「冷却」について
暑い環境で運動した際、身体をいかに冷却させるのか?
身体の冷却が、暑熱環境での運動パフォーマンスを色々と向上させるという研究結果が多数あります。
また「いつ」身体を冷却させるのか?によって効果も若干変わってきます。
「運動前」に身体を冷却した場合、
- 暑い環境における運動をするにあたっての、心拍数や体温を下げる効果が見込めます。
「運動中」に身体を冷却した場合
- 運動による体温の上昇が抑えられます。
ただし、「汗」の量に関しては当然少なくなるので、「汗の気化」による身体の冷却作用(冷却能力)は、低くなります。
「運動の休憩中」に身体を冷却した場合
- 運動前に身体を冷やした効果と同じ、心拍数や体温を下げる効果が見込めます。
「運動後に」に身体を冷却した場合
- 筋肉の損傷や、運動に対する代謝反応が抑えられる傾向にあります。
どのように身体を冷やすのか?
次に「どのように身体を冷やすのか」です。
クーリングベストというものがあります。
これは身体を冷やす目的で作られている着用できるベストです。
これで身体を冷やした場合にどのような効果があるのかを実験した例があります。
- 温度32度、湿度50%で行った5000m走のパフォーマンスが向上した
という例があるそうです。
ただ、日本ではまだ一般的とはちょっと言い難く、またせっかくホットスタジオで運動するのにベストを着てまで身体を冷やす方はいないでしょう(^^;
そこで割とアナログというか、昔ながらの方法があります(^^)
夏といえば・・・・・かき氷じゃないですか?(^^)
シャーベット状の氷を摂取したらどうなるのか?も実は研究されています(^^)
- 運動前にシャーベット状の氷を摂取した場合、単に運動前の深部体温が低下した
- 暑い環境での最大下の持久系パフォーマンスが促進された
ということがわかっているそうです!んー・・かき氷すごいな(^^;
あと、スポーツクラブであれば、結構設置されていることの多い水風呂!
ホットスタジオで運動したら、そのまま水風呂で身体を冷やすのが快感・・・・
なんていう方も多いのではないでしょうか?
水風呂による効果は、上がった体温を素早く下げることができることと、水に浸かることによる静圧効果が得られます。
そしてより早く身体を冷却したい場合は、当然水温も関係してきます。
実験ベースでは2度の水に浸かることは、8度、14度、20度の水につかるより2倍のスピードで身体が冷却されることが明らかになっています。
まあ、2度の水風呂はなかなかないと思いますが(^^;
スタジオでの運動中に身体を冷やしたいという場合、アイスタオルを首の後ろに当てるという方法もあります(^^)
ホットスタジオでの運動をする際、暑さで朦朧としたり、パフォーマンスが下がるということはよくあることです。
暑い環境でもしっかりとしたパフォーマンスでエクササイズをしたい!という方は、色々とご参考にしてもらいたいと思います。
まずは、スタジオエクササイズに入る前に「かき氷」とか「アイス」を口にして、「身体の中」から冷やしてレッスンに望んで見てはいかがでしょうか?
あと凍らせたタオルを用意して、エクササイズの休憩の間に首の後ろに当てる・・・
そしてしっかり水分補給する!
というところが、まず現実的に取り組みやすいところではないかと思います(^^)
