2017年07月20日

「0発信」から「トップスピードまで」の各筋トレやジャンプトレの要点について」

みなさんこんばんは!!


毎週水曜日はみなさんとのやりとりについて詳しくご紹介している日となっております。


今日ご紹介するのは、このようなやりとりでした。


まず、今回のQ&Aは、僕のこのづふやきに対する反応でした。


Q
こんにちは!質問させて頂きます。

自分は自転車競技の短距離をやっています。

競技の中で0発進をする場面とある程度のスピードからトップスピードに上げる場面があるのですが、自分は0発進からある程度のスピードまで上げるのは割りと得意な方なのですがそこからトップスピードに上げる能力があまりないです。

そこでどのようなトレーニングや練習をしたらその能力を伸ばすことが出来るか教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。


A
トップスピードを上げるにはアシステッドスプリントというトレーニングが基本になります。下り坂を全力で走ったり、バイクで引っ張ってもらうトレーニングです(^^)


Q
分かりました!参考にさせてもらいます。ありがとうございます!


というものでした。


今日は、「0発信」から「トップスピードまで」の各筋トレやジャンプトレの要点について」というテーマでお届けしたいと思います。


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ヨーイドンで、スタートして、加速を続け、トップスピードまでスピードを上げる・・・


陸上競技の100m走では、これらすべてをきっちりこなすために、いろいろなトレーニングをされている方多いと思います。


しかし、どのトレーニングがどの局面に役立つのか?


ちゃんと理解してトレーニングしている方って・・・割と少ないのではないでしょうか?


今日はそんな方のために、それぞれの局面でのトレーニングのポイントについてお話をしていこうと思います。


まず、100mに限らずダッシュでトップスピードまで加速するということは、なんかイメージ的に「身体を速く動かす筋肉を使っている」と、みなさん思っていませんか?


それはそれであっているのですが・・・・


100mすべて超高速で動いていないですよね?(^^;


テラフォマーか刃牙で見た記憶があるのですが、ゴキブリは「0発進」で、すでにトップスピードに達するそうですが・・・


人間では無理ですね(^^;


まず、大事なことですが、ヨーイドンでスタートする瞬間からせいぜい10m位まで・・・・


速いでしょうか?


そんなにスピード出てないですよね?


この時に必要なのは「低速パワー」と言われるものです。


つまり「スピードはゆっくりな力」とでもいいましょうか?


ここを速くしたかったら、ある程度「低速になる」重量でトレーニングすることが大事です。


「になる」重量ですよ?


つまり「軽い重さをわざとゆっくりトレーニングする」のではなく、「重い重量で目一杯速く動こうとしても速く動けず「ゆっくり動作さざるを得ない」トレーニング」を行うべきなのです。


ただしこのトレーニングをしている時でも、「意識の中では目一杯速く動こうとしている」ことが大切です。



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また、足の接地時間もこの時は比較的長いので、ジャンプ系トレーニング(プライオメトリックトレーニング)も、この領域の能力向上のためには、「足の接地時間の長い種目」をチョイスします。


スクワットジャンプやシザースジャンプなんかはその典型な種目ですね(^^)


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これに対して、加速が進んでいくと、どんどん「速度」は速くなるものの、すでに前方への身体の勢い(慣性モーメント)はついているので、「力」というのは、速度に比例して必要なくなっていくのです。


そして先ほどの低速パワーと言われるもが、どんどん「中速パワー」「高速パワー」に切り替わっていきます。


中速パワーは、「ある程度のスピード」と「ある程度の重量」でのトレーニングが必要になります。


バーベルのトレーニングであれば、クリーンなど、ある程度の重量を爆発的に動かすトレーニングになります。


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足の接地時間も徐々に短くなっていくので、ジャンプ系トレーニングもそれに合わせたトレーニングが必要です。


前方への「連続した」ロングジャンプやタックジャンプになってきます。


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さらに高速になると、もうバーベルの負荷はいらないかもしれません。


高速パワーでも、「そこからさらに加速させたい」のであれば「レジステッドスブリント」というトレーニングがメインになります、


これは、坂道を駆け上がるトレーニングであったり、ウェイトジャケットなどを装着して走るような、「少しだけ抵抗をかけたトップスピードトレーニング」ですね(^^)



そして、「トップスピード自体を高くしたい」という場合は「アシステッドスプリント」というトレーニングがメインになります。


足の設置時間も極力短いジャンプトレーニング、いわゆるホップ系の連続ジャンプトレーニングが、この領域でのトレーニングになります。


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さらに今までは高重量→低重量となるにつれ、動作スピードも「遅い」→「速い」になってきましたが、その行き着く先の究極の形です。


つまり・・・重量は、かかるどころか、「マイナス」に・・・


速度は「いつものトップスビードより速く」・・・なトレーニングです。


いつものトップスピードより速くって・・・・無理じゃね?


負荷も「マイナス」って何?


と思われるかもですが・・・


スプリントであれば、「下り坂」を走ることによって、「負荷はマイナス」「速度はいつもより高速」が出るはずです。


他にも、このQ&Aで答えたように「バイクで引っ張られる」トレーニングですね(^^)


これにより「いつも出せないスピードを「体感」すること」によって、平地でもその感覚を目指すことにより、トッブスピードのさらなる向上を目指せます。


このご質問者のように、自分のスピードのどの局面が弱点なのか?を知り、それら合わせたトレーニングをしていくことはとても大切です。


まずは、自分の弱点は「タイムを距離別に測れば見つかる」ので、まずそこから始め、次にトレーニングをセレクトするようにしてみましょう(^^)



よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!



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ようこそフィットネスフィールドへ
1日で、フォロワーさんが2000人ほど減りました(^^;
posted by てっちゃん at 00:13| ジャンプ、スピード、アジリティ