2019年01月30日

怪我をしない体づくりはどのようなことをすればいいですか?

みなさんこんばんは!


毎週水曜日は、みなさんとのやりとりを詳しくご紹介している日となっております。


今日ご紹介するのはこのようなやりとりでした。


Q
怪我をしない体づくりはどのようなことをすればいいですか?


A
深いテーマですね(^^;

明確にこれが確立されていれば、どのスポーツでも故障で離脱するというケースは無くなります。

逆に言えば「確立されていない」からこそ、怪我をする人が絶えないとも言えます。

まず一般的なウェイトトレーニングで体を作っていくことをお勧めいたします(^^)


というものです。


怪我をしない体づくり・・・・テーマが深い!!!!(^^;


スポーツをしている方のならず、怪我というのは、誰にでもつきまとってくるものだと思います。


Q&Aにも書きましたが、正直これが確立されていれば、プロスポーツの世界においても、怪我で離脱するということはなくなっていくはずです。


しかし、現実問題として、どのスポーツでも気がで離脱する選手というのは後を絶ちません。


つまり、完全に怪我をしない体づくりメゾッドというのは確率はされていないのが現状です。


そして、これはこれから未来もおそらく完璧なものはできてこないと僕は思っています。


特にトッププロレベルでは、一般では考えられないくらい身体を酷使するものです。


その結果、身体の各部が常にオーバーユースになっている状態なので、いつ怪我や痛みがてでもおかしくない状況でトレーニングやプレーをしているものなのです。


しかし、対応策が全くないのか?というとそんなことはありません。


まず、最も大切なのは「ウォーミングアップをしっかり行うこと」です。


もう、怪我をしないためにはこれは絶対条件になってきます。


そして、怪我をしないためのウォーミングアップの代表選手は、身体を動かしながらストレッチを行う「動的ストレッチ」と「軽い有酸素運動」につきます。


じっとヨガのように筋肉を伸ばしながら静止する「静的ストレッチ」をだけでウォーミングアップをしようとしても、これは怪我の防止にはなりませんので十分に注意してください。


次に本題である「怪我をしない身体づくり」です。


ここで皆さんが想像するのは「身体が柔らかいと怪我をしない」という「伝説」です(^^;


これですね・・・・あまり盲信しないほうがいいんです。


皆さんの周りで柔軟性に欠ける選手もたくさんいると思いますが、そういう選手がみんながみんな怪我をしているでしょうか?


おそらく、身体の硬い選手でも、スポーツの人生の中で怪我をしないで終える選手もたくさんいるでしょう。



逆に柔軟性に富んだ選手でも怪我をするときはします!!!


正直、僕は柔軟性と怪我の発生リスクの相関関係を立証した研究というのを見たことがありません。


例えば、接触プレーや格闘技で関節を決め慣れた場合、もしくはオーバーユースなど、それぞれめちゃくちゃ怪我をしやすそうなシュチエーションだと思いますが、それぞれのシーンで身体が柔らかければ怪我をしないのか?と疑問に思ったことはないですか?


実は柔軟性が高いと、普通なら怪我をしてしまう領域以上まで身体が曲がってしまいます。


そして、そのような領域からさらに大きな外力がかかってしまうと、より深刻な怪我を発生しやすくなってしまうのです。


なので、柔軟性が高ければ深刻な怪我を起こしづらいと盲目的に信じることは危険だと僕は思っています。


もちろん身体の柔軟性はとても大切ですし、ある程度は怪我の予防につながりはしますが、決して過信しないようにしましょう!!


そしてそれよりも大事なのは、「筋肉の鎧」を作ることによりオーバーユースにも耐えられる身体づくりが大事です。


筋肉というのはオーバーユースや強い外力、外からの接触に対しても身体を守ってくれる働きがあります。


なので、怪我をしない身体づくりと言われて真っ先に取り組んでもらいたいのは「ウェィトトレーニング」です。


しかもこれはできるだけ全身満遍なく行ってもらい、身体の各所を「筋肉の鎧」で守って上げることが大切です。


次に必要なのは「怪我をしないフォーム」です。


これもとても大切なことになります。


いくら筋肉で身体を作り、その身体が柔軟性が高かったとしても、身体に無理のかかるフォームでプレーしていたら、必ず怪我を引き起こします。


これはトレーニングのフォームもそうですし、プレーのフォームの両方に言えます。


普段のトレーニングで「筋肉の鎧」と「正しいフォーム」の両方を身につけることが怪我をしない体づくりの基本だと思ってください(^^)


色々書きましたが、よろしければご参考してください(^^)


ではでは!!!!
posted by てっちゃん at 23:57| ガチ筋トレ

腹筋運動(クランチ)は、本当に腰痛に悪いのか?

皆さんこんばんは!!


