異所性脂肪がつきやすいのは・・
そしてこの異所性脂肪、なんと日本人につきやすいんです!
BMIという身長から割り出した体重の適正範囲を示したスコアがあります。
このスコアは欧米人よりも日本人の方が適正範囲の数字がきつく設定されています。
これは実は日本人の方が少ないBMIでも疾病率が高いのでこうなっています。
さすが「和牛」の国、日本!
牛だけでなく、人間も霜降りになりやすいということなんでしょうか?(^^;
この日本人につきやすい異所性脂肪・・・・
そして実はちょっと危ない異所性脂肪・・・
前のページで述べたようにこれは焼肉の「霜降り」のように「筋肉の中」に「脂肪がある」状態が人間に起こるっている脂肪のことを言います。
外国人は高脂肪食を食べ続けると、日本人では考えられないくらい脂肪を蓄えて、大きな体(超肥満体)になることができます。
ちょっと言い方悪いですが「スーパーおデブさん」な外国人さんいっぱいいますよね(^^;

ところが日本人はある意味で「そこまで大きくなれない」のです。
脂肪を蓄えるのが下手なので、高脂肪食を食べ続けると皮下脂肪や内臓脂肪以外の場所に、外国人以上にたやすくつきやすい体質を持っているんです。
では、それ以上食べ続けるとどうなるのか?ですが・・・
これ実は外国人より非常に速く色々な病気になりやすいのです。
糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、高血圧症・・・・色々とあります(^^;
外国人はある意味「健康なデブ」になりやすいとも言えます(^^;
(言い方悪いなあ・・・・(^^; )
そして、ここからが今日の本題ですが・・・・
みなさん、この異所性脂肪「どうせ高脂肪食をある程度長い期間、食べ続けて肥満状態にならないと筋肉の中までは脂肪なんてつかないでしょ?
とタカをくくっていませんか?
これですね・・・・ちゃんとデータがあるんです。
順天堂大学の研究では、たった「3日間」高脂肪食を食べ続けただけで筋肉の中の脂肪はなんと30~40%も上がったという結果が出たそうです。
美味しい牛肉は、かなりの年月と手間を必要とすると思いますが、人間はたった3日で神戸牛になれるかもですね(^^;
ちなみにこの研究は健常者50人に「総カロリーの60% が脂質」という高脂肪食を食べさせた後で筋肉の中の脂肪を測ったそうです。
年末年始の忘年会シーズン・・・3日連続で飲み会・・・なんてザラですよね?
確実に「筋肉の中」にも脂肪の魔の手が伸びています!
また伸びるのは「筋肉」にだけではありません!
実は「心臓」にもその魔の手は伸びるんです。
冒頭に書いたように保温やクッションのためになんと心臓の周りにすら脂肪があり、100ccまでが正常の範囲とされていますが高脂肪食を食べ続けると当然この許容量を超えてしまいます。
一般的には、肝臓への蓄積が先とされているので、逆に言えば心臓にこの異所性脂肪がたまってしまった場合はかなり深刻とも言えます。
そして痩せていた人が急に太ると、心臓周囲の脂肪を増やしがちだと言われています。
画像診断により、この「心臓についた脂肪」は見えるそうです。
気になる方はよろしければ検査して見てはいかがでしょうか?(^^)
では、その怖い「異所性脂肪」ですが、どうやって落とすのか?が問題です。
これは「投薬」のように薬で落とすとかではなく、一般的なダイエットで落とすのがやはり一番だそうです。
先ほどの順天堂大学の研究でも、日頃歩く量の多い被験者では骨格筋細胞内脂質の増加が生じにくかったという報告があるようです。
また別の研究では2週間の間2型糖尿病14名に食事療法のみ施した場合、筋肉の中の脂肪には変化は見られなかったそうです。
しかし運動療法と併用したグループではなんと19%も筋肉の中の脂肪は減ったそうです!
異所性脂肪・・いわば「脂肪筋」とも言えるものは、お腹の脂肪なんかとは違い筋肉の中にあります。
これは逆に言えば、筋肉を動かす運動で直接的にエネルギーとして使われ、ちょっとした負荷の運動でも改善が期待できるそうです(^^)
脂肪を減らすのは有酸素運動ですが、有酸素運動と食事を併用するだけで比較的短期間でもこの異所性脂肪は減らせることが期待できます。
飲み会が連チャンになってしまった・・とか、最近暴飲暴食を自覚している・・と言う方は、ぜひちょっとした有酸素運動と食事療法を併用して「筋肉に溜まった脂肪」を減らすようにしてください(^^)
よろしければご参考に(^^)
ではでは!
