腸腰筋のリリースと脇腹のリリースの代表的なストレッチをご紹介
腸腰筋や脇腹の部分が硬いと腰の動きに色々と制限がかかり、結果腰に負担がかかってきます。
腰以外のこれら周辺の筋肉を柔らかくすることも腰痛の改善にはとても大切なことです。
ではまずは腸腰筋のリリースから。
右足を前に出し、左足を床についた片膝をたてた状態になります。
両膝の角度は90度にし、両手のひらは、立てた膝の上にのせます。
そのまま、ゆっくりと右後方を見ながら身体をひねります。
このスチレッチは、腸腰筋を伸ばし固い股関節を引き伸ばす効果があります。
左右とも実施するようにしてみて下さい。
次に脇腹のリリースですが、両膝を床につき右腕をまっすぐ上に伸ばします。
左手は腰にあてて下さい。
下半身を固定させた状態で、ゆっくりと上半身を左に倒しましょう。
脇腹の固さをほぐすイメージで行って下さい。
やはりこの運動も左右行うようにしましょう。
この側屈ストレッチは、立って行うより、両膝を床でロックしながら行うときつく感じるストレッチです。
両方とも、腰周辺の大事な部分の柔軟性を増すストレッチなので、ぜひ入念に実施してみて下さい。
骨盤の後傾を直す難関ストレッチ
このストレッチはちょっと難しいかも知れません・・。
どんなストレッチかというと、まず片足の膝を床につけ、片足立ちになります。
両方の膝の角度はともに90度くらいです。
そして膝が床についている方の足を少し後ろにずらすか、前に出している脚の膝の角度を狭めてより前足に体重をのせるようにします。
そのままついている脚の方(後方)の足首(出来れば脚の甲)を、同じ側の腕でつかみます。
この時点で厳しい方もいると思います。
さらにつかんだ足首を、お尻の方に引っ張りましょう!
後ろ足は、膝頭を支点にして曲がっており、また膝頭だけで着地してバランスをとっている感じです。
身体がぐらぐらする方もいると思います。
そういう方は、もう片方の手を壁等につけ身体を安定させるようにしましょう。
このストレッチは、骨盤が後傾して腰痛になっている方へのストレッチです。
硬くなっている股関節前部の大腿四頭筋の付け根や腸腰筋を伸ばすストレッチです。
ここは加齢とともに最も硬くなる部分でもあります。
ここが硬いと、骨盤の前部が屈曲してお尻が落ちる・・・いわゆる骨盤後傾になるわけです。
けっして無理はしないでいただきたいと思いますが、腿と体幹部分の付け根を思いっきり伸ばせるストレッチです。
まずは出来る所からチャレンジしてみて下さい。
また骨盤前傾で腰痛になっている方はちょっとお勧めできないかも知れません。
その点は気ををつけながら実施してみて下さい。
チャレンジフルなストレッチですが、よろしければお試しください(^^)
今回は腰痛ストレッチを各種ご紹介させていただきました。
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!!