短期ダイエットに成功するために気をつけるポイントとは?
みなさんこんばんは!
パーソナルトレーナーの野上です。
ダイエットはできるだけ短くしたい!
誰もが思うことだと思います。
でもフィットネスクラブの指導員や栄養の指導員の方から、もしくは書籍やテレビで「急激なダイエットはよくない」「長い目でダイエットを見ましょう!」というセリフを一回くらいは誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか?
しかし実際の所、長期的な視野でダイエットを考えられる人はとても少ないように思います。
どうしても1ヶ月で痩せたい・・・・いやいや、2週間で・・・いや10日間で・・・
なんて単位で考える人の方がむしろ多いように思います。
「1ヶ月で完結するダイエット手法」セミナーを聞いて考え直したこと
以前ビックサイトで受けたセミナーの一つに「1ヶ月で完結するダイエット手法」というセミナーを受けてまいりました。
そして・・・とても考え方に参考になった部分が多かったです。
通常のスポーツクラブのインストラクターだと、一ヶ月に2kg以上のペースでダイエットするとリバウンドの確率が上がるということを指摘すると思います。
また食事制限だけのダイエットだと、筋肉が落ちてリバウンドしやすくなるというのもよく聞かれる話です。
食事だけの短期的なダイエットというのは、通常警笛を鳴らされるダイエットの典型パターンのように扱われるのが普通だと思います。
でもこのセミナーを聞いて・・・
これはありだ!!と思いました。
もう一つ大概、ダイエットの悪の槍玉にあがる「単品ダイエット」系です!
これもやり方によっては「あり」かとも思いました。
いやいや、いつもまともな事を言っている野上さん・・・何言ってんの?
というツッコミがきそうですが、大マジです!
誤解していただきたくないのは、これらの指摘が間違っているわけではありません!
ただ、考え方を少し柔らかくして「うまく活用」していくことが出来るということなんです。
短期ダイエットって悪い事なの?
まず僕は短期ダイエット自体は決して悪いことだとはあまり思っていません(^^)
「減量期」という、脂肪を落とす時期のメインは運動より食事の方が役割としては大きいです。
でも脂肪を減らすための食事制限って、長期的に行うのって難しいんですよね・・・・
相当な根性や気合いが必要だと思います。
なので、食事の制限はあらかじめ「短め」に「期間を区切る」ことが大切です。
なので短期ダイエットというのは「あり」だと思っているんです。
食事制限期はどんなに長くても2ヶ月までにした方が良いです!
そして個人的にですが、それより短い分にはいくら短くてもいいと思っています。
えっ・・・? それなら1日でもいいの?
なんて思われるかもですが、それでもいい!と思っています。
ただし、もちろん1日食事制限をしたからって大幅に脂肪が減るわけではありません。
ここで大切なのは筋トレと同じです。
どういうことかというと「何セットか行う」という考えが必要です。
例えば仮に1週間の食事制限を実施したとします。
1週間後食事は通常に戻したとしましょう。
すると、1週間も何かしらの食事制限をしていればそれなりに効果は出ていると思います。
500gかもしれないし、1kgかもしれないです。
そして「食事を戻した時の最大の目標」はその出た「減量効果を維持する」ことになります。
ここで大事なのは「運動」です。
運動ができていれば、体重(脂肪)は「短期で出た効果を維持できている」ことが見込めます。
そしてしばらく経ってからまた「1週間だけ」食事制限をしてみます。
すると予め低い体重からまた減量期をスタートできます。
そしてそこからまた「減量」を期待できます。
これを繰り返し4セットできていれば、食事制限をできている期間は合計4週間・・・つまり1ヶ月です。
もちろん2週間の食事制限の後、一旦解放して1週間後にまた2週間の食事制限をするとかでもOKです。
