スポーツの為の筋トレ

間違ったトレーニング方法と間違ったトレーニング内容

短距離の全速力ダッシュ

皆さんこんにちは!

パーソナルトレーナーの野上です

今日は「間違ったトレーニング方法」と「間違ったトレーニング内容」について、というテーマでお届けしようと思います(^^)

んー、なんじやそりゃ?

どこがどう違うの?と思う方も多いと思います(^^;

間違ったトレーニング方法と間違ったトレーニング内容

正しい方法と正しい内容

トレーニングには方法と内容の組み合わせがあります。

それぞれに

  • 正しい方法
  • 間違った方法
  • 正しい内容
  • 間違った内容

と4種類あると思ってください。

「正しい方法」とは効果的な方法と言い換えてもいいです。

トレーニングの種目や強度セット数、使用する器具、週に何回トレーニングを行うのか?というように、そのトレーニングが効果的かどうか?を表しています。

そして間違った方法とはそのトレーニングが効果的でない・・・

つまり強度が間違っていたり、セット数が間違っていたり、頻度が間違っていたり、種目のチョイスやフォームが間違っていると思っていただければいいと思います。

まあ、これはなんとなくわかるのではないかと思うのですが・・・・

では、正しい内容ってなに?となりますよね(^^)

正しい内容とはトレーニーとそのトレーニーが行っているスポーツにどんな能力が必要なのか?・・・・

それに対してトレーニーの能力はそれを満たしているのか?

それとも不足している能力があるのか?

その不足している能力、もしくは伸ばしたい能力に対して正しくそのトレーニングが働きかけられているのか?ということを指します。

ちょっと難しいですね(^^;

例えばマラソンランナーに長距離の能力を伸ばしたいと思っているとします。

トレーニングも心肺持久力を伸ばそうと思ってトレーニングを与えている(つもり)なのに・・・・

なぜかそのトレーニングの内容が「短距離ダッシュ」・・・とか(^^;

いくら短距離ダッシュの強度やセット数や頻度、フォームが正しくても・・・

そもそもトレーニングの内容が間違っているだろ!ということになりますよね(^^;

もちろんこの場合の正しいトレーニングの内容はLSDを代表とする長距離用トレーニングを処方しなければなりません。

どの組み合わせがベストでどの見合わせが悪いのか?

そして問題はその組み合わせにあります。

ベストは

  • 正しい内容+正しい方法

になります(^^) これは当たり前だと思います。

では、一番悪いのは、もちろん

  • 間違った内容+間違った方法

でトレーニングしてしまうこと・・

・・・・ではありません!!!!!!(^^;

そうではないんです(^^;

えっ?・・・・と思われる方がほとんどだと思うのですが・・・(^^;

一番悪いのは「間違った内容で、正しいトレーニング方法」を処方してしまうことです!

順番的には

1位 正しい内容+正しい方法
2位 正しい内容+間違った方法
3位 間違った内容+間違った方法
4位 間違った内容+正しい方法

です!(^^) (NPO法人 日本トレーニング指導協会 通称JATI より)

つまり、間違った内容であれば、方法が効果的でない方が、効果的な方法でトレーニングするよりもまだましであるということです。

なんでそうなのか?

トレーニングの内容とは?

肝心なことは要するにトレーニングの「狙い」自体が、その人に合っているのかどうかが最も重要なのです。

しかし僕のtwitterやジムでの質問のほとんどが「トレーニングの方法」に対する質問です。

どんな種目をすればいいですか?

インターバルはどれくらいがいいですか?

セット数はどれくらいがいいですか?

種目の順番の効果的な配置は?・・とかです。

これはすべて「トレーニングの方法」であって内容ではありません。

例えば、長距離の選手に必要な能力は、最大酸素摂取能力の向上だったり、各筋肉の筋持久力であったりするはずです。

つまりトレーニングの「狙い」がこれにあたるわけです。

ここが間違ってしまうともう話になりません。

例えれば、長距離の選手に「短距離の加速力」を求めてしまうということです。

なんとなく効果がありそう・・・みたいな感じで取り入れてしまうことですね(^^;

この間違った内容( 狙い)に対して、方法が間違った場合・・・・

例えば、長距離の選手に加速力を求めるために(内容が間違っている)、長距離をゆっくり走るLSDなどの練習を処方する(方法が間違っている)場合です。

この場合、内容も当然間違いなのですが、方法も間違っているので加速力に必要な能力が伸びることはほとんどないと言えます。

逆にこれが、間違った内容・・・この場合、長距離の選手に短距離の加速力を向上させれば何か役立つかも・・・

という狙いに対して、正しい方法・・・

例えば加速力をあげるためにスクワットを高重量でトレーニングし、足の筋肉量を短距離選手並みにあげるようなトレーニングを「正しく」行ってしまうと当然その能力は「伸びてしまう」結果になります。

長距離選手に短距離選手のような筋肉をつけてしまうと、長距離のパフォーマンスは落ちてしまうのです。

つまり、内容がすでに間違っているのであれば、その間違った方向に能力が伸びない方がむしろ結果的にはいいのです。

トレーニングでは内容が正しいことが絶対条件です!

