2017年11月23日

加齢と共につまづき、転倒してしまう理由について

みなさんこんばんは!!


毎週水曜日はみなさんとのやりとりについて詳しくご紹介している日となっております。


今日ご紹介するのはこのようなやり取りです。


Q
年をとるにつれて小さな段差などに躓く人が多くみられると思うのですが、こうなる原因は、歩き方に問題があるのでしょうか。

また、脚を上げるために必要な腹筋群、腸腰筋の低下などから起こるのでしょうか。

はたまた、歩行に必要な筋の表裏の関係にある筋肉のバランスの影響で骨盤のズレからくるものなのでしょうか。

お応えよろしくお願いいたします。


A
歩き方、腸腰筋の弱化、筋肉のバランス全てが原因となります(^^)


Q
なるほど!ありがとうございます!


というものでした(^^)


年をとるにつれて小さな段差などに躓く人が多くみられる・・・


とてもよくあるケースです!!


IMG_3317.JPG



なんか久々に健康運動指導士的なやりとりですね(^^;


というのもNSCAのパーソナルトレーナーや日本トレーニング指導者協会の視覚の知識だと、主にスポーツパフォーマンスや、筋肉・体格つくりのことが中心となる傾向にあります。


それに対して健康運動指導士という資格は、メタボリック対策や高齢化社会に対しての医療費高騰の対策として、厚生労働省主体が主体に、それらの問題に運動面からアプローチする指導者育成の性格を強く帯びているからです。


ちょっと話がそれたので本題に戻ります。


年をとるにつれて小さな段差などに躓く人が多くみられる大きな原因は、脚を上げるために必要な腹筋群、腸腰筋の低下などから起こることでまず間違いありません。


健康運動指導士のセミナーで昔聞いた記憶がありますが、人間の身体のなかで最も老化が速い筋肉は腸腰筋であると言われた事があります。


そのため、脚を上げる高さが自然と低くなり、物に脚をぶつけ転倒し、そのまま寝た切りになる・・


というケースが非常に多く、日本中のあちこちで問題になっているというものです。


歩行に必要な筋の表裏の関係にある筋肉のバランスの影響で骨盤のズレからくるものなのでしょうか?歩き方に問題があるのでしょうか?


というご質問の内容もありましたが、これも大きく影響します。


歩行に必要な筋の表裏の関係にある筋肉のバランスとは何か?ですが、これは体幹部の前部と後部のバランスのことだと思って頂ければいいとおもいます。


みなさん、猫背の姿勢で脚高く上がります?(^^;


上がらないですよね?(^^;


猫脊の原因は、体幹部の筋力が低下していることが大きな原因の一つになります。


一概に腹筋が弱いとか(でも大抵弱い)、背筋が弱いとかではなく、全体的に弱いと思っていただいておおむね間違いないとおもいます。


猫脊であると、骨盤もお尻が落ちる「骨盤後傾」になりやすくなります。


こうなると歩行全体のバランスが悪くなります。


筋肉が力を発揮するには、ある程度の「長さ」が必要です。


輪ゴムはある程度ピンと張ったほうが力が出るのと同じ理屈です。


お尻が落ちて「骨盤後傾」になると、自然とお腹側は縮みますよね?


つまり「長さ」が短くなるわけです。


すると脚を上げるのに必要な筋群の長さが短いので、タダでさえ弱くなっている筋肉が、さらにパワーも発揮しずらい・・・という最悪の悪循環に陥ります。


これらの対策ですが、このレベルにあるシニア層の方々ですと、体幹部を鍛えることは確かに必要ではありますが、だからといって、若い方がやっている腹筋運動(シットアップ)や、脚上げ腹筋(レッグレイズ)をやれといっても無理でしょう(^^;


もちろんプランクとかも相当厳しいとおもいます。


お勧めとしては、まずは、壁に手をついて、背筋を伸ばしてたちます。


その姿勢のまま片方ずつ「もも上げ」をします。


一番高いところまで足が上がったらその場でキープです。



まずは左右の足10秒ずつを2〜3セット行うくらいのトレーニングがちょうどいいのではないでしょうか?


また、テレビを観ながらでも構わないので、立ちながら、その場でゆっくりと脚を高く上げる「その場もも上げ」を1分ほどしていただく・・・というのもいいかもしれません。


脚が高くあがらなくなったのであれば、脚を高く上げる運動をする・・・


当たり前のようですが、これが「競技的特異性」(その競技独特の筋肉の動かし方)に最もあったトレーニングとも言えます。


よろしければご参考に(^^)


ではでは!!


今日の日記ブログはこちらから(^^)
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posted by てっちゃん at 00:08| 体幹