2018年10月23日

「最新のアジリティの定義」について

みなさんこんばんは!


毎週月曜日は「ジャンプ力、スピード」をテーマにお届け致しております。


今日は、「最新のアジリティの定義」についてのお話をしたいと思います。


アジリティ・・・・・スポーツの世界では非常に重要なポジションを占めます。


アジリティをトレーニングするための道具として


・ラダー

・ミニハードル

・ミニコーン


を置いて、ひたすら、そこで俊敏に早く、より複雑なステップでトレーニングをする・・・


SAQトレーニングと言われていますが、(スピード・アジリティ・クイックネスの頭文字を取っている」、今ではそれほど珍しいトレーニングではなくなってきています。


IMG_3289.jpg



しかし・・・しかしです。


このトレーニングがスポーツにおける「本当の敏捷性」トレーニングになっているのでしょうか?


今日はこの点についてお話をしてみたいと思います。


まず、「アジリティ」と言われると、「敏捷性」と直訳されることが多いと思います。


このこと自体はまあ、それ以外の適当な日本語が見当たらないため、このままで良いとは思います。


しかし・・しかしです。


例えば、ある二人の選手が、ラダーやミニハードル、ミニコーンのトレーニングの技術、スピードが全く同じだったとしましょう。


ボールスキルなども同じだとします。


しかし、片方の選手のフェイントは鮮やかに決まったり、ディフェンダーであれば、相手のボールを止められたりするのに、もう片方の選手はそれができない・・・


結構、スポーツの現場ではあるあるなのではないでしょうか?(^^;


「敏捷性」はフェイントや、相手のボールを取るときに最も発揮されなければならない能力です。


従来の敏捷性の概念でなら、技術も同じ、「敏捷性」も同じなら、こう言った球際での大事なシーンでも同じように活躍できるはずです。


しかし、現実的には色々と差ができてしまう・・・


これからの「アジリティ」は、「相手の動きを素早く判断してそれに合わせて素早く身体を適切に動かせる能力」と定義されていく可能性が高いのです。


つまりただ単に、ラダーやミニコーンの上で素早く動けてもそれはスポーツで活きる「アジリティ」ではないのです。


刻一刻と変化する状況に合わせて、素早く身体を動かせる能力・・・


素早い反応速度と、それに伴っていかに複雑に素早く身体を動かせるのか?がスポーツで活きる「アジリティ」なのです。


例えば今までのラダーを見てみましょう。


なんでマス目が「等間隔」なのでしょうか?


ミニハードル・・・等間隔で並べていませんか?


ミニコーン・・左右対象に置いたりしていませんか?


規則正しい順番においてあるものの中を素早く動くことが目的ならそれでも良いのですが、スポーツシーンって、そんなシーンないですよね?


如何に変化する中での一瞬の「変化」に素早く対応できるのか?が出来て初めて「敏捷性がある」と言われるものではないのでしょうか?


もちろん最初は、トレーニングギアを等間隔においてその上で基本的な動作を習得し、それを速くできるようにする過程は必要です。


しかし、ある程度いくと、今度はそれにマス目の並びに変化を加えたり、さらにその不規則な動きをしている最中に人に不規則に方向指示を出してもらって、それに素早く合わせて方向転換をする・・・


そう言ったトレーニングが求められてくるのです。


しかも、ただ単にシンプルな動きをしながら反応速度をあげていくのもダメです。


「複雑な動き」「不規則な動き」をしている最中に「変化」を「一瞬」で察知して「複雑な動き」で「素早く対応しながら動く」ことができて、初めてスポーツで活きる「アジリティ」の能力は高まります。


反応をする「脳」と、それに対応できる「身体」の両面をうまくつなぎ合わせてトレーニングをしていくことが、今後とても大切になってきます。


ちょっと難しい事を言っているかもしれませんが、言いたいことは伝わっていると思いますが、いかがでしょうか?(^^;


今、スポーツをしていて敏捷性をあげたいと思っている方は是非参考にしてください(^^)


ではでは
posted by てっちゃん at 00:03| ジャンプ、スピード、アジリティ