皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です 野上初の著書「史上最高のストレッチ」はこちら
今回は「体幹と膝の痛みの関係!体幹が強いと膝は守られるのか?」というテーマでお届けしたいと思います。
腹筋割りてえ!・・とか・・・
流行っているピラティスをやろう!・・とか・・・
スポーツのために体幹鍛えて当たりに強くなろう!・・とか・・・
色々な思いを持って「体幹トレーニング」をしている方も多いと思います。

こういう場合の「体幹」とは、大抵の場合、腹筋と背筋、横腹のいわば「胴回り」のことを指して鍛えていることが多いと思います。
しかし、こういう例があるんです。
体幹と膝の痛み
カルガリー大学ランニング障害クリニックの所長で運動生理学学者の元に見事にシックスパックに割れた腹筋の持ち主の女性が膝の障害で訪れたそうです。
ちなみにその女性は週に6日ピラティスとヨガを行なって身体を鍛えていたそうです。
しかし・・・・
その女性の身体の筋力バランスはとても悪く、片足立ちで膝を曲げる簡単な片足スクワットもできなかったそうです。
そして、膝の痛みの根本的な原因は・・・・
臀部の筋力不足だったそうです!
ちなみにこのクリニックで7ヶ月間研究をしたところ、対象となった患者の92%は、臀部の筋肉が極端に弱いことが判明し、4~6週間臀部の筋肉を強化したことで、患者の89%に改善が見せれたそうです。
別の研究では、デラウェア大学の研究ではバスケットボール選手と陸上競技の選手がシーズン中に足を怪我する一番の原因が、臀部の筋肉の弱さに起因するという結果が出たそうです。
お尻の筋肉・・・
確かにここも広義の意味では「体幹」に入るのですが、体幹を鍛えようと思って鍛える場所というよりは、足を鍛えようとして副次的に臀部も鍛えられているというケースの方が多いのではないでしょうか?
アメリカのスポーツ医学会の2008年の年次総会で発表された研究では上体を起こす腹筋、いわゆるシットアップは腹直筋は使われるものの、身体の安定に重要な「深層部の腹筋」・・・
つまり腹横筋はあまり使われないということが報告されました。
これは「割れた腹筋」であっても、それが必ずしも体幹が安定させる能力と直結しているわけではない事を示しています(^^;
体幹の安定には
- 臀部の筋肉を鍛えていくこと
- 腹横筋のような深いところの体幹の筋肉を鍛えていくこと
が大事です!
臀部の筋肉を鍛えるのは、基本エクササイズである「スクワット」をやりこむことです!
深層部の腹筋は、プランクのようなじっとしている系の体幹トレーニングで鍛えていきます。
さらにそのじっとしている時に呼吸を吐き、お腹を凹ましながら行うことが大切です。
体幹を鍛えることは大切ですが、色々な所をバランスよく鍛えていかないと怪我を発症することもありますので十分にお気をつけください(^^)
関連YouTube動画 【ランナー必見】ランナーの膝の痛みの本当の原因は?体幹力と膝の関係!体幹が強いと膝は守られるのか?
筋肉による歪みの発症
みなさん身体の「ゆがみ」といわれるとイメージとしてはどうしても「骨がゆがんでいる」ようなイメージを持たれる方多いのではないでしょうか?
猫背、反り腰、などは背骨が前にゆがんでいたり、反りすぎているイメージがあると思います。
これにはいろいろな原因が考えられます。姿勢の癖や、体重の乗る癖、動作の癖などの積み重ねから生じるケースもあるでしょう。
そして「筋肉」もゆがみの原因になることがあるのです。
確かに「筋肉が弱ければ歪むでしょ」とみなさん思われると思います。
確かにそういうことも多分にありますが「筋肉を鍛えていて筋肉が強過ぎてもそれが原因で身体が歪むケース」というのがあるのです。
僕のブログを読んでいいただけている方は、多くの方が健康やトレーニングに関心があり、普段から何かしらのスポーツやトレーニングをされている方も多くいらっしゃると思います。
そんな方達からしたら「身体鍛える事がゆがみの原因になるの?」なんて思われると思いますよね(^^;
まず、筋肉を鍛えること自体は間違いではないです!
しかし「身体の歪みが発生する」原因に「バランスの悪い鍛え方」が挙げられます。
バランスの悪い鍛え方
例えばベンチプレスや腹筋などがそれです。
ベンチプレス好きな方多いですよね(^^)
腹筋6パックにしてえ!とメチャクチャ腹筋頑張る方も多いと思います。
筋肉と言うのは大前提として「引っ張る方向にしか力を発揮しない」ということがあります。
つまり「自ら伸びよう!」とはしないのです。
身体と言うのは、大きなテントがあちこちのロープから「引っ張り合って」その力で、風に負けずに立っているのと全く同じです。
つまり「筋肉が引っ張り合いながらその張力のバランスを保って成り立っている」という特性があります。
では身体をバランス悪く鍛えてしまうとどうなるかというと・・・
テントに例えれば「あるロープだけがものすごく強い力で引っ張っている」という状態だと思って下さい。
・・・・・・倒れちゃいますよね(^^;
倒れなくてもテント自体が歪んじゃうと思います。
肩関節というのは動きがとても自由な関節です。
肩は身体の前の筋肉(胸)と後ろ側の筋肉(背中)の筋肉が引っ張り合った張力のバランスのとれた所に収まります。
つまり、ベンチプレスばかりしていると胸側の筋肉ばかりが強くなり(ロープを引っ張る力が強くなる)、肩関節自体は前に引っ張られやすくなりのす。
その結果猫背になるのです。
体幹もそう、お腹ばかり鍛えていると、身体を屈曲させる筋肉ばかりが強くなり、体幹が丸まってしまいがちになります
運動には「全面性の原則」というものがあります。
簡単に言うと「全身満遍なく鍛えないといけないですよ」という原則です。
ある特定のスポーツばかり行なっていると筋肉のつき方や張力のバランスが崩れやすくなります。
イチローや最近の各プロゴルファーは、練習段階で普段行なっている方と反対側でスイングする練習を取り入れています。
皆様も身体のゆがみによってパフオーマンスを落とさないよう「全身パランスよく」鍛えるようにしましょう!
色々書きましたがよろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!
