝は隔世遺伝より親からの遺伝の要素が強いんです。
それはなぜか?です。
生活習慣の遺伝
その理由は生活習慣にあります。
やはり、太る、痩せているというのは、生活習慣の上に成り立っています。
親が太っているという事は、違った目線で見れば親が太る生活習慣で実際に生活をしているパターンが多いのです。
歴代ぽっちゃりしている家系というのは、いいかえれば「歴代にわたり生活習慣が太りやすく、それが継承されている」パターンが考えられます。
- 夕食に揚げ物が多い、
- 炭水化物の摂取がとても多い食習慣である、
- 間食にスナック菓子が多い
などの要素は、親の習慣にならって子供の頃に形成されると、そのままの嗜好で成人してしまいます。
すると大人になっても食卓や食習慣が同じ傾向になり、その子がまたそれを継承するといったパターンに陥りるのです。
したがって隔世遺伝というより、親の食生活の影響を直接うける要素が高い為、親からの遺伝という要素が強くなるんです。
そしてこの事は言い換えれば「両親がぽっちゃりしていても、自分の代で食生活、運動習慣を変えれば遺伝の要素をかなり低く抑える事も可能」だと僕は思っています。
うちは歴代太っている家系だから・・とあきらめている方へ。
自分の代でそれを断ち切ろうと努力してみる価値は十分にあると思います。
男性の場合は、奥さんの食生活によってかなり変わる方もいらっしゃると思います。
そう・・・キーポイントの問題は女性の生活習慣です。
食卓を預かる女性は、やはりその習慣が我が子へ引き継がれる割合は非常に高いと言えます。
「体質の遺伝」というより「生活習慣の遺伝」という目線で、いまから少しずつなにかアクションを起こしてみてはいかがでしょうか?
なんでも良いんです。
まずは、夕食の献立の調理方法から変えてみてはいかがでしょうか?
揚げる、炒めるから、煮物、焼き物、蒸かしもの、生で食べる等の割合を増やすだけでも変化があると思います
色々よろしければお試しください(^^)
ではでは!