姿勢・身体の歪み

歪みの科学「「屈曲筋」と「伸展筋」」について

立ってトレーニング

筋肉が強くても体は歪む

まず基本ですが、体のゆがみというのは、

  • 筋肉の強さのバランスが悪い
  • 筋肉の柔軟性のバランスが悪い
  • 動きや姿勢のくせ

によって起こることが殆どです。

ここで気をつけなければならないのは、上記の二つは「弱いから」「硬いから」体が歪むというだけではない!!ことが大事なんです。

なので「バランス」と書いています。

前述した「屈曲筋」と「伸展筋」もこのバランスが悪くなると身体の歪みにつながります。

どういうことかというと「特定の筋肉が強すぎ」ても、特定の筋肉だけ「柔らかすぎ」ても身体のゆがみの発生原因になることがあるということです。

例えば「シックスパック」の腹筋に憧れて「腹直筋」だけを猛烈に鍛えている方がいたとします。

まず「腹直筋」の特性ですが「横」から見た場合「背骨から一番離れた場所にある筋肉」になります。

それに比べ、背中の筋肉群・・特に大きな脊柱起立筋という背骨の脇にある大きな筋肉はまさにそのとおり背骨の近くにある筋肉です。

ここでなにが言いたいかとういうと「テコの原理」です。

つまり、支点・・この場合「背骨」になりますが、支点から遠い所になればなるほど、力を入れた時に動作に必要な力は軽くて済むようになります。

自転車のギアの歯車は、大きい歯車にチェーンがかかっていた時の方がペダルは軽く済むのを想像していただければわかりやすいと思います。

一方、支点に近くなればなるほど動作に必要な力は大きい力が必要になります。

腹直筋が強くなればなるほど「収縮する力が強くなる」ので、てこの原理も手伝って、体幹部が前に屈曲しやすい姿勢・・・・

つまり「猫背」になりやすい状態になるのです。

腹直筋と脊柱起立筋では、本来そのテコの原理で生じる必要な力のバランスの差を打ち消すくらい脊柱起立筋の方が筋肉のサイズも大きく強いです(その他に腰方形筋などもある)。

しかし普段のトレーニングから背中はあまり鍛えず、腹筋ばかりしているとそのような状態になる可能性が出てくるのです。

体幹を鍛えれば姿勢が良くなる・・・・と考える方も多いと思いますが、実は何事も「バランス」が大事なんです。

もちろん大抵の方は「体幹が弱い」、つまりこの場合背中の筋肉の方が強いというバランスであるために、腰が反ったりします。

また腹筋で姿勢を支えることができず強い背中の筋肉の張力で姿勢を保とうと、おへそを出してそっくりかえった状態で立ったりして、身体が歪んでいくということの方が多いことは間違いありません。

僕がお客様によくいうのは「お腹の筋肉の方が遺伝的に弱い」ということを伝えています。

そもそも四足歩行の動物が進化して2足歩行になった過程上当然で、人間よりよっぽど筋力のあるライオンや虎だってお腹を触ればプニプニなはずです。

こんなに腹筋が強いのは2足歩行をしている人間や、ゴリラくらいなものでお腹側の筋肉はなにもしていないと遺伝的に弱くなっていくのが普通です。

しかし背中はすべての動物・・・たとえば四足歩行している動物なら飛びかかったり走ったりする時に大きく使われる部分なので、大概強いのが普通です。

人間もなにもしていなくても、遺伝的にそもそも背中の筋肉は大概強くできているものです。

もう一度いいますが、何事も「バランス」が大事です。

是非自分の弱い筋肉をイメージしてそこを鍛えていくようにしましょう(^^)

前述した「屈曲筋」と「伸展筋」もバランスが悪くなると身体の歪みにつながります。

歪みが気になる方は、ぜひご参考にしてください(^^)

ではでは!

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