ダイエット

ダイエットの科学「消化管抑制ポリペプチド」と低インスリンダイエットの落とし穴

霜降りの神戸牛

みなさんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日は、「消化管抑制ポリペプチドって知ってる?」というテーマでお届けしたいと思います。

もう、テーマを聞いて「なんじゃそりゃ?」と思う方がほとんどだと思うのですが(^^;

ダイエット的にはとても大事なことなので、興味がある方は知っていても悪くないと思います。

消化管抑制ポリペプチドについて

「消化管抑制ポリペプチド」と一気に言われると、いきなり耳を塞いで、そんな難しそうな単語覚えたくもないわい!と言いたくなる気持ちもわかります(^^;

しかし、ちょっと分解していくとわかりやすくなります(^^)

「消化管」・・・を、「抑制」・・・

ん? もしかして最近、特保とかで見る「脂肪の吸収を抑える」というやつ?

んー、まあ近いといえば近いかもです。

これは脂肪が、小腸から吸収される時に、十二指腸から分泌される物質です。

どんな働きをするのかというと、「脂肪」という、最も高エネルギーの物質が入ってきたぞ!と身体に知らせるサインの様なものです。

すると・・消化管の機能を抑制させるのです!

余分なエネルギーの摂取を抑える働きがあるのです。

油物・・例えば大盛りのカツ丼とか、めちゃくちゃ腹持ちがいですよね?

これは、この「消化管抑制ポリペプチド」の働きによって、消化活動が減速するために起こることなのです。

おおっ! もしかして、それ薬にして飲めば、めっちゃ痩せるんじゃないの?

なんて思われる方も多いと思いますが・・・・

やっばり世の中そんなにうまくいきません!(^^;

どういうことかというと、マウスの実験で、

  • 「消化管抑制ポリペプチド」を作ることのできないマウス、
  • 普通のマウス

に高脂肪食を与え続けたそうです。

上記の流れだと、「消化管抑制ポリペプチド」を作るこのできないマウスの方が消化管の働きを抑制してくれないわけですから、当然太りやすくなる・・・・

と誰もが思うと思いますが・・・

結果は全く逆のことが起こったそうです。

  • 「消化管抑制ポリペプチド」をカットしたマウスはそれほど太らず、普通のマウスの方が2倍以上太ってしまったそうです。

また、他にも人間には様々な「食べるのを抑制する」働きがあるんです。

例えば人間が太ってしまった場合、脂肪細胞から「レプチン」という物質が多く分泌されます。

これは、直接脳の摂食中枢に働きかけて「太っちゃったから食べるのをやめよう」と働きかけるありがたい物質です。

肥満者はこの働きが弱い方が多いのです。

やっばりマウスの実験で、このレブチンの分泌がされないマウスに実験をしたところ、この場合は、レプチンをカットしたマウスは、めちゃくちゃ太ったそうです。

レブチンの効かない人間の肥満者と同じ様な感じです。

・・・しかし・・・・

この「レブチン」と、「消化管抑制ポリペプチド」の両方をカットしたマウス(マウスかわいそうだな(^^; )に高脂肪食を与えたところ、レブチンだけをカットした場合より太らなかったそうです。

ん?

「消化管抑制ポリペプチド」って痩せ薬みたいなもんじゃないの?

なんでそれをカットした方が太らないの?

と思われるかもですが、どうやら、長期的に高脂肪食を与えた場合「消化管抑制ポリペプチド」は、なんと「肥満を助長させる働きがある」様なのです。

なので、これを痩せ薬として逆に飲んだら太っちゃいますので、ダメですよ!

(まあ、そんな痩せ薬ないと思いますが)

「低インスリンダイエットの落とし穴?」

みなさんインスリンダイエットというものをご存知でしょうか?

最近は割とひろく知られてきているようですが・・・

どういうものかというと、GI値というものがあります。

これは、食べ物を食べたときに、血糖値が急激に上がるのかどうかを示しているスコアです。

血糖値が急激に上がると、膵臓という場所から「インスリン」という物質が出ます。

これが、血の中の糖の吸収を助けて、脂肪にして行くという働きを持っているんです。

GI値が低い食品というのは、いわば血糖値が緩やかに上がる食品のことを指しています。

このGI値の低い食品を中心に食べていこうというのが「低インスリンダイエット」と言います。

GI値の低い食品の代表は、炭水化物を主とするものであると、そばとか、パスタとかです。

逆に、一般の方が普段からメインに食べている「ご飯」とか「パン」は、GI値が高い食材゛ということになります。

低インスリンダイエット自体はとてもいいダイエットだと思います。

しかし、色々と「落とし穴」もあるので、ちょっとその辺についてお話ししようと思います。

ここで「消化管抑制ペプチド」が出てきます。

これは、油物を大量に食べると消化管の働きを抑制する働きがある物質です。

油物・・例えばカツ丼とか食べるとめちゃくちゃ腹持ちがいいのは、この「消化管抑制ペプチド」が、「大量のエネルギーが入ってきたぞ!」と分泌されて、消化管の働きを抑制しているために起こる現象です。

この「消化管抑制ペプチド」と「インスリン」には、ちょっとした関係性があります。

「消化管抑制ペプチド」と「インスリン」の関係

何の関係か?というと、この「消化管抑制ペプチド」によって、インスリンの働きは「増強される」ことがわかっています。

どういうことか?

つまり、たとえ低GIの食品を中心に食べていたとしても、脂肪が多い食品を一緒に食べたら、結局インスリンの働きは活性化し、脂肪はつきやすくなってしまいますよ!となるんです。

んー、これではせっかくGI値の低い食品をわざわざ調べて、それをチョイスして食べても何の意味もありません(^^;

実施にマウスで実験したところ、通常食と「低GIの食品+高脂肪食」を与えて比べたところ、圧倒的に「低GIの食品+高脂肪食」を与えた方が太ってしまったそうです。

つまり「低インスリンダイエット」は、万能なダイエットではなく、同時に食べるものによってその結果が左右される可能性のあるダイエットと言えます。

具代的に言えば、「天ぷらそば「ですね(^^;

そばはもちろん低GI食品の代表ですが、天ぷらは「高脂肪食」の代表選手でもあります。

かき揚げなどはもう最悪です(TT)

野菜の天ブラは一見ヘルシーなように思われがちですが、これはお大間違いです。

野菜は中に水分が多く含まれています。

これがあげるときに蒸発して、空洞となり、そこに「油」が入り込むので、吸油率(油を吸う割合)の非常に高い食品の代表です。

天ブラそばなどは、先ほどマウスで説明した「低GIの食品+高脂肪食」を、まさにそのまま身体に与えているようなものですので、ちょっとオススメできない食べ物になります。

もう一度言いますが、低インスリンダイエット自体はいいのです。

ただし、いっしよに口にするものは油物ではいけないです!というお話でした!

よろしければご参考にしてください!

ではでは!

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