みなさんこんばんは!
パーソナルトレーナーの野上です。
今日のテーマははみんな気になる「体脂肪率」です。
これ・・・・かなり勘違いが多いんですよね。
今日は今更聞けない体脂肪率について色々とご紹介していきたいと思います。
みなさんとのやりとりを一つ詳ご紹介
ご紹介するのは、このようなやりとりです(^^)

ご相談があります。私は野球から長距離へ競技転向しました。
10キロ以上減量しましたが、ランナー体型を目指してます。
いま10kのPBが35分ジャストですが、こんな筋肉質のランナーはあまりいません。
現在61キロです。55くらいを目指してます。
体脂肪も8パーセントくらいなのでこれ以上の減量は無理なのでしょうか?

というものでした。
そう!・・・体脂肪率!
皆さん気にしてますよね(^^)
この体脂肪率について、皆さん知っているようで、知らない方が多いといつも指導現場で感じています。
「野上さん、私、体脂肪率何%なんだけど、これって多いかな?」
・・・・とか・・・・・
「体脂肪率何%にしたいんだけど何すればいいですか?」
・・・・とか・・・・・
ジムでの実際のとある測定例
ジムで体組成測定をしたお客様が珍しいパターンの症例が出たので、ちょっとご紹介したいと思います。
どんなパターンかというと、前回の測定から1年以上空いており、その時は肩を痛めていたので、ベンチプレスがいつもの半分くらいの重さでしか出来ない状態での測定だったのです。
それから肩も治り、今は以前の重量でトレーニング出来るようになった方です。
体組成測定をしたら当然筋肉量がとても多くなっていました!
まあこれは別に珍しくないんですが、実はこの方・・
脂肪も増えていたんですf^_^;)
まあこれも珍しくはないんですf^_^;)
問題は・・・
「体脂肪率」が減っているんです!!(◎_◎;)
あれ?さっき体脂肪も増えているって言ってなかったっけ?
そう、体重増、筋肉量増、脂肪量増、体脂肪率減!! というパターンなんです。
????と思う方がいると思いますが、実はこれであっているんです!
この場合、筋肉の増えた量が、脂肪の増えた量より多かったのでこの様な現象が起きるんです。
この場合太ったのか痩せたのかの判断が難しくなりますが、僕は体脂肪率より体脂肪量を重視するので、太ったと判断します。
事実この方の内臓脂肪はかなり増えていたので・・。
また、これも珍しいパターンで、皮下脂肪はわずかですが減っているのに内臓脂肪は圧倒的に増えていたんです。
従って「太りましたね」と判断させていただきました。
もちろんこの場合は、食事と飲酒のコントロールのご指導(うちのジムでは「野上の脅し」とサウナで皆さん言っているそうですが)をさせていただきます
皆様も定期的に体組成測定を受けられることをオススメいたします(^^)
まず僕は体脂肪率に関しては「参考程度に捉えてください」とお客様には指導しています。
また「体脂肪率だけで体脂肪が増えた、減ったを判断しないでください」ともよく言います。
それはなぜか?です。