2018年12月04日

ストレッチすると筋力やパワーが落ちる件について

みなさんこんばんは!


毎週月曜日は「ジャンプ力、スピード」をテーマにお届け致しております。


今日は、「ストレッチすると筋力やパワーが落ちる?」と言うテーマでお届けしたいと思います。


みなさん耳にしたことがある方も多いかも知れませんが、ここ数年「ストレッチをするとパフォーマンスが落ちる」と言う説が世間を賑わしています。


いやいや、準備運動でストレッチするでしょ・・


と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、静的なストレッチに関しては、そのパフォーマンスにマイナスの影響が出やすいと言うのは、割とスポーツの世界では一般的な見解となって来ています。


でも、全然ストレッチしないでいきなり全力で動くなんて怖くて出来ないと言う方もいらっしゃるかも知れません。


ここで、日本トレーニング指導者協会の機関誌、JATI エクスプレス66号に、そのストレッチとパフォーマンスの因果関係をメタ解析した記事がてでいます。


今日はその内容をみなさんに分かりやすい形でご紹介したいと思います。


ストレッチにはラジオ体操のように動きながら行う


・「動的ストレッチ」と、


ヨガのようにじっとしながら筋肉を伸ばす


・「静的ストレッチ」


の2種類があります。


そしてパフォーマンスに悪い影響が出るとされているのは、主に「静的ストレッチ」の方です。


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なので、今ではウォーミングアップには動的ストレッチを行うのが一般的になって来ています。


前回は静的ストレッチ(スタティックストレッチ)を行う秒数が伸びれば伸びるほど、パフォーマンスの落ちが激しくなると言う事をご紹介しました。


今日は、どのパフォーマンスに特に影響があったのか?と言うテーマでお届けしたいと思います。


まず、皆さんが気になるところでもある、筋力から見て見ましょう。


筋力は、膝関節の伸展力や屈曲力、ベンチプレス やレッグプレスの最大筋力などか挙げられています。


42の研究数から、優位な低下あり、変化なし、優位な向上ありの三つに分類すると、以下の表のような結果になったそうです。



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やはり、静的なストレッチはウォーミングアップとして、トレーニング前に実施してしまうと、比較的マイナスの影響が多いことがこの表からも伺えます。


次にジャンプ力です。


ジャンプ力は、その場て勢いをつけてのジャンプや、箱から飛び降りて着地してからすぐにジャンプする能力などの能力を比較しています。



これは20の研究例があり、やはり上記と同じように分類したところこのようになったそうです。


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んー、ジャンプ力もやはり低下を示す研究が多いことがわかります。


最後にアジリティ、スプリント能力についてです。


これは16の研究をそれぞれ分けたそうです。


するとこのようになりました。


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これは割と、低下の度合いが低いことがわかります。


優位な低下と向上があまり差がなく、変化なしが最も多い結果となっています。


このことから、筋トレやジャンプのような、パワーや力を出す場面では、やはり準備体操として静的ストレッチ(スタティックストレッチ)は取り入れないことがいいことがわかります。


スプリントに関してもプラスのメリットとマイナスのデメリットが絡み合っているので、ちょっとお勧めはできないです。


次回は、「じゃあ、この二つのストレッチを組み合わせたらどうなるの?」と言う点をご紹介したいと思います。


よろしければおたのしみに(^^)


ではでは
posted by てっちゃん at 00:10| ジャンプ、スピード、アジリティ