2019年07月15日

「格闘家のダイエットの基本的な流れについて」ディプリート&チート編

みなさんこんばんは!


毎週日曜日の夜は「ダイエット」をテーマにお届けいたしております。


今日は「格闘家のダイエットの基本的な流れについて」その2というテーマでお届けしたいと思います。


前回格闘家の減量について、少しご紹介をしました。


格闘家の減量は、時に筋肉を落としてもいいというくらい減量をします。


その点はボディビルやフィジークと明らかに違うのですが、それは「前日計量」による、試合までに「1日時間がある」ことを利用した「リカバー」がいかにできるかが、試合の優勢に大きく影響を与えるためだという事をご紹介しました。


そのために試合前に「塩」や「水」を抜いて、とにかく身体に含む水分をどれだけ計量の瞬間まで抜けるのか?がポイントになります。


前回はこの「塩」や「水」を抜くことをお話ししましたが、今日はそれ以外のポイントについてお話ししたいと思います。


まず、「ディプリート」というものがあります。


これはどんなことかというと、「糖質を完全にカット」する日を設ける事を言います。


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糖質をそこまで制限するには、いくつかの理由があります。


まず最初の目的はもちろん「脂肪を落とす」ためです。


脂肪を極限まで落とすという意味では、フィジークやボディビルも同じなので、この手法は格闘家のみならず、ビルダーやフィジーカーでも当たり前のように使われるテクニックです。


糖質を完全にカットすれば、脂肪をエネルギーにしなければ身体は動かなくなるので、脂肪をとにかく落としたいという時期にはこれは使われるテクニックなのですが、何事も「計画」が大切です。


これをやみくもに行うと「筋肉」まで必要以上落ちてしまいますし、格闘家であれば「練習に必要なエネルギー」も枯渇してしまうので、練習の「質」が落ちます。


なので、ディプリートは「散発的」に行うことが大切です。


1週間に1日とか、やっても2日間だけにして行われる事が多いです。


そのあとに糖質を補給して、必要以上に身体にダメージが蓄積する事を防がなければいけません。


また、もう一つ行われるテクニックに「チート」と呼ばれるテクニックがあります。


これは、「あえて食べる日を設ける」のです。


減量中は食べちゃ駄目なんじゃないの?


と思われるかもしれませんが、僕の経験上これが結構「落ちる」のです。


というのも人間そんなに我慢が続くわけではありません。


以前うちのジムに在籍していたフィジークのチャンピオンだった選手が、試合前に「今絶世の美女が裸で目の前に立っていても、その後ろに食品棚があったら、迷わずその女性を押しのけて僕は食べ物を食べます!!」と言っていました(^^;


その選手曰く「女の人がいなくても死にはしませんが、食べ物がないと人は死んでしまいます」と、餓えたギラギラした目で言っていましたね(^^;


まあ、そんな選手の心の拠り所が「チート」なのですが、これ減量的にも実はある程度理にかなっています。


カロリーをたくさん入れると太るのでは?と思われると思いますが、脂肪を燃焼させるためには「身体を動かすエネルギー」が必要なのも事実です。


身体はあまりにも体内のエネルギーが枯渇すると生存維持のためにエネルギーをあまり燃やさなくなってしまうのです。


このエネルギーを定期的に入れてあげることは精神的にも肉体的にもとても重要なことなのです。


先ほどのディブリートをずっと続けないのは、実はこの「エネルギーの枯渇」を防ぐためにも大切なことなのです。


チートを入れるのは減量中であれば、減量初〜中期は1ヶ月に1〜2回、試合月は計量2〜3週間前に1回だけ入れるくらいになります。


そしてディプリートはその倍の数を入れるくらいのケースが多いのではないかと思います。


また、試合前1週間くらいにわざとディプリートを2〜3日間入れて糖質を完全に枯渇させた後、糖質を補給して、筋肉に糖質を吸収させて筋肉を張らせたり(カーボアップ)、エネルギーを充満させる(カーボローディング)させるテクニックもあります。


トレーニングはずっと同じことを続けていると「慣れによるオーバートレーニング」状態に陥り効果が出なくなることもありますが、減量も「同じことを続けていては駄目」なのです。


ぜひ「飴と鞭」を使い分けてご自身のダイエットにお役立てください!!


よろしければご参考に(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:31| ダイエット