筋トレの組み方や計画の立て方

トレーニング計画の立て方 「増強作用」「相乗作用」「複数要素の両立」」について

1週間のトレーニングのメニューの組み立て方

トレーニング計画の立て方「複数要素の両立」

次に大事なのは「複数要素の両立」というものです。

先ほどの話は、割と同じ方向性を向いた能力同士の話でしたが、全てこれで話がまとまるものではないのです。

違う方向性というか、相反する能力をどうトレーニング計画に落とし込んでいくのか?というのも大切な要素なのです。

違う方向性を持つ能力とは何か?というと・・・・

観念的ではありますが「長距離」の能力と「短距離」の能力というのは突き詰めていくと「両立」はしないです。

ある一定レベルまではいいのですが、そのレベルを超えてさらに特化した能力向上を目指す場合、この二つの能力をそれぞれ専門レベルまで両方共あげるというのは現実的ではありません。

それをすると「中途半端」な筋肉が出来上がるといっても過言ではありません。

例えば短距離選手、長距離選手という陸上競技や水泳のように距離ではっきり分かれていれば、それほど難しいことには陥りません。

それぞれに必要な最低限の範囲で相反する能力の向上トレーニングを取り入れればいいのです。

しかし、サッカーやバスケ、テニスのように、短距離的なスピードとゲーム中それを維持できる持久力の併存が求められるスポーツも数多くあります。

この場合は「持久力の養成」と「スピードの養成」という相反する能力を二つともそれなりのレベルに向上させる必要があります。

これをトレーニング計画に落とす場合に大事なのは・・・・

それぞれの能力を伸ばすためのトレーニングの時期を「ずらす」ことが必要です。

つまり、ある一定の時期に先ほども説明したスピードアップに必要な高重量、低速トレーニングを行います。

次にスピードアップに必要なダッシュ、レジステットスプリントトレーニング(下り坂をダッシュしたり引っ張ってもらって走るようなスピード系トレーニング)に重点を置く時期を設けます。

次にLSDやインターバルトレーニングのような持久系能力を伸ばすことをメインとした時期を設ける・・・・といった具合です。

ここで大切なことは、それぞれの時期でも他の能力のためのトレーニングを「全くやらなくなる」ということは避けることが大事です。

それでは、せっかく伸ばした能力がやらなくなることにより落ちてしまいます。

また次にその能力をのはしたい時期に「最初からやり直し」にもなってしまいます。

長期的視野で見た場合「堂々巡り」を繰り返すだけで年々能力を伸ばしていくことができません。

もっとも「無駄なトレーニング」になってしまう可能性があります。

パワーアップの時期でも少しは走るとか、持久力を伸ばす時期でも週に1回は筋トレをして筋力、筋肉の量・サイズを「維持」させることに時間を割くということはとても大事なことです。

いやいや、そんなことをしなくても、普段から、パワーアップ、スピードアップ、持久力アップ全部同じようにがっつり取り組めばいいんじゃね?

・・・・その方が全部どんどん伸びるんじゃね?

と思う方もいると思いますが、それは間違いなんです。

実際それをやるとすべての能力の「伸びが中途半ば」になります。

筋肉は相反する要素を同時に伸ばすということは運動生理学上難しくできています。

長距離能力を伸ばすのに必要な物質が、筋肥大トレーニングを過剰に行うと分泌が抑制されたり・・・

また反対もしかりで、筋肥大に必要な物質の分泌が長距離をやり見込むと抑制されたりということはよくある話なのです。

実際のスポーツシーンでは、この他にもたくさんの要素(伸ばさなければならない能力)が絡んでくるので、トレーニング計画はより複雑になるのが普通です。

なので「漠然」とトレーニングしていてはいけないのです!

せっかく苦労してトレーニングするのなら「最も効率的」にトレーニングをする必要があります。

ぜひ、ご自身のトレーニング計画をもう一度を見直してみてはいかがでしようか?

色々書きましたがよろしければご参考に!

ではでは!

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