腸内細菌と肥満の関係について
皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「腸内細菌と、肥満の関係」についてと言うテーマでお届け致しております。
腸内細菌・・・・・ビフィズス菌?
ヨーグルトや、ヤクルトなら飲んでるよ?
という方も多いと思いますが(^ ^)
ちょっとそれではないんです(^ ^)
腸内細菌というのは、もうメチャクチャ色々なものがあります
2006年に「Nature」と言う権威ある化学雑誌に掲載された記事が話題を呼びました。
それは肥満の人とそうでない人では腸内細菌が色々と違うと言う記事です。
ちょっと難しいのですが人の腸内細菌には大雑把に4つの種類に分類されます。
- ファーミキューティス
- バクテロイデス
- アクチノバクテリア
- プロテオバクテリア
このうち腸内細菌の9割を占めているのがファーミキューティスとバクテロイデスです。
そして肥満の人はファーミキューティスが多い事がわかったそうです。
痩せている人はバクテロイデスが多い事がわかったそうです。
ただ・・・・なんでそうなっているのかはわからないそうなんですねf^_^;
ただ肥満と腸内細菌にはなんらかの相関関係がありそうだということらしいのです!
またそのような中、腸内細菌と肥満の関係ではもう少し関係の深いものがあるのです。
「善玉菌」とか「悪玉菌」と言う言葉を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか?
腸内細菌はザックリこの二つ「日和見菌」と言う善玉、悪玉どちらにもつかず優勢な方につくという、まるで百戦錬磨の戦国武将のような菌も存在します。
みなさんご存知ビフィズス菌や乳酸菌は、善玉菌となり健康維持や生命活動を支える役割をはたします。

これに対して大腸菌とかウェルシュ菌などは有害物質を作り出す悪玉菌です。
そしてこれらの菌は、日々勢力争いをしていています!
まさに24時間、年中無休で戦国時代さながらの様相です(^^)
また、善玉菌と悪玉菌では好みの食べ物が違います。
善玉菌の好みの食べ物は、水溶性の食物繊維や、オリゴ糖になります。
悪玉菌の好物は・・・・肉類ですf^_^;
「短鎖脂肪酸」
そしてここからが今日の本題です!!
善玉菌が食物繊維や、オリゴ糖をパクリと食べて発酵させるととある物質が生成されます。
それが「短鎖脂肪酸」というものです。
具体的には、酪酸、プロピオン酸、酢酸などです。
これらの脂肪酸は腸内を弱酸性にする事でアルカリ性を好む悪玉菌の増殖を抑制したり、大腸の粘膜を刺激してお通じを良くしたりなど色々活躍をするんです。
食物繊維が腸内環境にいいのはわかるけどそれが肥満とどう関係するの?
便秘が解消されやすくなるだけなんじゃないの?なんて思われるかもしれないですが・・・・
実はもう一つ大事な事があります。
それはこの「短鎖脂肪酸」が、全身の「代謝」の向上にも役立っているとのことなのです!
んー、食物繊維で代謝が上がるなんて!
腸内環境は良くなるは、代謝は上がるはいいことづくめです!
何故代謝が上がるかというと短鎖脂肪酸は腸壁から吸収され、なんと脳まで達するそうです。
そして視床下部まで達した短鎖脂肪酸が、交感神経を活発化させる事がここ数年の研究で明らかになったそうです。
交感神経とは身体を興奮状態にする神経でこれが優位になると消費カロリーは自然と上がりやすくなります!
そしてここで大事なのは「食物繊維」の摂取により善玉菌がこれを食べて発酵し生成されていると言う点です。
食物繊維自体にはそもそも「カロリー」というものは存在しません。
たくさん食べてもオーバーカロリーにはならず、それでいて交感神経を優位にして消費カロリーは上がるやすくする!という点が素晴らしいのです。
僕は常々ダイエットはとどのつまり消費カロリーと摂取カロリーの収支によって決定するといっています。
そういう面からもオススメできる手法と言えます。
ぜひ食物繊維をたくさん取り、善玉菌を増やして腸内環境を整えるとともに、短鎖脂肪酸も増やして、交感神経を優位にして活動的に脂肪を減らしてもらいたいと思います。
食物繊維はお野菜、特にゴボウのような根野菜に多く含まれています!
