疲れ・疲労回復

疲労「汗バテ」について

汗について

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「汗ばて」というものについてお話ししようと思います。

汗ばて・・・・とはなにかというと、その名の通り、汗をかくことによって、ばててしまう状態のことを言います。

いや、汗をかくような状態は、普通にそれだけで疲れるんじゃ無いの?と思われると思います。

確かにそうなんですが、 まあこれはこれで色々とあるんですf^_^;

「中枢性」と「末梢性」の汗バテ

まず汗ばてには「中枢性」と「末梢性」の2種類があります。

また始まったよ!難しい言葉使うの好きだな・・・

・・・とも思われるかもですがf^_^;

まあ言葉を覚える必要は全く無いのですが、一応2種類あるんだな位に思っていて下さい。

で、まず最初に肝心の「汗」の事から書こうと思います。

人間は運動している時に筋肉で消費されるエネルギーで、実際に筋肉の収縮に使われるのは20〜40%程度だそうです!

え、じゃあ残りの6割も筋肉の収縮に使えれば俺、めっちゃベンチプレス上がって、走るのもめっちゃ速くなるんじゃね?

いやいやそれはできないんですf^_^;

残りは「熱」に変わってしまうんです。

そしてこの熱を下げないと人間は活動し続ける事が出来なくなるんです。

体温はこの筋肉の活動などにより熱を生む「産熱」と、汗などによる「放熱」のバランスの上で成り立ちます。

しかし、日本の夏などではこの放熱に問題があるんです。

どういうことかというと、日本の場合「多湿」という厄介な状況にあるからです。

雨の日に洗濯物が乾かないなんて経験は誰でもあると思いますが、これは湿度が高いからですよね?

日本の夏は湿度が高いので汗が乾きにくい環境、つまり放熱しづらい環境であるとも言えます。

そうなると、体温を下げようとさらにドンドン汗をかく事になり、結果「汗ばて」を起こしやすくなるんです。

「中枢性」の汗バテについて

「中枢性の汗ばて」というものがあります。

これはなにかというと「脳がブレーキをかける」事だと思って下さい。

?・・・・どういう事?

身体の奥の方の体温というのは、37度前後で働くように設計されています。

そして深部体温は37度に維持されるように身体は出来ているんです。

皮膚や脳で体温の上昇を感知すると人間は皮膚血管を開いたり発汗で対応します。

汗が「気化」する際にものすごく熱を消費するので、その「気化熱」で体温を調整するのです。

しかし、暑いところに留まり続けたり、運動を継続し続けたりするとどうなるかというと、冷却が追いつかず臓器などを適正に動かすのに必要な深部体温が上がりかねない状況になります。

すると大脳が「もうそんな事はやめなさい!」という指令を発するんです。

脳が危機察知するんですね(^^)

これが中枢性の汗ばてのメカニズムです。

バテる・・・・つまり疲労は「脳」が「疲れた」と感じて初めて「疲労」と言えます。

脳がブレーキをかけるという事は、脳が「もう疲れたから動くのやめよう?」という疲労のサインを出す事によって身体活動にブレーキをかける事になります。

汗をかき過ぎる事・・・といよりそれでも冷却が追いつかない場合に、脳がサインを出して身体活動を停止させるんです。

脳ってすごいですねf^_^;

末梢性の汗バテ

末梢性・・・・つまり末端のお話です。

要するに発汗疲労というやつなんですが、汗ばての言葉のイメージからするとこちらの方がしっくりくるかもしれません。

筋肉を動かし続けるとやがて疲れて動かなくなってしまうように、汗腺・・・

つまり汗を出す場所も、汗を出し続けると疲れてしまうんです。

皆さん「汗の原材料」ご存知ですか?

いやいや、水と塩なんじゃね?

と思われるかもです。

確かにそうなんですが、ちょっと考えれば分かりますが、人間の体の全身に透明な水って行き渡っていますでしょうか?

傷を負ったら透明な水が出てきますでしょうか?

違いますよね?(^^;

身体のどこを怪我しても出てくるのは「血」のはずなんです!

そう、汗の原材料は「血」です。

えっ?俺血を流しながら運動しているの? と思われるかもですが(^^;

あくまで「原材料」ですからね(^^;

汗腺の分泌腺は毛細血管に囲まれていて線細胞が並んでいます。

毛細血管から、赤血球やたんぱく質などを除いた液体成分が線細胞に移動して開口分泌という方法で汗の元となる液体として導管に分泌されて汗として出て行くんです。

やっぱり血を流している?(^^;

血と涙と汗の結晶って結局元は同じということなんでしょうか(^^;

ちなみに汗がしょっぱい原因の塩・・・つまりナトリウムは導管を進んでいくうちに再吸収されます。

これだけの作業を全身の汗腺が一斉に行うとそれなりのエネルギーを使います。

汗腺がエネルギーを使う・・

つまり汗をいっぱいかいていくとだんだん汗も塩辛くなっていく経験をされた方も多いと思います。

これは先ほど書いた、開口分泌や再吸収が、だんだん汗腺が疲れてきて滞るようになり体外に排出されたナトリウムの量が増えるからなんです。

ちなみに、この汗ばてが運動時に起きやすいボーダーラインというのがあります。

、LT値・・・乳酸性作業閾値というものなんですが、あるところのレベルを過ぎた強度で有酸素運動を続けていくと、体内の乳酸が急激に上がるポイントがあります。

その運動強度のことを乳酸性作業閾値というのですが、それを超えるとこの汗ばてが起こりやすくなります。

つまり軽い運動では起こりにくいんです。

またこれがLT値を超える運動が長く続かない要因の一つでもあるんですね。

では、この「汗ばて」なんとか防げないのか?ということなんですが・・・・

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