筋トレの生理学

ウエイトトレーニングは体の可動域を狭くする?について

胸の筋肉

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は皆様とのやりとりを詳しくご説明させていただこうと思います。

今日ご紹介するのは、このようなやりとりでした。

質問
突然すみません

今日ある本でウエイトトレーニングは体の可動域を狭くするって書いてありました。

理由としては、重くなり動かなくなったりしてしまうのが原因らしいです。

これって、本当ですか?

お願いします

野上鉄夫
ヘビー級の総合格闘家の身体を見ればわかると思います(^^)

みんなムキムキですけど、柔軟性も抜群ですよ(^^)

質問
わかりました!ありがとうございます

というものでした(^^)

これですね・・・さらっと答えているんですが、実は結構深い問題でして・・・

一応、この答えは、トレーナー向けの筋トレのテキスト本に書かれているようなことを、わかりやすく例えて答えてみたのです・・・

・・が・・・・色々深いんです(^^;

筋トレと柔軟性を研究した事例

まず、筋トレと柔軟性を研究した事例は数多くあります。

そしてテキスト本に書かれていることは「筋力トレーニングをすると関節の可動域を普段から大きく使うため、関節可動域が広くなり柔軟性が向上する」・・・

と書かれているものが多いです。

これはもちろんこれであっていると思います。

例えば普段から運動を全くしていないシニア層や中高年層の方を想像して見てください。

お腹はなんとなくメタボ・・・

動作もゆっくり・・・動きも硬い・・・

こういう方たちに運動を処方し、関節の可動域を大きく使うような筋トレを週に2〜3回行わせて見る・・・

そりゃ、柔軟性も向上しますよね(^^)

当然だと思います(^^)

ただこういうご質問をSNSでされる方のイメージは、多分そういうのをイメージしていないと思うんです。

もっと普段からガンガン部活でスポーツをしていて、そういう方たちがめっちゃ筋トレして筋肉をつけたら柔軟性が落ちてしまうのではないか?

なんていうレベルでご質問をされていると思います。

そしてここからが「深い」のですが・・・

まず問題点として上がるのは、そもそもの前提の部分です。

どこの柔軟性のこと言ってんの?

つまり「どこの柔軟性のこと言ってんの?」というところです(^^)

みなさんの多くは柔軟性って「開脚の前屈」が柔らかければ柔軟性が高いとイメージしていませんか?

そりゃ脚を広く広げて、体を前にペターッと倒すことができれば「おおっ!身体柔らかいじゃん」ってなりますよね?(^^;

でもこの方は「肩」はとても硬かったらどうでしょう?

野球の投手では致命的ですよね(^^;

まず大抵の筋トレはこの「開脚の前屈」に関しては関係はほとんどありません(^^)

スクワットやデッドリフトなどの足腰の筋トレをしたところで、股関節周りの柔軟性が落ちるということはほとんど見られません。

次にベンチプレス やラットプルダウン 、ショルダープレスなどの筋トレで肩周りの筋トレをした場合ですが・・・

これは誤解を恐れずにいうと、筋肉がとても大きくなった場合、その筋肉が邪魔をして可動域が狭くなることは・・・

あり得る・・・と思います。

ただ普段から肩が硬い方が筋トレにより可動域を大きくトレーニングした場合、例え筋肉がついても肩の柔軟性は向上するでしょう!

つまり割と「個人による」というところが本音です。

もちろん中には筋肉がめっちゃついても柔軟性が高い選手もいます

Q&Aで答えたように、ヘビー級の総合格闘家などは筋肉モリモリでも肩周りの柔軟性は高い選手が多いです(^^)

これは、筋トレ・・というよりもストレッチを普段からやっているのか?いないのか?の問題の方が大きいです。

さらに言えば「成長期にしっかりとストレッチをたくさん行なっていた」選手は比較的筋トレをしていようがいまいが、肩周りの柔軟性は高い傾向にあると感じています。

もし筋トレをして身体が硬くなったと感じた場合、その多くは筋トレで硬くなったというより「ストレッチをしていないから身体が硬くなった」というように考えた方が良いと思います。

ぜひ筋トレをしているかたで「身体の柔軟性も気になる」と思われている場合は「筋トレ」と「ストレッチ」を併用して行なっていくようにしてください(^^)

その場合トレーニングの順番は「筋トレ」をしてから「ストレッチ」をしていく順番が色々とオススメです(^^)

よろしければご参考にしてください(^^)

ではでは!

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