2019年01月04日

「睡眠とオレキシン活性」について

みなさんこんばんは!!


毎週木曜日の夜は「疲労」をテーマにお届けいたしております。


今日は「睡眠とオレキシン活性」について、というテーマでお届けしたいと思います。


疲労を回復させるためには、睡眠というのは、非常に大切な役割を果たします。


でもオレキシン活性って何? なんて思われる方も多いと思います。


睡眠を語る上で、「目が冴えちゃう!!」「寝付けない」ということはとても大きな問題です。


そして寝つきを語る上で、外からの刺激に敏感で眠れないという方も多いでしょう。


そりゃ、寝ようとしている横でスマホでYouTubeを音を出して見られていたり、外で雷が鳴っていてひびって眠れない・・・とかあるあるだと思います。


また、覚醒に関しては、耳元で目覚まし時計が大きな音を立ててなれば、誰でも飛び起きるかもです!!
(たまに豪傑な方がいて、目覚ましなってもビクともしないという方もいらっしゃると思いますが(^^; )


このように寝つきについても寝起きについても、両方「覚醒」と深く関わりがあるのですが、この覚醒は、実はこれらのような「外部からの刺激」で作り出されるものではないんです!!


意外かもしれませんが、覚醒は外からの刺激ではなく「脳の内部」によって作り出されるのです。


したがって、外部がいくらうるさくても寝れる時はも眠れるし、逆に、どんな刺激を与えても起きない時は起きないみたいなケースが出てくるのです。


IMG_5171.png



では、脳の内部にどんなことが起こっているのか?


覚醒には


・モノアミン作動システム

・コリン作動システム


という二つのシステムがあります。


これらは脳の奥の方にある脳幹部から、神経伝達物質・・・つまりその名の通り「神経を伝達していく物質」が、脳の中で広がって覚醒を呼び起こすのです。


また、睡眠には


・GABA作動システム


というものがあります。


これは逆に睡眠を得られるシステムだと思ってください。



これらのシステムは片方が強いと片方が弱くなり、それぞれ睡眠や覚醒を司るのです。


そして、覚醒をサポートしているのが「オレキシン」という、神経ペプチドです。


このオレキシンが欠乏すると、時と場合を選ばす、強烈な睡眠をもよおす「ナルコレプシー」という病気に陥ります。


逆に、睡眠の質を向上したければ、このオレキシンの活性をあげないことが重要なのです。



オレキシンの活性で働く神経細胞は、身体の内外の環境を統合して活性化します。


嬉しいことや心配事があると全然寝付けない・・という経験をしたことがある方もいらっしゃるでしょう。


遠足の前の日に眠れない子供や、ゴルフの前日に練れないというおじさま方も多くいらっしゃいます。


これがわかりやすいところで言う「身体の内外の環境を統合して活性化」です。


他にも、実は「空腹で寝れない」と言う経験をされている方も多いでしょう。


実は血糖値が低くてもオレキシン活性は上がってしまい、人は覚醒してしまうのです。


これは太古の昔から、空腹でそのまま寝ると餓死してしまうリスクがあるため、起きて獲物を取るように身体ができているんですね(^^)


んー・・・神様ってすごい!!!


心配事や空腹・・・またあまりに嬉しいことなど「眠っている場合ではない」ような身体の外部環境があるとオレキシン活性が上がって、眠れなくなってしまうのです。


したがって、睡眠には食事やメンタルを整えるといった作業はとても重要になります。


でも寝る前に食べたら太っちゃう・・・そんな心配をされる方は、睡眠の2時間くらい前までに食事をすませるようにしましょう!!


二時間で空腹になるとはちょっと考えづらいですし、かなり消化吸収も済んでいる段階で眠るのがベストだと思います。


今日は寝つきのシステムを色々とご紹介しましたが、よろしければご参考にしてください!!(^^)


ではでは!!
posted by てっちゃん at 00:00| 疲労