ブロテイン

【初心者向け】ダイエットに適したプロテイン選び

ダイエットに適したプロテイン選び

皆さんこんにちは

パーソナルトレーナーの野上です

今日はまず皆様とのやりとりからご紹介させていただこうと思います。

今日ご紹介するのはこのようなやり取りです。

質問
教えてください!

ファインラボのプロテインはダイエットに適してますか?

私は今クィーンズプロテインを飲んでます。

質問
ちょっと長くなるので、再来週の水曜の夜に更新しているブログのテーマとさせていただきたいと思います(^^)

(今週のはもう書いてあるので(^^; )

質問
楽しみにしています(^^)

というものでした。

ダイエットに適したプロテイン

まず、ダイエットに適したプロテイン・・・・という定義が実はちよっと難しかったりします。

それは、そのブロテインを「どう飲むのか?」によって、意味合いが全然変わってくるからです。

ダイエットをするときのプロテイン飲み方にはざっくり二つの飲み方があります。

一つは「置き換えダイエット」としてプロテインを飲む場合です。

この場合は、食事の代わりにプロテインを飲んであとは特に何も食べないという方法です。

そしてもう一つは「食事もするけど、プロテインも飲む」といった飲み方です。

前者の場合にブロテインを飲む場合は、他に食事を取らないわけですから、ポイントとして上げられるのは「腹持ち」が大事だったりします(^^)

細かな栄養云々より、それを飲んだことによって長時間お腹があまり減らないようであればそれに越したことはありません。

このようなブロテインの飲み方をする場合は、吸収速度の穏やかなカゼイン由来のプロテインだったり、大豆由来のソイプロテインが優れています。

次に、後者の場合ですが、この場合は、筋トレなどをして筋肉を減らしたくない、筋肉を作ることによって代謝を良くして脂肪を減らしたいという場合に適した飲み方です。

この場合、筋肉への吸収速度を考慮して、タイミングよく筋肉にタンパク質を供給できるホエイプロテインの方が向いているでしょう。

内容成分

次に素材の他に、ダイエット目的でプロテインを飲む場合、内容成分もとても重要です。

ウェイトゲインタイプやリカバー重視のタイプのプロテインによく見られるのですが、内容成分に「糖質」が多く含まれているものがあります。

ちなみにウェィトゲインとは「体重を増やす」という意味ですので・・・

たまにこの言葉を「ウェィトを減らす」と解釈する方がいますので十分に注意してください(^^;

ダイエット目的でプロテインを摂る場合は、やはりこの糖質に関しては、僕はあまり入っていない方が良いと思っています。

ダイエットタイプのプロテインにも、食事置き換え用として、栄養バランスを食事に近づけるために糖質とたんばく質をそれなりのバランスで入れているものも見られます。

確かに栄養バランス的にはその方が良いのかもしれませんが、やはりこと何がなんでも体重を減らしたいという場合には、僕は個人的にはあまり糖質の入っていないものをチョイスすることをお勧めします。

また、多分ないとは思いますが、もちろん脂質が多く入っているようにものは論外です。

(ケトジェニックダイエット用としてもしかしたらあるかもしれないので(^^; )

食事置き換え用としては、大豆由来でタンパク質含有量が70%以上のものであればそれほど問題ないと思います。

食事と共用して摂取する場合はホエイプロテインで同じくタンパク質含有量が70%以上のものであればそれほど問題ないと思います。

僕はあまり特定のメーカーを推したり、ディスったりはあまりしたくないのですが、ご質問のあったクィーンズプロテインは、大豆由来でタンパク質含有率75%程なので、置き換え用であればこちらの方が良いと思います。

ファインラボのプロテインは、タンパク質の含有量が85%ととても高いのが特徴だと思いますが、その分お値段もいい値段しますね(^^;

まあ、リッチな方であれば問題ないと思いますが(^^)

ちなみにクィーンズプロテインもHPでは内容量がちょっと見当たらないのですが、30日間分で4000円程ということだと1回20g×30日ということは600gで4000円・・・

