2018年08月21日

ジャンプ力テストの評価について

みなさんこんばんは!


今日は、「ジャンプ力テストの評価について」というテーマでお届けしたいと思います。


バレーボールやバスケットボールをしている方の中には、ジャンプ力あげたい!!と、日頃からトレーニングをしている方も多いと思います。


また、そのトレーニングがちゃんと成果を上げているかどうかを確かめるために、定期的にジャンプ力を測定するテストを行うのはとても大切なことです。


そのため、前回、前々回では、様々なジャンプ力を測定するテスト法をご紹介いたしました。


今回は、そのジャンプテストの結果の評価について、ちょっとお話をしようと思います。


まず、まず、オーストラリアのナショナルチームのシニア、およびジュニア選手に関する基準データをご紹介いたします。


このデータによると、スパイクジャンプ・・・


要するにバレーボールのスパイクのように助走と、腕のスイングを伴ったジャンプのスコアは、その場でしゃがんでからジャンプするカウンタームーヴメントジャンプのスコアよりも高いのが普通です。


まあ、これは当たり前だと思いますが・・・


その差の数値がポイントで、その差は女子では8cm、男子では14cmだったそうです。


IMG_5038.jpg



そして、さらにこれらのジャンプテストの最小差は、女子では6cm、男子では10cmだと予想されています。


つまり・・・・


この二つのジャンプテストに置いて、女子で6cm、男子で10cmの差以下である場合には


・ジャンプのテクニック

・身体的準備特性(最大筋力や伸長反射能力)

の機能の向上にトレーニングを方向付けてあげる必要があると考えられています。


また、先行研究では、女子のバレーボール選手において、プレーのレベルを差別化する最も重要な因子は、スクワットジャンプのパフォーマンスであると考えられています。


スクワットジャンプとは、ジャンプの前のしゃがみこみの最下点で4秒間静止してからジャンプする形式を言います。


IMG_5036.jpg


このジャンプはその形式から察せる通り、しゃがみこみに伴う「反動」を使うことはできません。


したがって、純粋な足の筋力のみで飛ぶことになります。


これは何を意味するのかというと・・・


空くわとジャンプの場合、バレーボール選手が普段から行なっているスパイクジャンプの助走や、腕の振り、しゃがみこみに伴った反動を使うテクニックの全てを封じられることになります。


そのため、このスクワットジャンプのスコアが良いということは、それらの普段から行なっているテクニックを使用することによって、さらに高くジャンプ出ることを意味します。


つまり、「高くジャンプ出る素養」を最も表しているのがスクワットジャンプのスコアなんです。


また、女子選手よりも男子選手の方が、ジャンプ力に対する、「腕の振り」の貢献が高いことがわかっています。


これは、女子選手よりも男子選手の方が上半身の筋力が高いためと考えられています。


これは逆にいうと、女子選手の方が上半身の筋力向上によるジャンプ力アップのための「伸びしろ」が高いことを示しています。


スクワットジャンプのテストのスコアが高いにも関わらず、腕を売って飛ぶカウンタームーヴメントジャンプ(垂直跳び)のスコアの低い選手は、上半身の筋力を向上させることによって、より高いジャンプを跳べる可能性が高くなります。



逆に腕を売って飛ぶカウンタームーヴメントジャンプ(垂直跳び)のスコアは高いのに、スクワットジャンプのスコアが低い選手は、ウェイトトレーニングや、クリーンなどのような爆発的エクササイズで、足の筋力やパワーを養う方が、高いジャンプを跳べる可能性が高くなります。



ぜひ様々なジャンプ力テストを組み合わせて定期的に行い、さらにそれらを正確に判断して、ご自身のトレーニングの成果を正確に把握するようにしましょう(^^)


よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:00| ジャンプ、スピード、アジリティ