皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「頚椎椎間板ヘルニアについて」というテーマでお届けしたいと思います。
ジムで指導をしていると「私、頚椎ヘルニアなんです」と言われることが結構あります。
それもそのはずで頚椎ヘルニアは障害をもたらす原因の第4位に挙げられています。
そして生涯で頸部痛を経験する人は、最大でなんと70%にも登ると言われています。
また、人口の5%は、頸部になんらかの症状を抱えているそうです。
つまり首の痛みというのは、かなり一般的な症状であり、さらに頚椎椎間板ヘルニアというのはその中でもポピュラーな症状であると言えます。
どんな症状が出るのか?
では、そんなメジャーな疾患である頚椎椎間板ヘルニアですが、どんな症状が出るのか?です。
頚椎椎間板ヘルニアは
- 痛み
- 異常感覚(しびれや刺痛)
- 反射能力の低下
- 感覚消失
- 衰弱
などをもたらします。
頚椎椎間板ヘルニアに伴う痛みは、
- 反復性(初の発症後の再発)
- 慢性
- 進行性(徐々に悪化)
の3つのパターンあります。
まず発症後1年以内に患者の36.6%が発症の完全な消失を経験することがわかっています。
これは約3分の1の方が1年以内に治っているということです。
一方、患者の22.8%は良好な経過にも関わらず、1年以内に頸部痛の再発を経験します。
また多くの患者は医療機関による正式なリハビリテーションを終了した後も、一旦生じた障害や機能制限が長期間残存する可能性があります。
そのため患者が発症前のスポーツやレクリェーション活動に戻るには、正式なリハビリテーションだけでは十分とは言えず、その後にも継続的なケアが必要とも言われています。
頚椎椎間板ヘルニアとはどんな状態で引き起こされるのか?
では、まず頚椎椎間板ヘルニアとはどんな状態で引き起こされるのか?です。
首の骨は、7つの椎骨とその間に6つの椎間板とから成り立っています。
椎間板は、真ん中がゼリーのように柔らかくなっています。
そして、それを外側から覆う繊維軟骨(繊維輪)から成り立っています。
椎間板の主な機能は、衝撃を吸収するクッションとなり、脊椎の運動と安定性を供給することです。
椎間板は髄核が繊維輪の中で移動することによって、そのクッション性を保っています。
この髄核が、クッションを吸収しきれずに飛び出してしまい、神経繊維に当たってしびれや痛みを発症してしまうことを頚椎椎間板ヘルニアと言います
どんな状態の時にこいつが飛び出しやすいのか?
では、どんな状態の時にこいつが飛び出しやすいのか?ですが・・・
首のアーチが適切になっているときは髄核は中央に位置します。
それに対して、首を下に傾けると、椎間板の前側が圧迫され髄核は後ろに飛びだしやすくなります。
逆に上を見上げるように首を後ろに倒すと今度は髄核の後ろが圧迫され、髄核は前に飛び出しやすくなります。
首の神経は髄核の後ろを走っているので、頚椎椎間板ヘルニアは首を前に垂らした状態が長い時間続くと起こりやすくなると言えます。
みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか?
デスクワーク・PC作業・スマホ・・・・
これらはどれも長時間首を前に倒している作業です。
すると髄核は後ろに飛び出しやすくなり、神経を圧迫するという寸法になるわけです。
他にも、猫背や、姿勢が悪い方はやはり立っていてもこのような状態になってしまう方が多いと思います。