しかし実はここを間違える方・・・

というより、今自分が何をすべきかどうか?という部分(正しいトレーニングの内容(狙い))が、実はよくわからないんですけど・・・・

という方とても多いのではないでしょうか?(^^;

では、内容を正しくするにはどうすればいいの?なんて声が聞こえてきそうです(^^;

そのスポーツに「あった」トレーニング

「そのスポーツに「あった」トレーニングをしなければいけない」という、恐ろしく単純なことが挙げられます。

そして、この恐ろしく単純なことが、なぜか出来ていない現実がこのご質問者のように多々あるということです。

でも、どういうトレーニングが自分のスポーツにあっているのかわからない・・・・

そんな方も多いですよね(^^;

ぶっちゃけ、どんなトレーニングが自分の行なっているスポーツにあっているのか?を、年間計画を立てて、正確に実施していくにはかなりの勉強量が必要です。

そして出来ればちゃんとしたトレーナーに診てもらうことが望ましいです。

しかし、そんな時間もツテもない・・・・

という場合の対処ですが、すごくざっくりした言い方をすれば・・・

下手なトレーニングするくらいなら、その競技自体そのものを行なっている方がまだ良い!!

・・・・です!

(うわあ・・なんか各方面から怒られそう(^^; )

下手に体幹トレーニングとか、長距離の走り込みをしているくらいなら、バスケならバスケの試合、サッカーならサッカーの試合、テニスならテニスそのものを行なっている方が「なんぼかマシ」です!

プレー時間が長ければ長いほど、その競技に必要な体力、筋力、技術が養われます。

ピント外れなトレーニングするよりよっぽど間違いありません!

例えば、身体に良さそうだから水泳を取り入れようとか、ヨガを取り入れようとか・・・

そういうのは「余裕」があったらすればいいのです!

野球でシーズンオフだから長距離を走る・・・・

のではなく、シーズンオフなら練習時間多いし、疲労も残ってもいいので、普段できないくらいバッティングマシーンで打ち込みをするとか、ノックを受けるとか・・・・

{※ 注 投げるのは肩の消耗があるので、ちょっとそこは考えなくてはいけない)

単純に走っているよりよっぽど「競技に必要な筋力、技術」が養われるはずです。

そして、「余裕」があったら体幹トレーニング、筋トレ、長距離の走り込み、ヨガなどをすればいいのです!

もう少しヒントが欲しいという方に

最後に自分の行なっている競技の「ワンプレーの時間」を気にしてもらいたいと思います。

  • 「一瞬」(野球、幅跳び、高飛び、投擲競技、バレー)
  • 「数秒」(短距離、バスケ、サッカー、テニス)
  • 「数十秒」(水泳、スキー、スノーボード)
  • 「数分」(中距離、ボート競技)
  • 「数十分」(長距離)

などです。

(上記は一例で、ポジションや競技の距離によっても異なります)

この「プレー時間」とあったトレーニングが基本的にオススメです。

例えば「スクワット」一つにとっても、「一瞬」の競技なら、スクワットジャンプを数少なく、より高くジャンプするなどです。

数秒なら高重量で数回のスクワットを・・・

数十秒なら中重量である程度の回数を・・・

数分〜数十分なら自重スクワットを高回数で・・・

というトレーニングを中心に行えば、ほぼ外れはないはずです。

これはスクワットに限らず、腹筋にしても上半身にしても同じことが言えます。

プラスあと考えるとしたら自分の行なっているスポーツに必要な「プレー速度」です。

とにかく速いスピードが必要なら、普段のトレーニングも「スピードを速く」行うことを心がけるべきです。

プレーはゆっくりでも強さが求められるのなら、重い重さでゆっくりとしたトレーニングを多く行うべきです。

なので、野球の野手のように「一瞬」の「速い」プレーが多いにもかかわらず「長距離を走りこむトレーニング」なんてナンセンス極まりないんです。

時間の無駄遣いもいいとこです(^^;

コンディショニングの面から100%無駄とは言いませんが「他にやることが山ほどあるんじゃない?」とは、はっきり言えます。

このようなことはおそらく日本中で行われているでしょう。

少しでも皆さんの行なっているスポーツにあったトレーニングができるよう、よろしければこの記事を少しご参考にしてください(^^)

ではでは!

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