肩・腕の筋トレ

バーベルショルダープレスのフォームの注意点について

バーベル・ショルダー・プレスのトレーニング

ハイファイブポジション

バーベルショルダープレスは、ざっくり二つのやり方があります。

一つはフロントショルダープレスというバーベルを顔の前におろして行うやり方があります。

もう一つはバックショルダープレス(ビハインドネックショルダープレス)と言われることもある)といって頭の後ろに下ろして行う方法があります。

たまに質問をいただくのが「フロントショルダープレス」と「バックショルダープレス」のどちらがいいですか?というご質問です。

ここでちょっと頭に入れておかなければならないのは「ハイファイブポジション」と言われるものです。

これはこのような腕のポジションを指します。

これが行き過ぎると「肩の損傷のリスクが高まる」とされています。

この点を踏まえて最近ではフロントショルダープレスを勧められることも多いと思います。

ただ僕は本当に個人的にですが、割と「バックショルダープレス」の方を進めることが多いです。

そしてできれば初心者の方には「座って」行うシーテッドショルダープレスを勧めています。

さらに座ってやる場合は「アジャストベンチ台」という背もたれに背中を預けられるようなベンチ台の使用を進めています。

確かにハイファイブポジションは気にしなくてはいけないのですが、そもそもそれを気にするようだとサイドレイズ、スタンディングローなどのエクササイズも全てダメということになるんです

そして肩に既に損傷のリスクを抱えている方には、そもそもフロントもバックも両方のプレス系エクササイズはやってはいけないエクササイズになります。

なので肩に特に問題のないかたであれば、そこまでは気にせず色々トータルのリスクを考え初心者の方には僕はバックショルダープレスを勧めています。

フロントを勧める場合は、より胸の上部と肩の前部に効かせたいという希望があるお客様か、かなりショルダープレスに慣れていてフォームのエラーのない方にのみお勧めをしています。

またバックであれフロントであれ、アジャストベンチがあれば迷わずそちらを使用することを勧めます。

背もたれのないただのベンチ台でやると結構ひっくり返る方いらっしゃるからです(^^;

そして背もたれのないただのベンチ台でやるのならまだ足と体幹で踏ん張れる立って行う方が良いと僕は思っています。

(後ろに補助者がいる場合なら背もたれのないベンチでもOK)

バーベルのショルダープレスを顔の前に下ろすのか?後ろに下ろすのか?悩む方って割といらっしゃると思います。

僕個人的なオススメの順番としては、

アジャストベンチ台を使ったバックショルダープレスで動作に慣れたら、同じくアジャストベンチ台を使ったフロントショルダーフレスに漸進していく

どうしてもアジャストベンチ台がない場合スタンディングでのバックショルダーブレスで動作に慣れてから、スタンディングのフロントショルダープレスに漸進していく

・・・です。

そして背もたれのないただのベンチ台で座ってのバーベルショルダープレスはあまりお勧めできない・・・

ということになります。

よろしけれぱご参考に!

ではでは!

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インストラクター&パーソナルトレーナー歴30年の野上が、ブログでは書ききれなかった情報をYouTubeの動画で分かりやすく解説しています。

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