握力を強くするには?
皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「握力を強くするには?」というテーマでお届けしたいと思います!
結構質問いただくことの多いテーマです!
「握力」!!(^^)
まず握力を強くするということを理解するには「握る」という動作のメカニズムを知ることが大事です。
「握る」という動作について
実は「指」にはあまり筋肉ってないんです。
ては、どうやって人は「握る」という動作をしているのかというと、例えて言えば、指と前腕がワイヤーで繋がっていて「前腕」の筋肉が収縮し、その動きをワイヤーを介して指が「握る」という動作を起こすのです。
つまり、握力を鍛えたい場合「どこを鍛えたらいいのか?」となると、まず「前腕」ということになるのです!!
前腕の筋肉を鍛えるトレーニングとは?
これはリストカール、もしくはリバースリストカールと言って、ダンベルをもっ、平らなところ(ベンチ台など)に前腕を置き、ダンベルをもったまま手首を曲げていくトレーニングになります。
リストカールは手の平を上にして行う種目です。
リバースリストカールは逆に手の甲を上にして行う種目です。
前腕を太くしたい!なんていう場合はこれらのトレーニングが基本になります
・・・・が・・・・・
手首を動かすという運動と、握るという運動はもともと少し筋肉の動きが違います。
前腕を鍛えること自体は無意味とは言いません
・・・が、握るというのは、手のひらにある小さな筋肉も動員されて動作を行います。なので、
と質問されたら
と答えています。
ただし、実は握力というのは、まだよくわかっていないことも多いのです。
握力とは異なる把持力とは
どういうことかというと、例えば「握力」に対して「把持力」というものがあります。
これは「握ったものを離さない力」です。
一見同じような力と思われるかもですが、これが摩訶不思議です(^^;
例えば、僕はよくパワーリフティング大会に出場するお客様の応援に行きます。
そこで「デッドリフト」と言って、下に置いてあるバーベルを持ち上げる種目があります。
その種目に出場する選手は200kgを超える重量を持ち上げる選手もよく見かけます。
が、ではこの選手たちの握力が片方100kg以上必ずあるのかというと・・・決してそんなことないんです。
これは、エキセントリックとコンセントリックの違いとも言えます。
ん?それ何?と思われる方多いと思いますが・・(^^;
コンセントリックとエキセントリックの違い
簡単に言うと「筋肉を縮めていく力」がコンセントリックです。
これに対してエキセントリックとは「筋肉が伸ばされていくのを防ぐ力」と言えばわかりますでしょうか?
そして通常コンセントリックよりもエキセントリックの方が高い筋出力が出ます。
バーベルを「上げることができる重さ」よりも「ゆっくりと下ろすだけなら出来る重さ」の方が圧倒的に重いですよね?
下げるだけでいいんですから(^^)
握力と把持力は「握る力」と「キープする力」の違いといえばわかりやすいでしょうか?
この「把持力の限界」が何で決まるのか?というと・・・・
運動生理学上まだ不明だそうです(^^;
ただし、トレーニング法自体はある程度決まっています。
つまり「握力を鍛えたい」のなら、ハンドグリップのような器具を使って「握る」という動作に負荷をかけて鍛えるべきです。
しかし「把持力」を鍛えたいのであればそれだけでは不足で、鉄棒にぶら下がったり、重い重さのバーベルを握って高負荷を支えるというトレーニングが必要になります。
テレビ番組で有名な「SASUKE」では、ありえないほど「前腕」を酷使し体重を支えなければなりませんが、ああいう力は「握力」というよりむしろ「把持力」を鍛えなければダメです。
自分が「握力」を向上させたいのか? それとも「把持力」を向上させたいのか? を見極めながら、それにあったトレーニングをすることをお勧めいたします(^^)
よろしければご参考にしてください(^^)
ではでは!
