2019年04月11日

仙腸関節のロックを治すには?

みなさんこんばんは!


毎週水曜日はみなさまとのやりとりをご紹介している日となっております。


今日ご紹介するのはこのようなやりとりでした。


Q
はじめまして。

宜しかったら教えていただきたいのですが、仙腸関節のロックを治すにはだいたいどれくらいの期間がかかるのでしょうか?

治すのは難しいものなんでしょうか?

なかなか治らず困っていたので(^_^;



A
仙腸関節は2mmから3mmくらいしか動かない深部にある箇所なので、どれくらいで治るという基準はないと思ってもらっていいと思います。


対処は動的なストレッチを根気よく行なって行くしかないと思います。


と言うものでした。


仙腸関節・・・難しいです(^^;


まず、初めてこの言葉を聞くという方のために、この仙腸関節という関節はどんな関節なのか?をご説明します。


この関節は骨盤の中にある関節です。


骨盤とは、中央にある仙骨という骨と、左右の寛骨という骨から成り立っています。


骨盤自体がとても大きな骨の塊なのですが、その構造は結構シンプルで、構成されるユニットは大まかにこの3つの骨から構成されます。


IMG_5254.jpeg



ただし寛骨は、腸骨、恥骨、坐骨から構成されていて、他に仙骨の下に尾骨などがありますが、それほど複雑な構造になっていません。


寛骨の中でも、トリケラトプスのエラのように大きく左右に広がっているのが腸骨ですが、この腸骨と仙骨の間にある「隙間」を仙腸関節と言います。


ここがですね・・・・もう人類の神秘が詰まっていると言っても過言ではありません(^^;


なにせここ、なんと「2〜3mmほど」しか動きません。


それしか動かなくて、なんに役立っているの?と思われるかもしれませんが、ここが動かないと色々なところに影響が出ます。


そしてご質問者の仙腸関節のロックに関しては、僕のこのブログ記事から言われたものです。



「仙腸関節とぎっくり腰の関係」と簡単チェック法



そこから引用すると、


まず、ここは、通常、仙腸関節は

※ うなずき運動



※ 起き上がり運動

の二つがあります。


イラストのピンクがうなずき運動、黄色が起き上がり運動です。


IMG_3580-thumbnail2.JPG


寛骨と仙骨は、それぞれ「逆の方向」に動くのですが、その動きをつかさどるのが「仙腸関節」になります、。


この動きのリズムが崩れてしまい、特に仙骨の方が後屈したままロックしてしまう・・・


これが「仙腸関節のロック」です。


するとですね・・・同時に周囲の靭帯が急激に引っ張られて損傷して捻挫が起こる・・


・・・痛そうですね(^^;


僕も1回なったことがあるので、ゾッとします(^^;


これがぎっくり腰の要因の一つです!


・・・以上が引用です。
(自分のブログから引用って・・・・(^^; )


このご質問者さんは、どれくらいの期間で、どのようにすれば治るのか?というご質問の趣旨でしたが、こんな深い場所のちよっとしか動かない場所がどれくらいで治るのか?に関してはちょっとわからないというのが本音です(TT)


ただし、関節である以上、その動きをスムーズにするには、ヨガのようなじっとして筋肉を伸ばす「静的なストレッチ」よりは、動かしながらストレッチをしていく「動的なストレッチ」の方が、関節をスムーズに動かしやすいと言えるでしょう。


動的なストレッチとは何も難しいものではなく、例えば仙腸関節なら、ラジオ体操で行う、上半身の前後屈や回旋運動などでもいいと思います。


まず、脊柱を色々な方向に動かしながら、その「付け根」とも言える仙腸関節を少しでも色々と動かしてあげ行くようにしましょう!!


色々書きましたが、よしければご参考にしてください(^^)



ではでは!
posted by てっちゃん at 00:12| ゆがみ