もしくは、最初はダイエットに気合いが入っているので、1ヶ月食事制限を行い、その後1週間は食事を通常に戻し、次の食事制限期間は3週間実施、また1週間食事を元に戻し、次は2週間実施、また食事を1週間戻し、最後は1週間実施・・・
と、後に行けば行くほど食事の制限期間を短くして行くと「また食事制限か」と思う時に「まあ、前回よりは短いし」と思える方も多くなると思います。
これだと、食事の制限期間の合計はトータル2ヶ月半にも及びます。
これくらいの期間それなりの食事制限を実施できればかなりの効果が見込めると思います。
短期間ダイエットを何セットか組み合わせて行くことによって、大きな効果を期待するという寸法です。
そして、この食事制限の主役はできるだけ炭水化物をカットすることに注力しましょう。
朝と昼に関しては、摂取した炭水化物は、一日のエネルギーとして消費される可能性が高いです。
それより、夜に摂取する炭水化物をどれだけ減らせるのか?が、短期での減量を成功させる鍵となってきます。
ご存知だとは思いますが、炭水化物は体の中に入ると「糖質」となります。
この「糖質」を減らしたいのですから「炭水化物はカットしたから甘いものは食べても大丈夫」とか思わないでくださいね(^^;
短期ダイエットの成功のコツはあくまで「減量は食事で短期間」、維持は「運動」で!です。
そして大きな効果を最終的に狙いたかったら「何セットかやる」のを前提に食事制限してみると言う感じです。
関連YouTube動画 【短期ダイエット用】食事制限を成功させる3つのコツ!!!
単品ダイエットについて
例えば、トマトダイエット・・・バナナダイエット・・・
これ「だけ」を「長期間」食べるダイエットははっきり言ってダメです。
でも、短期間・・・
しかもごく短期間なら、それほど大きな問題にはなりません!!
また、限定的に活用するのもまったく問題ありません。
例えば1週間限定、それも夜だけバナナにするとかは・・・ありです!
その他の食事を普通に食べて栄養バランスはそこでとっていれば何の問題もありません。
なぜなら1週間くらいの単品の摂取・・しかも一日1食程度の単品摂取で健康被害が出るとはちょっと考えずらいです。
まず、僕もたくさんのお客様のダイエット指導をしてき、一番大変なのは「モチベーション」の維持です。
そういう方たちに「半年くらいの長い目でみましょう!」といってもなかなか続く方は少ないのも事実です。
そのなかで「2週間だけ頑張ってみましょう」だったら、かなり辛いことも頑張れる方多いのではないでしょうか?
また運動を伴わなければならないというのがあまりに強すぎて、結局食事のコントロールがイマイチになる方もいらっしゃいます。
それなら夕食を一週間だけ単品系に変えて、運動は食事の準備したり、食事かけたりする時間がなくなった時間を利用してウォーキングするくらいの感覚でいれば、その方が結果は出やすいです。
前述したように1週間だけガツンと体重を減らせるだけ減らして、あとはキープすることに最新の注意を払えばそれはアリなのではないでしょうか?
1ヶ月に2kgというのも、1週間で2kg減らし、あと3週間キープなら、それはそれで1ヶ月2Kgのダイエットに成功となりますよね?
そもそも普通にやっていてもダイエットは体重の落ちるペースが一直線に落ちるなんてことはまずありません。
大概、落ちては停滞期、落ちては停滞期の繰り返しになることが普通です。
毎月最初の1週間「限定」で単品ダイエットをして2Kg脂肪を減らし、あとの3週間はキープ!
また翌月同じパターンで実施!!
これを3ヶ月続けた場合、減らすのに頑張る期間は、1週間を3回、実質3週間しか実施していなくても6kgの減量になります。
なんのメリハリもなくただ3ヶ月だらだらと、なんとなく食事に気をつけて、時間があったら運動してという取り組み方よりは、もしかしたらこちらの方が効果が出る方もいるのではないでしょうか?
単便ダイエットがきつくても「1週間なら頑張れる」という方もいらっしゃると思います。
今日言いたかったのは「短期的な視点でのダイエットは、上手く導入すれば「あり」」だという事をご紹介いたしました!
短い期間だけ頑張れる!!と言う方はよろしければご参考にしてください!
ではでは!!