栄養・サプリメント

【解説】プロテイン以外のサプリメントについて

年代別に必要な栄養!

みなさんこんばんは!

パーソナルトレーナーの野上です。

今日はプロテイン以外のサプリメントについてと言うテーマでお届けしたいと思います。

最近は、いろいろなサプリメントが出ていますよねf^_^;

その宣伝文句を見ると、これも良さそう、これも効きそうと、筋肉好きの諸氏の購買意欲をかきたてるものばかりです。

しかし、中にはこれとこれって結局同じなんじゃない?

何が違うの?

なんて思わせるものもあります。

特にややこしいのは各種アミノ酸系サプリメントで、特定のアミノ酸を大きく取り上げ、これは効果がありますよみたいに売られているものも多いです。

それって結局プロテイン普通に飲んで入ればいいんじゃね?なんて思わせるものも多くあります。

そこで今日は代表的だと終われるサプリメントの効能などを簡単にまとめてご紹介したいと思います。

アミノ酸類、そしてクレアチン

BCAA

これは、バリン、ロイシン、イソイロシンと言う3つのアミノ酸が鎖のように連結しているアミノ酸の事です。

効果としては、筋肉の再合成を促進しやすいという点がわかっています。

これは筋トレをしている最中にグリコーゲンが枯渇した場合、筋肉の分解を防ぐ役割があるというものです。

よく飲料として、水分補給とともに摂取が推奨されるのは筋肉の分解を防ぐ目的が多分に含まれていると思います。

関連YouTube動画 いつ飲めばいい? プロテインと何が違うの? BCAAについて!!

グルタミン

グルタミンです。

これも・・・・アミノ酸ですf^_^;

骨格筋に最も多く含まれているアミノ酸であり、その割合は50%とも60%とも言われています。

運動で最も多く消費され、必要に応じて別のアミノ酸に分解されることも多いアミノ酸です。

EAA

これもアミノ酸ですf^_^;

エッセンシャル・アミノ・アシッドの略で、他のアミノ酸から合成できないアミノ酸9種類を適正な比率でまとめたサプリメントです。

これに加えて「有効とされる」非必須アミノ酸オルチニンを加えた製品も出ていますf^_^;

えー、・・・・そろそろ雰囲気が伝わっていると思いますが・・・

僕の個人的な所感で言わせてもらえれば・・・・

で?だから何?・・・・ですf^_^;

お金に余裕があり、こういうのが好きな人にはお好きにどうぞ・・・

というのが正直な感想です。

だってアミノ酸でしょ?

プロテイン飲んでれば十分でしょ?

アミノ酸はタンパク質が分解されていったものです。

タンパク質の1日の摂取上限はある程度決まっており、しかもその吸収にも限界があります。

アミノ酸スコア100のプロテインとさらに食事から十分なタンパク質(アミノ酸)を摂取していて、プラスαこれらアミノ酸をさらに各種別途に摂取するメリットは、あまりコスパ的によろしくないと思います。

効果が全くないとは言いませんが、普通にプロテインを十分な量飲んでいてトレーニングしているのと、これらのサプリメントをさらに加えて飲んだ場合の明確な差が生まれるのかどうかは個人的にかなり疑問に感じますf^_^;

だって、アミノ酸なんだから・・・・

プロテインで、その量は十分な量は確保できるのだから・・・

それにお金をかけるのなら、まだ「クレアチン」の方が良いと思っています。

「クレアチン」

プロテイン以外でオススメのサプリメントは?と聞かれたら僕は「クレアチン」をお勧めする事が多いです。

これははっきり、しかも割と短期間でその効果を実感できると思います。

クレアチンは筋トレ時に直接エネルギーとして使用されるものです。

つまりアミノ酸とはその性質は全く違います。

そのクレアチンも進化していて、世代が3つほどあります。

通常はクレアチンは「クレアチン・モノハイグレード」と言う構造をしていますが!これが第1世代です

クレアチンは水分を同時に十分に取る必要があります!

これをピルピン酸と結合させて水に3倍以上溶けやすくしたのが「クレアチンピルペイド」と呼ばれるものです。

これは人体での利用が3倍以上向上されています。

赤いザクみたいですね^_^

そして最近では水に溶かしてもクレアチニンになりずらい「クレアチンALK」というさらに体内での利用効率が高まっているものが発売されています。

さしずめゲルググくらいになっているかもですf^_^;

冗談はさておき、下手に高額なアミノ酸に手を出すならそれよりは本当にクレアチンを進めます。

まずは基本となる食事で十分に栄養をとるようにして、さらに効率化をはかりたいのならプロテインと、マルチビタミン、余裕があればクレアチン、そしてさらに気になるようなら各種アミノ酸サプリメントという順番がいいかなと思いますが・・・

いかがでしょうか?

