筋力トレーニング

メディシンボールトレーニングについて

メディシンボールを使ったトレーニング

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日はメディシンボールトレーニングというテーマでお届けしたいと思います。

メディシンボール・・・・僕の時代だとどうしても、ボクサーが仰向けに寝て、メディシンボールをお腹に落としてボティの打たれ強さを鍛えるトレーニングを真っ先に思い浮かべます。

しかし、最近はこのメディシンボール、格闘技専門店ではなく、普通のスボーツ店でも簡単に目にするようになりました。

しかも、重りにいろいろな種類があります。

中には持ちやすいようにグリップが付いているタイプのものもありますね(^^)

これは、ボティに落とす・・・ ことを前提にしているわけではないからです(^^)

メディシンボールは最近は色々なスポーツトレーニングにおいてとても重要な働きを果たすようになってきています。

メディシンボールトレーニングを行うことによって得られる最大のトレーニング効果は「筋肉の協調性」です!

最近は様々なトレーニング器具があったり、自重トレーニングも様々な種類が本に掲載されたりしています。

そのため「体の特定の筋肉」を使ってパワーを発揮することは、昔に比べて得意になってきている選手も多いと思います。

しかし、足・体幹・肩・腕と全身の筋肉を協調させながら一気にパワーを発揮するという能力が実は、得意ではない選手も増えているそうです。

と言うより、これは選手だけではありません。

これはNSCAのセミナーで聞いた話ですが、インストラクターやトレーナーの実技講習をするときに、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトなどのバーベルの基本種目や、マシントレーニング・・・

例えばラットプルダウンなどは、パーソナルトレーナーの有資格者レベルなら誰もが上手くそれなりの重量を行えます。

しかしことクリーンなどの爆発系エクササイズをさせると途端に、スクワットやデッドリフトの挙上重量からは考えられないくらい、軽い重量でしか行えない人が出てくるそうです。

・・・・ぶっちゃけ言うと僕もあんまり自信ないです・・・・・・(^^;

どうしてもスボーツクラブの指導を中心に活動するトレーナーは、こういう爆発的エクササイズの指導だったりトレーニングの機会が少なくなるからだそうです。

メディシンボールのエクササイズは、この単独で鍛えた筋肉を協調させながら大きな全体パワーを発揮させるトレーニングとしてとても有効です。

そこでまず、このメディシンボールの基本的な使い方を3種類ご紹介したいと思います。

メディシンボールトレーニング

「チェストパス」

バスケットボールの授業などでは、最初に行うあれですね(^^)

メディシンボールを両手で胸の前に構え、そのままボールを押し出すようにして投げます。

メディシンボールトレーニングではさらにこれを「ジャンプ」しながら行います。

どういうことかというと「上」にジャンプしながら行うのではなく、パスする方向・・・

つまり「前方」にジャンプしながらチェストパスを行います。

これにより足腰と体幹、上半身を瞬間的に連動させて力を発揮させるトレーニングとなるのです。

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「アップスロー」

これは足を少し広くして立ち、メディシンボールを両手で持って腰をかがめます。

ボールは足の間に来るようにし、そのまま「上」にボールを放り投げます。

もちろん、足・体幹は爆発的に伸ばしながら上に放り投げるようにしてください。

投げたらボールから目を離さず、素早く逃げてくださいね(^^;

重量物ですので頭部にぶつかったらえらいことになりますので要注意です!!

IMG_3419.jpg

「バックスロー」

要領は「アップスロー」と同じで、違うのは「上」に投げるのではなく「後ろ」にボールを投げるようにしてください。

当然上に投げるより、身体を伸ばしきり・・

というより若干反らしながら投げるので、アップスローよりも運動強度は高くなります。

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