僕にはやっばり高く感じるのですが、ただの貧乏性だからでしょうか?(^^;

ちなみに、僕はお小遣いが限られている割にそこそこの量を飲むので、マイブロテインやグリコのマックスロード、エクスブロージョン、バルクスポーツやビーレジェンドのような1Kg2500円程度のものしか飲めません(^^;

 

僕は個人的にはこれらのものをダイエット用として使ってもなんら困ることは無いと思っています(^^)

まあ、サプリメントは「満足感」というのも大切な部分になってくると思いますので、自分の好きなものを摂取するのが一番かもしれません。

「タンパク質はいくらとっても脂肪にならない?」

たんばく質・・・・筋肉を作りたいとか、ボディメイクしたいと言う方にとっては、プロテインを用いてガシガシ摂取していると言う方も多いでしょう。

ダイエットの食事を指導される時も、食事に関しては「高タンパク低カロリーの食事」を基本として指導されることがほとんどです。

なぜこのような「タンパク質神話」が生まれるのか?と言う・・

まず人のエネルギー源となる栄養は

  • 炭水化物(糖)
  • 脂肪
  • タンパク質

の三つになります。

このうち、炭水化物と脂肪は、身体を動かすエネルギー源として使われます。

それに対してたんばく質と言うのは、筋肉をはじめとする身体の各諸機関を作っていくために使われる役割を持っています。

脂肪がつくと言うのは「余ったエネルギーが脂肪に変換されてつく」ものです。

逆に言えば、エネルギーとして使われることの少ないたんばく質は、多く摂取しても脂肪になりずらい事を意味しています。

また、脂肪を燃やすのに当たって、筋肉が多ければ多いほど消費カロリーの面から有利に働きます。

しかし、極端な食事制限を伴うダイエットは往々にして筋肉も少なくなりがちです。

これは足りない栄養を筋肉を溶かしてまで作ろうとする「糖新生」と言う現象が起きるからです。

これを防ぐためにも筋肉の元となるたんばく質は減量中もしっかりと摂取することが勧められています。

しかし、ジムでこう言う質問をよくいただきます。

それは

  • たんばく質も取りすぎると脂肪になるんですよね?
  • プロテインもただ飲んでるだけだったら脂肪になるんですよね?

と言う質問です。

このご質問に対して、僕はいつも「そうです」と答えています。

なので、高タンパク低カロリーの食事を取っているだけではダメで、しっかり運動して筋肉を作るようにしなければいけないと言うことも付け加えて説明しておきます。

どのようにたんばく質は脂肪になるのか?

どのようにたんばく質は脂肪になるのか?です。

これは、たんばく質と言うのは、体内に入ると20種類のアミノ酸に分解され小腸で吸収されます。

ここまではご存知の方も多いと思いますが問題はこの後です。

体内に吸収されて余分になったアミノ酸は、利用ルートから二つに分類されます。

それは

  • 糖原性アミノ酸
  • ケト原性アミノ酸

の二つです。

糖原性アミノ酸は、肝臓などで糖質となります。

ケト原性アミノ酸は、細胞内でミトコンドリアで脂肪酸やその代謝物であるケトン体として使われていきます。

どちらにしても、余分なアミノ酸(たんばく質)は糖質もしくは脂質に変換されるのです。

そして結局余った糖質・脂質は脂肪に変換されていきますので、たんばく質とて余分に摂取したら脂肪になっていきます。

これ「ダイエットプロテイン」とか銘打たれているものでも同じですので(^^;

特に「運動しないでプロテインだけ飲んでもダメですよね」みたいなご質問はたくさん頂きますが「脂肪に変わるだけです」と僕は必ず答えています(^^;

プロテインを過剰に取りたがる方も多いですが、しっかり筋トレして筋肉に変換させていかないと、結局お金を払って脂肪をつけるといったことになりかねないですので、十分にご注意ください(^^;

色々書きましたがよろしければダイエットをしている方はご参考に(^^)

ではでは!

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