プロテインやアミノ酸類、そしてクレアチン以外のサプリメントについて

耳慣れているものもあれば、そうでないものもありますが、代表的なものを色々と用法なども交えて簡単に紹介していこうと思います。

まずは・・・

デキストリン!

ん?早速、なんか聞いたことのあるような無いような・・といった感じだと思いますが(^^;

これ、よく加工食品の裏の成分表を見ると書いてあることが多いです。

特に「マルトデキストリン」なんていう表記をされていることも多々あります。

で、これが何かと言うと、簡単にいうと「糖」です。(複合糖質)

トウモロコシやでんぷんなどを消化酵素アミラーゼで分解して得られる物質はブドウ糖が数個から十数個結合しており、消化吸収が速やかになっています。

(易消化性デキストリン)

アミノ酸もそうなんですが、最も細かい「アミノ酸」まで分解されている「アミノタブレッド」よりも、アミノ酸が数個から十数個結合している「ペプチド状」のプロテインの方が吸収や筋肉の合成が早いのと同じ理屈です(^^)

さらにこれに単糖のブドウ糖(グルコース)を配合させたサプリメントが売られていたりします(^^)

これらはマラソンや筋トレなどでメインのエネルギーとして使われるグリコーゲン=糖質を速やかに補給させるサプレメントです。

ただし、あまり「デキストリン」という名で売られていることは少なく、例えば最もポピュラーなもので言えば「ウィダーインゼリー」なんかは、裏面を見ると「マルトデキストリン」と表記されていますね(^^)

そして、これ逆のパターンもできるのです。

なにが逆かというと、わざと「消化吸収のスピードを遅くした」デキストリンもあるのです。

アミラーゼで分解されなかった成分は糖の吸収を遅らせます。

(難消化性デキストリン)

糖の吸収を遅らせるということは、血糖値の急上昇などを防ぐ働きがあるので「糖尿病の予防」だったり、ダイエット関連のサプリメントに含まれていたりします。

健康系のお茶とか(脂肪の吸収を遅らせると銘打たれているもの)、青汁などに配合されていますので、裏の成分表に(難消化性デキストリン)なんて書かれていたら、これのことだと思っていただいていいと思います(^^)

筋トレするときは、(易消化性デキストリン)を、ダイエットのときは(難消化性デキストリン)を使い分けないと、完全に逆の効用がありますのでご注意ください!

「コエンザイムQ10 」

もう一世を風靡した感があり、薬局に行けば今でも大きく売り出されています(^^;

でも・・・あれ?どんな働きがあるんだろう?なんて思ったことないですか?

通称CoQ10ですが、これは全身に何十兆個もある「ミトコンドリア」と言う細胞があります。

この「ミトコンドリア」の中で、糖質やたんぱく質、脂肪がエネルギーに変換しています。

CoQ10はこの場所での燃料を燃やす「スパークプラグ」の役割を果たすとよく言われます。

えッ? スパークプラグがわからないですって?(^^;

まあ、最近の若者は車離れが激しいですからね・・・(^^;

「スパークプラグ」とは車やバイクのエンジンの中でガソリンに着火させる火花を発する装置です。

つまり糖質や脂肪をエネルギーに変換させやすくするための成分だと思ってください。

働きとしては、心臓や肺の機能を高め運動をスムーズにさせる効果があるとされています!

40歳以上になると不足すると言われていて、そのため薬局の健康サプリメントコーナーにたくさん陳列されているのです!

「クエン酸」

あと、運動関係で知っておきたいのは「クエン酸」です。

疲労回復のための代表選手的な存在です。

運動時のエネルギーを獲得するクエン酸サイクルというものがあるのですが、このサイクルの一部であるクエン酸を補給することによってサイクルが速やかに進行し、疲労回復に効果があると古くから認められています。

また食べたものがエネルギーに変わりやすくなるので、ダイエットしたい人にもオススメだったりします。

またカルシウムの消費を抑制したり、吸収を高めることも知られています。

筋トレ時に直接エネルギーとなる糖質系や、そのエネルギー代謝に働きかけるサプリメントをご紹介させていただきました。

ただ、闇雲にサプリメントに走らず自分に今なにが不足していてなにが必要かを見分けることはとても大切です。

糖質はバナナで補給しようとか、疲労は特に溜まっていないとかであれば、今日ご紹介したサプリメントは必要性が低いと言えます。

自分と向き合い、必要なものを必要な量補給していくことをお勧めいたします(^^)

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