「スピードアップドリルを行う際の、ストライド長には基準がある!」
まずスピードアップを図る練習ドリルには大きく分けて二つ「ストライドの長さを大きくするドリル」と「ストライドの頻度を向上させるドリル」にわけられます。
そして、ストライド長のドリルの実施には「各選手に最も適したストラ イド長を決定する必要がある」のです。
では、ずばりどういう基準があるのかというと、・・・・
- 女子陸 上競技選手では大腿骨大転子から床 までの高さを測定し、その値に 2.3 ~ 2.5 を掛けた数値が最適ストライド長 とされます
- 男子陸上競技選手では同様 に 2 . 5 ~ 2 . 7 を か け た 数 値 が 最 適 ス ト ライド長とみられます
そしてストライド長のドリルは、最適ストライド長に対する%値により行われることが多く、一般的にはストライド長 の「 60 ~ 105 %」で設定されます。
最適ストラ イド長の105 %以上でのドリルはオーバーストライドにつながり、接地、減 速に時間がかかりすぎる(スピードが 遅くなる)ことになるからです。
ストライド長を向上させるドリルを行うと、足の「 接地間隔を広げる」メリットが生まれます。
ハー ドル、スティック、テープ、テニスボ ール、鉛筆などで、コースに目で見てわかるマーカーをつけ足をつく位置を示すようにしましょう。
ストライド長算出の例
脚の長さが 36 インチ(約 91cm)の選手を例にしてみましょう。
(股下じゃないですよf^_^;)「大転子」からです^_^
- 2.5 × 36 インチ= 90 インチ(約 2.3m)
まず、約2.3mがこの選手の最適ストライド長になります。 - 90インチの60%=54インチ(約1.4m)
- 90 インチの 105 %= 94.5 インチ(約2.4m)
この場合、ストライド長のドリルは 54 ~ 94.5インチ(約 1.4 ~ 2.4m)の間で行うということです。
ストライド長のドリルは、決まった 幅でも、あるいはいくつかの幅(上 記の例からみて、54 ~ 94.5 インチ〔約 1.4 ~ 2.4m〕の間で)でも行うことがで きます。
こうしたドリルはトップレベ ルのスプリンターはマーカ ーのリズムに合わせスプリンターが自分のストライドを確認できるように正 確な幅で実施されることが必要です。
ストライド長のドリルは、 マーカーの数は20 程度までとし、最初のマーカーまでに5 m 以上の加速ゾー ンを設けて、最初のマーカーまでにス トライドを広げられるようにしましょう。
色々と書きましたがスピードアップを目指している方は、自身の練習に役立ててください(^^)
ではでは!
