皆さんこんにちは!
パーソナルトレーナーの野上です
今日は筋トレしている人なら誰でも聞いたことのあるサプリメント「プロテイン」についてお話ししていこうと思います。
プロテイン・・・・飲んでいる方多いのではないでしょうか?
僕も飲んでいますf^_^;
最近はジムでシェイカーに入れたプロテインを冷水機の水で溶かしてトレーニング後すぐに飲むという光景が、もう当たり前のようになっています。
なぜ筋トレ後にプロテインを飲むのかと言うと、筋トレ後に吸収の良いタンパク質を摂取すると、通常時に同じ量のタンパク質を摂取するよりはるかに筋肉を大きくする効果があるからです!
いくつかの研究証明されているのですが、ここでポイントなのが「吸収速度」です!
これが速ければ速いほどいいです!
そしてプロテインには素材によって様々なタイプのプロテインが存在します。
最も吸収速度の速いプロテインの代表として有名なのは「ホエイプロテイン」です。
これは乳清といわれるものが素材となっていて、今最も普及しているタイプのプロテインだと思っていただいていいと思います。
このとてもポピュラーな「ホエイプロテイン」について、さらに少し詳しくお話をしていこうと思います。
「ホエイプロテイン」の種類について
まず一口にホエイプロテインと言われていますが、細かく追求していくと大まかに4つのタイプに分かれます。
よくプロテインの表紙や裏にこう書かれているのを見たことがありませんか?
WPC製法・・・とか、CFM製法とか・・・・
あれって一体なんなの?
どれが優秀とかあるの?
・・・・なんて思ったことないですか?
まず、大雑把にホエイブロテインの精製方法には4つのタイプがあります。
- WPC(濃縮膜処理方)
- WPI(イオン交換法)
- CFM製法
- WPH(加水分解ペプチド)
んー・・・どれもすごそうなんだけど・・・(^^;
裏表紙にこれらの製法が書かれていたら、そう思っちゃいますよね(^^;
では説明していきましょう(^^)
WPC
まず一番上のWPCですが、これは生乳を主に樹脂製のフィルターで膜処理し濾過して得られた液体を濃縮し噴霧乾燥機にかけて粉末状にする方法です。
ホエイの中では最も価格が安い分類に入ります。
他の3つの製法と違い乳糖がやや残るので、牛乳でお腹がゴロゴロする人にはちょっと不適かもしれないです。
その反面その他の生理活性成分(健康にいい諸々の成分)も他の3つの製法と比べて残りやすいです。
WPI(イオン交換法)
次にWPI(イオン交換法)ですが、カラムという筒の樹脂側にマイナス電荷をかけてホエイを樹脂表面に集めて作る方法です。
そして不純物・有益な物質の両方が除去されます。
ホエイだけを高濃度に作れる方法と言えます。
CFM製法
次はCFM製法ですが、特殊なセラミックの膜を通してWPI同様不純物は除去します。
WPIとの違いは、生理活性成分(健康にいい諸々の成分)が残る・・・
しかもWPC以上に残るという。まさにいいとこ取りの製法です(^^)
・・・その分お値段が張る傾向にあるのが玉に傷ですが(^^;
加水分解ペプチド
最後の加水分解ペプチドですが・・・
大豆プロテインもしくは、ホエイプロテインを微生物に含まれる酵素でアミノ酸を2個ずつ脱水縮合させてペプチド状態にしたものです。
ペプチドとは十数個から数十個に集まった状態のことを言います。
これは体内に吸収速度に関しては、最も細かく分解された状態の「アミノ酸」より多少固まった状態・・
つまりペプチド状態のアミノ酸の方が実は体内への吸収、さらに筋肉の合成が早い事がわかっています。
WPI同様、不純物・有益な物質両方が除去されます。
吸収速度特化型と言えばわかりやすいでしょうか(^^)
そしてやっぱりその分お値段が張る傾向にあるのが玉に傷ですが(^^;
吸収速度の関係と、飲む量の関係と、懐具合の関係と(^^;・・・
色々あると思います。
僕は普段からこまめに飲むタイプなので、安いWPCのもの5KGとかを一気に買って、気軽にこまめに割と1日にそこそこの量を飲んでいます(^^)
(懐具合が寂しいという事情もありますが(TT)
それぞれ、皆さんの事情に合わせて選んでいただいて全然大丈夫だと思います!
関連YouTube動画
次のページではこの吸収速度が最速であるペプチドのプロテインについてさらに少しお話しいたします