2018年12月18日

動的ストレッチと静的ストレッチを組み合わせるとどうなる? ジャンプ力・柔軟性編

みなさんこんばんは!


毎週月曜日は「ジャンプ力、スピード」をテーマにお届け致しております。


今日は、「動的ストレッチと静的ストレッチを組み合わせるとどうなる? ジャンプ力・柔軟性編」と言うテーマでお届けしたいと思います。


前回は、ウォーミングアップで「動的ストレッチと静的ストレッチを組み合わせる」と、動的ストレッチだけを行った時よりも全体的に10mスプリント、20mスプリント共にパフォーマンスは落ちるということをご紹介させていただきました。


ちなみに、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)とは、うごながらな身体をほぐしていくストレッチのことで、ラジオ体操を思い出していただくのが最も良いと思います。


これに対して、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)とはヨガのようにじっとしながら筋肉を引き延ばして20秒前後ほどじっとするような、皆さんが一般的に想像している「ストレッチ」のことを言います。


この「動的ストレッチと静的ストレッチを組み合わせる」と、静的なストレッチの時間が長くなればなるほど、マイナスの影響が出やすいというお話も前回ご紹介させていただきました。


そして前回は、10mスブリントと20mスブリントについてでしたが、今回はジャンプ力にどのような影響があったのか?です。


こちらのグラフをご覧ください。


IMG_5295.jpeg



まず、垂直跳びに関してですが、やはりというか、静的ストレッチ(スタティックストレッチ)をした場合は、ほとんど影響を及ぼしていません。(一番左のグラフがあるのかどうかよくわからないくらい低いグラフ)


(グラフでいうSSがスタティックストレッチのみを行ったグループになっています。)


それに対して、中央の動的ストレッチ「だけ」を行ったグループは、優位にジャンプ力が上がっています。


(グラフでいうDSがダイナミックストレッチのみを行ったグループになっています。)


そして、組み合わせた場合は、ダイナミックストレッチだけをやった時よりは低く、スタティックストレッチのみを行ったグループよりは高い結果となっています。


この辺は、まあ、10mスプリントと20mスブリントの結果を見れば、「まあ、同じようになるよね」と思われる方も多いと思います。


今日のポイントは次です。


Vシット柔軟性テストです。


これは、長座で座り、足を伸ばした状態から、両足を開いてもらいます。


この姿勢から、両手を合わせて前方に手を伸ばして、指先がどこまで遠くに到達するのか?という、柔軟性を測るテストです。


いやいや、柔軟性は流石にじっと筋肉を伸ばして行ったストレッチの方が柔軟性は高まるでしょう!!!と思っている方も多いかもしれません。


しかし、もう一度グラフを見てみましょう!!


なんと、柔軟性のテストでも、結果は同じような結果が出るのです!!!!


もう、うちのクラブのヨガの先生たちにどういう顔してあったらいいかわからなくなります(^^;


これは、いつも言いますが、やはり筋肉の温度が関係していると思われます。


じっとしたストレッチでは筋肉の温度が高まらないので、こういうストレッチをアップで行ってもなかなか筋肉が伸びてくれないのです。


それよりは身体を温めるアップをしてからの方が筋肉が伸びやすい・・・ということが言えるのです。


ちなみに誤解しないよう一点申し上げると、筋肉の温度が十分に高い状態(トレーニング後、入浴後)に、静的ストレッチを行うのは、とても有効だと僕は思っています。


その状態でさらにいつもより筋肉を伸ばして柔軟性を向上させたいというシーンではスタティックストレッチに分があると思います。


ダイナミックストレッチでは関節の可動域を「より伸ばす」にはちょっと筋肉が伸びている時間が短いような思うからです。


なので、最近流行のホットスタジオでのヨガなどは、柔軟性を高めるためにはとても有効だと思います。
(決して脂肪が燃えるとはいいませんが・・・)


パワーを発揮するシーンでのアップにはスタティックストレッチはあまり行わないのは、もはや基本です。


さらに、柔軟性を求められる時もできれば身体を温めることにまず注意して、その上でスタティックストレッチを実施した方が良いでしょう。


色々書きましたが、よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!


posted by てっちゃん at 00:05| ジャンプ、スピード、アジリティ