姿勢・身体の歪み

身体の歪みと「皮膚運動学」について

2019年5月18日

皆さんこんばんは!!

毎週金曜日は「身体のゆがみ」をテーマにお届けいたしております。

今日は「皮膚運動学」というテーマでお届けしたいと思います。

ここでポイントなのは「皮膚」です。

じつは人体にとって動作をする時に皮膚というのは「抵抗」になるのです。

あまりこのような感覚で日頃動作をしている方というのは少ないと思いますが、とある実験をするとこれが実感できると思います。

いまこのブログを見ていただいている皆さんにも簡単にできます。

まずそのまま首を左右にひねって、視界の端がどこまで見えているか確認してください。

何回かやって、首の捻れる限界値を視界で確認します。

では、まあ右左どちらでもいいのですが、左のほうがひねりづらいとしましょう。

この場合、まず右手のひらで、右のほほを触れます。

そのまま顎に向って、ほほをさするように手の平を斜め下にさすります。

左の手は、左の顎の横に添えます。

そして顎から左のほほに向ってこちらは斜め上に向って手のひらでさすりあげるようにします。

これを両手でわりと勢いよく「シュッシュッ」と10回から20回くらいほほをさすって見ます。

終わったら、また首をひねって左を見てみましょう。

どうでしょう? 全員は厳しいかもしれませんが、かなりの方が、視界の端に見える景色が広がっているのではないでしょうか?

これは、顔の皮膚の抵抗を左に捻る方向に抵抗を軽減させたために起こる現象です。

このように皮膚の「抵抗」を軽減させると身体の動きがスムーズになったり、稼働域が広がるのです。

これを「皮膚運動学」といいます。

まず皮膚運動学の基本的な法則を3つご紹介します

1 皮膚にシワが出来るときシワが深くなるような運動は「制限」される

2 皮膚の運動方向は間接運動と連動する

骨同士が近づくと皮膚は間接から離れる方向に動く

3 皮膚は筋肉と滑走する

適切な方向へ皮膚を誘導することで、筋肉の収縮が行いやすくなる

です。

また、筋肉と筋膜の動きも大切です。

皮膚のすぐ下には浅筋膜層というものがあります。

この動きと筋肉の動きは逆に動くのです。

そしてこの 浅筋膜層と、そのすぐ上にある皮膚がおなじ方向に動いてしまうと、そのまま筋肉の動きを制限してしまいます。

では、具体的に皮膚はどのような抵抗になるのか?ですが。こちらのイラストをご覧下さい。

体前屈をするときは、背中の皮膚は腰の方向に、ハムストリングスの皮膚はお尻の方向に引っ張られます。

逆に身体の前面の皮膚は胸の方向に押されるようにスライドし、ふとももの前の部分もしたの方向に押しやられます。

この方向に皮膚を誘導してあげると、この体前屈の動作はもっとスムーズに行え、稼働域も広がります。

そして、この考え方は体のゆがみの改善にも生きてくるのです。

今日は、まず「皮膚運動学」というものがあり、身体の動きは皮膚によっても制限されているということをご紹介いたしました。

次回は、もう少しこの部分に踏み込んでお話をしたいと思います。

よろしければお楽しみに(^^)

ではでは!!!

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