毎週火曜日は腰痛・肩こりをテーマにお届けいたしております。


今日は「腹筋運動(クランチ)は、本当に腰痛に悪いのか?」というテーマでお届けしたいと思います。


腹筋運動・・・・誰でも1回はやったことのあるエクササイズ゜ではないでしょうか?


近年、腹筋運動・・いわゆる「シットアップ」が、腰に悪い!!!という論調がフィットネス業界を賑わしています。


日本バスケットボール協会では、この論調を受けて、シットアップを推奨しないという異例の声明まで出しているくらいです。


そして、シットアップではなく、クランチという、シットアップよりは腰にいいとされるエクササイズにおいても、「屈曲動作は腰に悪い」とされている風潮があります。


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しかし、研究の現場というのは、何も一つの理論に全員が賛成ということはありません。


大抵の場合、対立する意見があり、それぞれが証拠を出して、「こっちの方が正しい」とか、「こういう結果が出てるからこう考えられる」と言った戦いを日々繰り返すものなのです。


もちろんこの「クランチが腰に悪い説」も、これを支持する意見と、支持しない意見があります。


今日はNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)の機関紙で繰り広げられた、この二つの対立意見の主張している内容をちょっとご紹介したいと思います。


まず、今日は、この「クランチが腰に悪い説」に対する反対意見の内容についてご紹介しましょう。


まず、この「クランチが腰に悪い説」の根底にあるのは、「椎間板の屈曲の回数は有限である」というところから来ています。


つまり、野球の投手が「肩は消耗品である」というのと同じような感覚だと思っていただければいいと思います。


これを証明するための実験は、ブタの脊椎を利用して行われたそうです。


1500ニュートンという単位の圧縮負荷を与えて、機械的に屈曲動作を繰り返し与えたところ、4400回〜86400回の屈曲を行い、大多数の椎間板の輪後部に、部分的、あるいは完全にヘルニアが出たそうです。


ヘルニアとは、椎間板が突出してしまう症状のことを言います。


シットアップに関しては3000ニュートン以上の負荷がかかります。


またクランチであったとしても2000ニュートンを超えます。


なのでこの動作を数千回行うとヘルニアが出てしまう可能性が高いというわけです。


一見「なるほど!! やっぱりクランチはやってはいけないエクササイズなんだ」と思われるかもしれません。


しかし、ここで反論意見の出番です。


反論意見の主張としては、そもそも、死んでいる豚の脊椎を機械で屈曲し続けただけでしょ?というものです。


まずそもそも豚の脊椎は、人間のそれとは構造が全く違うものです。


動的な屈曲動作に関しては、豚の脊椎の可動域は人間より小さいのです。


また、死んでいる・・・というところが問題です(^^;


死体に負荷をかけて筋トレさせても筋肉がつくわけありません・・・だって死んでいるわけですから(^^;
(そもそもどうやったって筋トレはさせられないですが・・・(^^; )


しかし生きている動物の、細胞は「合成」というものが存在します。


新しく細胞が色々と作られるということですが、これは「負荷」をかけるとこの合成のスピードが早まるものです。


なので、筋肉でも骨でもある程度負荷をかけると合成が進み、元のレベルよりも強くなっていくものです。


筋トレというのはその代表選手ですね(^^)


なので、死んでいる・・・つまり合成の起こらないものに負荷を与え続けたら、壊れるのは当たり前じゃん!!!


それなら死んでいる豚の筋肉にも機械的な負荷を何万回も与えたら、やっばりいつか壊れるよね?


その結果から、「筋トレはしちゃダメ」なんてならないでしょ?


クランチと脊椎の関係も同じなんじゃね?


というのが反論意見の主張となります。


んー・・・・確かにその通りだと思うのは僕だけでしょうか?(^^;


反論意見の主張としては、椎間板にも筋肉と同様適応能力があり、脊椎組織の再生能力を超えない範囲で負荷をかけている限りは、むしろプラスの働きがあると考えられるというものです。


エククサイズに「悪いエクササイズ」というのは本来存在しない!!


ただ、そのエクササイズの「適用の方法が間違っていることがあるだけ」だ!!


です。


この意見に僕は深く同意します!!


フィットネス業界の筋トレを代表とする運動処方は「これはしちゃダメ」と言われることが多いです。


ただ、僕はそれはいつもそういう時に「ちょっと違うんじゃない?」と思うことが多いです。


その目的ではダメかもしれないけど、他の目的に沿ってみれば十分にありじゃん・・・と大抵の場合思うのです。


ただ、もちろん重量・スピード・回数・。セット数などはそれなりにアジャストさせなければなりませんが・・・


次回は、今日ご紹介したこの反論意見を踏まえた上での「肯定意見」をご紹介したいと思います。


よろしければおたのしみに(^^)


ではでは!!
posted by てっちゃん at 00:19| 腰痛