2018年12月22日

「リウマチに対する運動療法の注意点」その1

みなさんこんばんは!


毎週金曜日は「歪み」をテーマにお届けいたしております(^^)


今日は、「リウマチに対する運動療法の注意点」その1 と言うテーマでおとどしたいと思います。


リウマチ・・・あまり若年層の方には、縁遠いかもしれませんが、これは20代から30代で発症することが多いです。


さらに40代になるとさらに罹患率が増えてくる疾患になります。


また、女性の発症率が高く、女性は男性の2.5倍の確率で発症しやすいことがわかっています。


また、厄介なことに、この疾患は、病因や原因はまだ解明されていないのです。


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今日はそんな難病「リウマチ」に対しての運動療法の注意点を、少しお話をしたいと思います。


最初に言っておかなければならないことは、リウマチに対して、運動が万能薬のように思ってはいけません。


まず、医師による対処が基本になることは間違いないです。


むやみに身体を動かすのではなく、まず運動療法をするには医師の許可を得るようにしてください。


それを踏まえた上で、まず、そもそもリウマチの方は運動をして良いのか?と言うところから話さなければなりません。


これはですね・・・やはりある程度身体は動かした方が良いのです。


なぜかと言うと、リウマチは、症状の悪化の進行と、それが緩やかになる時期をくりかえしていきます。


さらに関節が動かなくなったり痛くなる疾患なので、日常活動も当然、不活動になりやすくなります。


それに伴った鬱に近い状態にもなりやすいと言えます。


それを解消する上でも運動は重要な役割を果たします。


ただしリウマチというのは症状が進む時期とそうでない時期があります。


症状が進んでいる時期は関節が腫れて痛みがこの時期は出やすく身体の活動は控えるべきです。


それらを十分に踏まえた上で、運動を「適切に」処方することが大切です。


また、リウマチの方に運動を処方する場合は「スクリーニング」が必要です。


これは症状の進行度合いを確認することです。


簡単にいうと、症状の軽度の方への運動プログラムと、重度の方への運動プログラムは当然変わってくるということです。


ではまず、関節リウマチの分類基準をご紹介します。

クラス1
日常生活や身の回りのことを完全に自分でこなせる

クラス2
日常生活や身の回りのこと、職務活動はできるが、それ以外(レジャーや趣味など)の活動に制限が出る

クラス3
日常生活や身の回りのことはなんとかできるが職務生活が制限される

クラス4
日常生活、身の回りのこと、職務生活全ての活動が制限される



です。


具体的な症状を判断する上での具体的な質問票は、こちらの図を参考にしてください。


また、リウマチ患者に対して運動を処方する場合は、体力テストも必要になります。


ベースの筋力を決定するのに必要なテストにいくつか種類があるのですが、10RMテストという10回ギリギリできる重さを探していくテストなどあります。


関節に疾患がある方に筋トレテストなんかして大丈夫なのか?と心配される方がいるかもしれませんが、諸処の研究から、有害な事象が出たということがないと報告されているため、筋力テストをしてもOKであると言えます。


持久力を測るテストにもいくつかあるのですが、それらも特に有害な事象が現れる心配はないので、実施してOKデス。


ただし、もちろん細心の注意を払って実施する必要はあるので、しっかりと知識を持っているトレーナーが実施をするべきです。
(注 フィットネスクラブにおいては学生アルバイトレベルのスタッフがたくさんいますが、こういうレベルのスタッフが行うべきではない!!!)


次回もこの難病であるリウマチに対する運動療法の注意点を少しご紹介していこうと思います。


よしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:01| ゆがみ