2015年10月01日

「HIITは普通の有酸素運動の6倍の効果がある」に物申す!!!! について(^^;

みなさんこんばんは!!


今日はみなさまとのやり取りを詳しくご紹介している日となっております(^^)


今日ご紹介するのはこのようなやり取りでした。


Q
高強度インターバルトレーニングは普通の有酸素運動の6倍あるとの事ですが、これは食事を制限する必要はありますか?


ダイエットする場合の事です。お願いします!



A
普通の有酸素運動のなにが6倍なのでしょう?

さらにそれと食事の制限と何が関係あるのでしょう?

ちょっとご質問の意味がよくわからないですが、ダイエットが目的なら食事の制限はしたほうがいいですよ(^^)


Q
脂肪燃焼です!

それだけ燃焼すれば、食事制限しなくても痩せられるかってことです!



A
ちなみに普通の有酸素運動の6倍の「消費カロリー」はないですよ?

ジョギングであれば通常7〜8METSの強度ですが、6倍になると40METS以上の強度ということになります。

そんな強度のトレーニングは存在しません。せいぜい1.5倍くらいの12METS位の強度がせいぜいでしょう。




というものでした(^^;



まず、「高強度インターバルトレーニング」通称「HIIT」ですが、実はこれ最近かなり主流になりつつあるトレーニング方法なのです。



どういうものかというと、とても高い強度の有酸素運動(最大酸素摂取量の90%以上の強度)の有酸素運動を短時間行い、そのあとペースを緩めて心拍数を落ち着かせ、また高強度のトレーニングを行うということを数回繰り返すトレーニング方法です。


効果としては、通常の有酸素運動よりも、運動後も代謝が高い状態が続くということ、最大酸素摂取量を高めていくことができる、短時間で効果があがりやすい・・


といったことが挙げられます。



実際、日本でも糖尿病などの患者さんに、いままでは低強度で長時間の有酸素運動と筋トレを処方してきたものを、最近ではこのHIITを導入し始めているという報告を、今年(2015年)健康運動指導士の会報の記事に取り上げられていました。


ちなみにこの「6倍」の根拠はインターネットの記事ということで、僕も検索してみたらトップにでた記事にこれが書いてありましたね(^^; 
(その後にもいろいろ「6倍」はでてくる)



えーっと・・・・・・ちょっとそれはないんじゃない?と思いますが・・・・どうなんだろう?(^^;



ちなみに僕が疑問に思う根拠としては、このやり取りにでもあったように、通常運動で消費されるカロリーは「METS」というもので計算されます。


安静時に消費されるカロリーは体重×1.05/1時間で算出され、その何倍の強度かで、消費カロリーを計算していくものです。


早歩きでの運動強度は4METS・・・いわゆる安静時の4倍ですし、ジョギングなら通常7〜8METSで計算されるものです
(もちろん速度によって変わります)


でですね、やはりやり取りにも書いたように、有酸素運動どころか無酸素運動の強度まで運動強度を高めたとしても、せいぜい安静時の12〜15倍位までしか運動強度って上がらないんです。




厚生労働省発表のMETS表によると、最大の強度は23METSというものがありました。


これは時速22.5km 分速375.4mで1時間走った場合です・・・・って無理でしょ・・・・僕が今400mを全力でダッシュしてもこのスピードで走れるかどうか自信がありません。


マラソンのトップランナーって本当すごいな・・・・(^^;


ちなみにこのMETS表によると「サーキットトレーニング:ケトルベルを含む、短時間の休息を含む有酸素運動、全般、きつい労力」が、おそらくHIITに近いものであると思われます。


しかしこれで8METS・・・・・そう8倍で普通のジョギングとなんら変わりません・・・。


IMG_33172.JPG


つまり運動中の消費カロリーが普通の有酸素運動の6倍ということであるのならば、これはほとんど「でまかせレベル」になります。


そこで、メリットにあるように、「運動後の消費カロリーが高い状態を維持できる」という部分に着目です。


たしかに、運動後も体は火照った状態が保たれ消費カロリーが高まる可能性は高いです。


ただし、6倍となると、6METS・・・・これはほとんど普通の有酸素運動を行なっているレベルでの消費カロリーになります。


普通にエアロバイクを漕いでいる位の消費カロリーが、なんと安静時でも維持できるということになります・・・・・


いろいろ突っ込みたいですが、まあ100歩ゆずってその効果があるとしましょう!!! (^^;


ちなみにその効果は2時間くらいであると推測されます。


これは筋トレ後に代謝が高い状態が続くということも知られていて、その効果は大体2時間位であるといわれるところから引用しました(あくまでこれはざっくり予想)


ただし、これも「安静時」と比べてです。


普通「生活」してますよね? 運動後も・・・・


トレーニング後、着替えて、シャワー浴びて、立ったり、歩いたりして帰宅するとかになるのが普通ではないでしょうか?


それらの強度は平均すると2METS位になると思われます。


その6倍だと12METS・・・・・・いや、ないでしょ・・・・これもほぼ1時間ダッシュしているレベルです(^^;


つまり「普通の有酸素運動の6倍の効果」は「消費カロリー」的には現実的に考えられないのです。


確かにHIITは、有酸素能力、無酸素能力の両方に効果があるトレーニングとして注目を浴びています。


ここに関しては研究結果がかなりでているので、間違いようのない事実だと思います。


しかし、「ダイエット」の観点で行くと基本はあくまで「消費カロリー」と「摂取カロリー」の収支の結果であるわけです。


なので、HIITを取り入れつつも食事をコントロールして、「カロリーの収支をマイナス」にしない限りダイエットの成功はありません。


HIITといえば出てくるのが「田畑法」ですが、この実験結果でも有酸素能力の向上は、普通の有酸素運動を行った時に比べて1.2倍程度の向上(最大酸素摂取量比)、無酸素能力も28%の向上となっています。(wikiより)


これくらいの効果なら納得です!!・・・・でも・・・・6倍までいかないんだよあ・・・・・何が根拠なんでしょう?
(そもそも何が6倍なのかどこにも書いていない・・・)


効果があるのは認めます・・・・でも6倍はない!!!!と思うのが、正直な今の僕の個人的感想です(^^;


僕の勉強不足かもしれないですので、誰か「これが6倍」といったものがちゃんとあったらツイッターのリプにでも送って教えてください(^^)


よろしくお願いします(^^)


ではでは!!!!!
posted by てっちゃん at 01:30| Comment(1) | ダイエット情報
この記事へのコメント
HIITの効果が有酸素運動に比べて6倍という記事を見たことがないのですが、その6という数字に関して言えば、運動する時間が有酸素運動に比べて6分の1で同等の効果が得られる、ということで使われたんじゃないですかね?普通に考えてカロリーが6倍消費される訳がないことくらいわかりそうなもんですが。
Posted by とおりすがりーの at 2018年08月16日 17:33
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