2018年12月29日

リウマチにおける運動療法をしていく上での注意点

みなさんこんばんは!


毎週金曜日は「ゆがみ」をテーマにお届けいたしております。


今日は「リウマチ」について色々とお話ししたいと思います。


リウマチ・・・あまり若年層の方には、縁遠いかもしれませんが、これは20代から30代で発症することが多いです。


さらに40代になるとさらに罹患率が増えてくる疾患になります。


また、女性の発症率が高く、女性は男性の2.5倍の確率で発症しやすいことがわかっています。


また、厄介なことに、この疾患は、病因や原因はまだ解明されていないのです。


リウマチとは、簡単に言うと関節がどんどん硬化していく疾患です。


今日はそんな難病「リウマチ」に対しての運動療法の注意点を、少しお話をしたいと思います。


前回も言いましたが、リウマチに対して、運動が万能薬のように思ってはいけません。


まず、医師による対処が基本になることは間違いないです。


むやみに身体を動かすのではなく、まず運動療法をするには医師の許可を得るようにしてください。


それを踏まえた上で、今日は「リウマチにおける運動療法をしていく上での注意点」をご紹介していきたいと思います。


IMG_5293.jpeg



まず、リウマチ患者の運動療法を処方するにあたって、「三つの学習段階」があることを理解しなければなりません。


一つ目の「学習段階」は「認知」と言う段階です。


これは、リウマチ患者の方が、選ばれたエクササイズに関する基本的な運動パターンを学習中であることを指します。


この段階の患者さんの運動は、


・同調性を欠く、

・動作がギクシャクする、

・意識的にゆっくりと行われる

・コントロールが十分ではない


と言うのが特徴です。


このため、患者さんは、まだ何を行うべきか学んでいる段階であり、スキルを習得しようと間違えることもあります。


このレベルの患者さんは過去のエクササイズ経験が乏しく、また、リウマチの影響で運動を控えてきたことが考えられます。


この段階での注意点は、患者さんを失望させないために、運動指導をする方には多くの指導と根気が必要です。


次の段階は「連合」です。


このレベルの患者さんは、選ばれたエクササイズに関する基本的な運動パターンを改善中というレベルです。


患者さんは以前よりも運動に精通し、首尾よく運動ができるようになっています。


「認知レベル」よりは、運動はより滑らかになり、ぎこちなさが減り、より早く、よくコントロールできるようになっています。


間違いは減り、患者さんはより少ない言葉がけでトレーニングができます。


この段階では標準的なトレーニングプログラムをこなすことに努めます。


また、「認知レベル」から、「連合レベル」へと進んだ方は、トレーニングの経験により不安が減り、トレーニングをさらに進めていきたいという欲求が出る方もいます。


最後のレベルは「自律」です。


このレベルの方は、基本的な運動パターンを完全に習得しているレベルを指します。


運動スキルを首尾よく行うことができるため、動作は滑らかで、苦労せずトレーニングができます。


また、トレーニングに必要な集中力も最小限ですみ、トレーナーの声がけも最小限で住むようになります。


このレベルでの注意点は「オーバートレーニング」です。


新しいエクササイズへの興味も旺盛であると考えられるので、「無理」をしてしまう可能性もあります。


この点には十分な注意が必要です。


このレベルの患者さんが新しいエクササイズを導入していくときはゆっくりと行っていくように気をつけてください。


次回は、さらに具体的なエクササイズの効果について色々とお話ししていこうと思います。


よろしければおたのしみに(^^)


ではでは!
posted by てっちゃん at 00:17| ゆがみ