2019年07月08日

格闘家のダイエットの基本的な流れについて

みなさんこんばんは!


毎週日曜日の夜は「ダイエット」をテーマにお届けいたしております。


今日は「格闘家のダイエットの基本的な流れについて」というテーマでお届けしたいと思います。


このブログは2019年7月に書いていますが、先日、うちのジムのインストラクターをしてもらっている寺島くんというスタッフが、K-1の両国大会になんとプロデビュー2戦目で抜擢され、見事1R1分10秒でKO勝ちを収めました。


その減量の様子を見たり、また、僕自身もトレーナーとして同じくK-1系の選手の試合に向けた減量に携わったことがありますが、その減量はボディビルターやフィジーカーの減量とは色々と違うところがあります。


今日は、その両者の違いについて色々とお話ししたいと思います。


まず、格闘家の減量の目的は何か?です。


もちろんリミットまで体重を落とすことが最初の目的ではありますが、それが最終的な目的ではありません。


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格闘家の減量の目的は「相手に勝てる身体を作る」ことを目標にしながら体重を落とすことです。


この点がビルダーやフィジーカーの減量と大きく違うところです。


ビルダーやフィジーカーは「いかに筋肉を落とさず脂肪を落とすか?」に注力します。


しかし格闘家は「筋肉を残せば勝てる」というほど勝負は簡単ではありません。


格闘家の減量は「相手に勝つ」ための減量をします。


そのため時には筋肉を落とすことすらいといません。


なぜ筋肉を落としても勝てるのかというと、格闘家の減量は計量日が一日前にあることがポイントです。


その日のために筋肉すら落としても「1日で体重をリカバー」できるのです。


このリカバーがすごくて、階級にもよりますが、5kg〜7〜8kg一日で戻してしまえることもあります。


え・・・1日でそんなに体重が変わるの?


と思われるかもしれませんが、ここがポイントです。


寺島くんの例で言えば、軽量2日前までであと3kgと言っていました。


2日で3kgというと、普通の人はびっくりするかもしれませんが僕は彼に「めちゃくちゃ順調だね! もう余裕でいけるでしょ」と言っていたら彼も「余裕です」と言っていました。


格闘家の減量とはこういうものなのです。


最後に3kg落とすには、彼も言っていましたが、「塩」を抜いていきます。


これだけで1〜2kgストンと落ちます。


というのも塩は身体に水分を含ませるので、食事や水分から塩を抜くとそれだけでこれくらいは落ちてしまうのです。


あとは軽量日の午前中にサウナに入って「水」だけで1〜2kg落とします。


これも普段の練習から練習前と後で汗でどれくらい体重が落ちるのか?を測っていれば簡単に行けます。


例えば普段2時間の練習で1kgくらい落ちいてるのだとすれば、計量前に2時間サウナに入っていたら同じくらいは落ちるものです。


1回のトレーニングで落ちる体重はそのほとんどが「水」であるため、同じ時間サウナに入っていても体重が落ちるペースはそれほど普段と変わることはありません。


もちろん1回のトレーニングでそれ以上落ちていればより体重が落ちる量は多く見込めます。


僕が見ていた選手は1回のトレーニングで1.5kg落ちていたので軽量日の朝であと1.5kgであればいける計算でした。


なので3日前までであと3kgなら「余裕」なのです。


そして計量後は1日で水分と塩分を補給して3〜4kg戻して、さらに糖質・炭水化物を目一杯とって、2kgくらい戻せば余裕で5kg多い体重で試合にのぞめます。


格闘技は「リミット体重から試合までいかに体重を多くできるのか?」がポイントであり、体重が多ければ多いほど非常に有利になります。


よく格闘技の試合で、あれ?同じ階級なのに体つきが全然違うんだけど・・と思う時があるかもですが、それはこの「リカバー」が違うと思っていただいて良いと思います。


次回もちょっとこの「格闘技の減量」について、お話ししたいと思います


よろしければおたのしみにしてください(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:11| ダイエット