お酒と肝臓の疲労
酒は百薬の長なんて言葉があります。
確かに少量のお酒は血行の改善を促したり、ストレスの解消に役立ったりと色々とメリットがあることも事実です。
しかし、何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。
飲み過ぎれば当然身体には悪いわけで・・・(^^;
ではどう調整をすればいいのか?です。
「いやいや」俺はちゃんと「休肝日」を設けているから大丈夫だよ」
なんて、思われている方も多いかもしれません(^^)
が、しかしそこも実は色々とあるのです。
実は「休肝日」には医学的根拠がないそうです。
肝臓に対するダメージというのは一週間に飲んだ「アルコールの総量」で決定づけられます。
ではどれくらいの量かというと、1日日本酒なら1〜2合、アルコール換算で20〜40gくらいとなります。
この量で抑えられているのであれば、あえて「休肝日」を設けなくても大丈夫です。
逆に言えばこの量よりも多い摂取量の場合、休肝日を設けてもダメージは積み重なってしまう可能性が高いのです。
ポイントはこの総量を「どう振り分けるのか?」です。
例えば一回2合では飲んだ気がしない!
という方も多いでしょう(^^;
そういう方は1回を3合とし、1週間の総量を守るために週に2回休肝日を作る・・・
という感じで休肝日を設けるのが望ましいのです。
毎晩深酒をしている方は「休肝日を設けているから大丈夫」というわけではなく、肝臓には少しずつダメージが蓄積して行く可能性が高いです。
ただし休肝日を設けることが「無駄」ではありません。
ただ、それだけでは足りていないということがあるということです。
それより1週間で飲む総量を決めてそれを毎日少しずつ飲むのか?
それともメリハリをつけて、飲む日と飲まない日を「総量」を視野に入れつつコントロールしながら作って行くのか?
ということが大切なのです。
肝臓へのダメージが、お酒の種類によって変わるのか?
ワインやビール、日本酒などの醸造酒とは異なり蒸留酒の焼酎は糖質をはじめ不純物が少ないです。
したがって飲み過ぎても体内で暴れず「抜け」がいい・・・
と言われることがあります。
確かに焼酎は飲みやすく、色々なチュウハイが販売されています。
また巨大なペットボトルでもお手頃な価格で売られていたりします。
なので大酒飲み、アルコール依存症の多くはここに辿り着く方も多いです。
欧米ならこれはウォッカに相当します。
しかし・・・肝臓へのダメージってあくまで「アルコールの量」なんです。
飲んだアルコールの種類より飲んだアルコールの量が肝臓へのダメージを決定づける最重要因子です。
アメリカでは2時間で5杯以上の飲酒をビンジドリンクと言われています。
ビンジドリンクとは「大量一気飲み」という意味です。
アメリカではこういう大量一気飲みは問題になっていて、全体的に減少傾向にあるそうです。
そして日本人人では5杯どころか、4杯でも大量一気飲みとなり血圧は上昇、脳卒中などによる急死や事故が増えるそうです。
牛乳効果ある?
しかし、こういうことを聞いたことがある方いると思います。
飲む前に牛乳飲んどけば吸収が穏やかになる・・・・と・・・(^^)
もしくは、チーズをあらかじめかじっておくと胃腸に乳脂肪の保護膜を張っているから、今日の飲み会はこれでOK!
・・・・みたいな・・・(^^;
実はアルコール自体は非常に小さな分子です。
そのため水にも油にもよく溶けます。
仮に油脂の膜があったとしても、あまり関係な、瞬時にそこを通り抜けてしまうのです(^^;
ただし空腹のまま飲酒をすると、吸収は最速になります。
消化器内のアルコール濃度を急上昇させないためにも、何かを食べて濃度を薄めることが肝心です。
また、飲酒量の多い方向けの色々なドリンクも発売されていますが・・・
これらはエピデンスベースでは(明確な研究結果)まだ乏しいというのが現実だそうです。
ただ、飲んでみて結果が良かったという方もいると思います。
(ええ、僕がまさにそうです!(^^))
プラセボ効果も(偽薬効果)含めて、それなりの意味はあると僕は思っています。
ただしいくらこれらの手法を使ってアルコールの吸収速度を和らげたとしても、やはり肝心なのは「アルコール摂取量」です。
肝臓へのダメージという観点では吸収速度云々よりも、どれだけ体内にアルコールが入ったのか?の方が重要です。
物言わぬ臓器と言われる肝臓・・・
壊してしまうと深刻な身体へのダメージとなります。
普段から飲酒している方はぜひ「アルコール摂取量」には十分気をつけていただきたいと思います。
(僕も気をつけます!!!)
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!
