2016年07月28日

「身体が硬すぎちゃダメですか?」について

みなさんこんばんは!!


毎週水曜日はみなさんとのやりとりについて詳しくご紹介している日となっております(^^)


今日は「身体が硬すぎちゃダメですか?」というテーマでお届けしたいと思います。


身体が硬くて硬くて・・・・・と悩んでいる方多いと思います。


身体が硬い・・・・・と一言で言っても、意味合いはいろいろとあると思います。


例えばスポーツでは、


※ 身体が柔らかい方が高いパフォーマンスを発揮出来る


※ 身体が柔らかい方が怪我をしにくい


・・・・・と巷では考えられていると思います。


でですね・・・この二つ似ているようで、言っていることが少し意味合いが違うと思っています。


どういうことかというと・・・・


まず、「身体が柔らかい方が高いパフォーマンスを発揮出来る」という点についてですが、これは主に「可動域」のことを指しています。


要するに可動域が大きければ大きいほどプレーが大きくなり、結果パフォーマンスも高いであろうと・・・・・


でもこれ・・・・微妙なんですよね(^^;


例えば野球(投手以外)・サッカー・バスケ・バレーボール・テニス・などのスポーツに関しては「普通の柔軟性」があれば、それ以上の柔軟性が必要かと言われればそれは少し微妙です。


こういう「瞬発力」「敏捷性」がものをいうスポーツでは「伸張反射」という、筋肉の反動をいかにうまく使うかがポイントになってきます。


伸張反射とは「筋肉が急激に伸ばされた時に、筋肉が収縮しようとする反射」であり、その特性を生かして人はプレーしています。


あまりにも筋肉が柔らかいと、筋肉が急激に伸ばされても「まだ大丈夫じゃん」と筋肉が判断して、収縮しようとするパワーが弱まるケースがあるのです。


また、これらのスポーツは一歩一歩のストライドの幅もそれほど大きくないので、股関節のストライド幅を広げるという必要性は少なく、むしろ伸張反射を使った細かいステップでの瞬発力がものをいうスポーツなので、プレーに支障が出ない程度の柔軟性くらいの方が都合が良かったりします。


それに対して、陸上競技のトラック競技は、ストライドが広い方が有利だったりしますし、水泳、野球の投手に関しては、肩肩甲骨周りの柔らかさが、肩の動きの滑らかさに直結するので、こういう競技に関しては、それぞれの場所ではできるだけ柔らかい方が有利といえます。



つまりスポーツによって必要な柔軟性と、必要以上に柔らかくしない方があえて良いという柔軟性があったりします。(プレーヤーのプレースタイルによっても左右される場面あり)



では、次の「身体が硬いと怪我をしやすいのか?」ですが・・・・


まず可動域の面から話すとこれも「ちょっと微妙」と言えるんです。


関節可動域の大きさと怪我の受傷リスクの関係性は僕が見てきた文献ではあまり見られません。
(誰か知ってたら教えてください(^^) )


むしろ、大きな可動域が逆に「関節が伸ばされきった状態で大きな外力を受けることにより怪我をする」リスクを増やしたりします。


本来なら外力を受けた時に、そこまで関節が伸ばされる前に伸張反射が働き筋肉が収縮してくれて関節を守るはずなのに、なまじ柔らかいが故に、関節が伸びきっても伸張反射が起こらずそのまま外力のままに受傷してしまう・・・なんて場合ですね(^^;


そして、身体が硬いの「もう一つの意味合い」が故に怪我をする・・・これはあると思います。


それは何かと言うと、スポーツ・・・というより一般の方のケースです。


どういうことかというと、筋肉は長い間使っていなかったり、同じ姿勢を長時間繰り返しているとやがて「固まってしまう」性質があります。


動きが渋くなってしまうんです。


この結果・・例えば長時間のスマホ、軽作業(家事など)、読書などで背中を丸めたままの時間が毎日長時間に及ぶとやがて「猫背」になってしまう・・・なんていうのはこの典型例です。


こうなると腰痛を起こしたり肩が痛くなったり・・・・


怪我というと少し微妙ですが、「痛い」ことに変わりはありません。


またこういう「筋肉が硬い」状態でプレーして筋肉を傷めてしまうなんてケースもあるでしょう。


こういう意味では身体を柔らかい状態・・というよりは「筋肉を柔らかい状態」に保つことによって怪我や痛みを防ぐ・・・・これは十分に「あり」な話になります。


可動域を大きくしたい場合は「静的ストレッチ」と言われる、皆さんが想像される「じっとしながら身体を伸ばす」ストレッチになりますが、「筋肉を柔らかい状態に保つ」のは、むしろラジオ体操のような動きながら行う「動的ストレッチ」が主体になります。


なので、スポーツの前の怪我を予防したいために行うストレッチは、「可動域を広げよう」という静的ストレッチは必要最小限にとどめ、できるだけ「動きながら身体をほぐす」動的ストレッチを行うようにしましょう。


たま、普段の生活における痛みを発症させる原因を防いでくれる「筋肉の柔らかさ」「筋肉を動きやすい状態にしておく」のは、ヨガなどのようにじっと伸ばすよりは、やや活動的に動いていただく動的ストレッチの方が、やはり向いていたりします。


よろしければぜひ色々ご参考にしてください(^^)


ではでは!!!!


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posted by てっちゃん at 00:29| ストレッチ