睡眠不足とダイエットの関係について
皆さんこんにちは
パーソナルトレーナーの野上です
今日は「睡眠不足とダイエットの関係について」というテーマでお届けしたいと思います。
実は睡眠とダイエット・・・割と深い関係にあります。
いやいや、寝ている時は消費カロリーも少ないし、睡眠不足気味の自分にとってはダイエット的には有利かも・・というわけにはいきません(^^;
まず、睡眠不足が講じることで
- 食欲を促すホルモンの分泌が増え、
- 逆に食欲を抑制するホルモンの量が低下する
ことがわかっています。
つまり睡眠不足の人は、食欲が旺盛になる傾向にあると言えるんです。
そして、もう一つのダイエットの関係は「お腹が空いて眠れない・・・」
ということです。
僕のお客様にも、ダイエット・・もしくは競技のための「減量」をしている方もいます。
競技のための減量は非常に厳しいもので、そういうお客様が共通してよくいうのは「眠れない」です。
ひどい時になると、2時間ごとに目が覚めてしまうという声を聞いたりもします。
そう、睡眠不足になると、食欲が旺盛になる・・・
しかし、減量で食べれない・・・・
するとまた空腹でまた睡眠不足になる・・・
負のスパイラルです!
大変な苦労を伴います!!
一般の方のダイエットはここまで極端には行わないのが普通ですが、それでも「寝る前に食べると太る」くらいは誰でもわかることだと思います。
そのため「一番カロリーの多い夕食をコントロールする」ことにより、就寝前には空腹になり、なかなか寝付くことができない・・
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
ダイエットの失敗のサンプルとしては、この「睡眠不足」が原因になることもあります。
一つは先ほども述べたように、睡眠不足だと「食欲が旺盛」になるので、その食欲にいつか負けてしまうというパターンが挙げられます。
もう一つは「睡眠不足」だと仕事や学業に影響する方です。
ドライバーなどの仕事についている方は、睡眠不足は大きな危険を伴います。
なので「あえてダイエットを断念」して、寝る前にちゃんと食べてしっかりと睡眠をとるなんていう方もいらっしゃると思います。
ここで大事なのは「就寝時の空腹感」にあることは間違いないです。
つまりポイントは「就寝時に空腹でない」ということが大事になってきます(^^)
ではどうすればいいか?
まず大事なのは「夕食と就寝の間の時間をコントロールする」ということです。
あまりにも夕食と就寝の間に「時間」が開くことにより空腹になるわけです。
睡眠不足による所々のデメリットからしたら、多少の夕食の時間のコントロールくらいは些細な程度の範囲の問題です。
口から摂取しているカロリーが「同じ」であれば、多少食べる時刻がずれても、まあ「許容範囲」と思っていただいていいと思います。
ではどうするのか?というと「就寝の2時間前」に夕食を食べることです。
2時間で空腹にならないですよね?
理想は3時間あけるのが望ましいですが、これはケースバイケースでいいと思います。
もう一つは「極端に食事を減らさない」ということです。
できるだけ早く痩せたいから夜はノンオイルのサラダだけとかだと、どうしても就寝前には空腹になり眠れず、夜中に何か冷蔵庫をあさってモグモグ・・・・
これでは元も子もありません(^^;
夕食は主食の量を少し減らす程度ならそれなりに満足感もありますし、2時間なら「もつ」でしょう(^^)
眠れずにイライラするくらいなら、少し夕食の時間をずらすか、夕食をとってから早めに就寝するかである程度はこの問題は解決できるはずです(^^)
起きている時間が夜中に向かって長ければ長いほど物を口に入れる機会が多くなり、しかもその時間帯は最も脂肪になりやすい時間でもあるので注意が必要です。
また夕食を遅い時間にずらすと、その夕食までに空腹が辛いという方も出てくるかもしれません。
そういう場合は「分食」も一つの手です。
夕食の一部だけ少し早く食べ(つまみ食い感覚でOK)、残りを就寝前2~3時間前に摂取するというものです。
これなら「分食」なので、おやつを食べるのと違い、口から入るカロリーは同じです。
色々書きましたがダイエットで眠れぬ夜を過ごしている方は色々ご参考にしてみてください(^^)
ではでは!