2019年01月12日

「リウマチにおける「筋トレ」について」の注意点!!

みなさんこんばんは!


毎週金曜日は「ゆがみ」をテーマにお届けいたしております。


今日は「リウマチ」について色々とお話ししたいと思います。


リウマチ・・・あまり若年層の方には、縁遠いかもしれませんが、これは20代から30代で発症することが多いです。


さらに40代になるとさらに罹患率が増えてくる疾患になります。


また、女性の発症率が高く、女性は男性の2.5倍の確率で発症しやすいことがわかっています。


また、厄介なことに、この疾患は、病因や原因はまだ解明されていないのです。


リウマチとは、簡単に言うと関節がどんどん硬化していく疾患です。


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今日はそんな難病「リウマチ」に対しての運動療法の注意点を、少しお話をしたいと思います。


前回も言いましたが、リウマチに対して、運動が万能薬のように思ってはいけません。


まず、医師による対処が基本になることは間違いないです。


むやみに身体を動かすのではなく、まず運動療法をするには医師の許可を得るようにしてください。


それを踏まえた上で、今日は「リウマチにおける「筋トレ」について」というテーマでお届けしたいと思います。


関節が硬化していく病気なのに、関節に負荷がかかる筋トレをやっていいのか?


なんて思われる方も多くいらっしゃると思います。


リウマチの患者さんに筋トレを行うメリットはたくさんあると考えられています。


ただし、まず、ここでの注意点は、やはり導入には最新の注意が必要という点です。


コントロールの不十分な動作や衝撃は障害の危険が伴います。


それを踏まえた上での運動強度についてですが、リウマチの方への筋トレの強度は一回上がるギリギリの重さの30%から50%ほどでトレーニングをする事が推奨とされています。


とある研究では、リウマチの患者さんに対し、

・時間は15分から60分、

・頻度は週に2回から7回、

・負荷は30%〜

・回数は5〜30回

・セット数は各部位1セットから4セット

・期間は3〜104週間


のトレーニングを行なったところ、等尺性の筋力と、握力などが改善されたという結果が出ています。


幅が広いのは、患者さんの症状にかなり幅があったからであると考えられます。


また、高強度のエクササイズは全くやってはいけないのか?というと、これもあくまで症状を見つつという前提はあるものの、それほど否定的な研究がありません。


Fjint-Wagerには、16週間、週に3回の高強度な筋トレを行なった後、患者さんの痛みと機能が改善したということを報告しています。


De jongらは、最新の研究で18ヶ月という長期にわたる研究で(対象者71名)、84%の人が、研究期間終了後も同程度のトレーニングを継続して行っており、その方達にX線画像診断をしたところ、有害な影響は全く見られなかったそうです。


リウマチは関節が硬化していく病気であり、進行性の病気です。


そのため患者さんの危機意識も高いのですが、そんな状態の方が筋トレを「出来た」となると、喜びの方が大きいため、高強度のトレーニングの継続性が高いのではないかと僕は思います。


リウマチの患者さんは、不活動になりやすく、その結果「鬱」にもなりやすい傾向があります。


そのため「出来た」という成功体験を植え付けさせながら機能回復を図る筋トレを実施することはとても大切なことです。


医師と相談しながら、ぜひ「私なんかもうだめ」と思わせず、前向きに対処するためにも、筋トレはとてもわかりすいトレーニングだと思います。


なぜなら「重量」や「回数」、「セット数」といった、誰でもわかりすい指標があるため、それらがトレーニングをしていって少しでも伸びた時は「私にも出来た」という自信につながりやすいからです。


ぜひ、勇気を持って前向きに色々なトレーニングに取り組んでもらいたいと思います。


色々書きましたが、よしければご参考にしてください(^^)



ではでは!
posted by てっちゃん at 00:05| ゆがみ