2018年07月25日

色々な運動の腰への負荷のかかり方

みなさん今晩は!!


今日は、「色々な運動の腰への負荷のかかり方」と言うテーマでお届けしたいと思います。


最近日本バスケットボール協会で、「シットアップは推奨しない」ということを発表しました。


シットアップ・・・いわゆる普通の腹筋運動ですが、これがなぜ推奨されないトレーニングとなったのか?


これは、McGIllという体幹部のトレーニングを色々と研究している有名な先生が調べた結果「シットアップは腰に悪い」という結論を導き出し、その結果を日本バスケットボール協会が踏まえたという形になっています。


では、シットアップは腰椎にどれくらいの負荷がかかるのか?ですが、これですね・・ちょっと難しい数字なんですが、3300Nを超える負荷がかかることがわかっています。


Nってなに?と思われると思いますが、これは「ニュートン」と言われる単位です。


なんか昔、物理の授業で聞いたことがあるようなないような・・・・


まあ、ここはこんな単位があるんだなあくらいでいいと思います(^^)


で、3300Nがどういう数字かというと、この3300Nを超える数字が繰り返し腰椎にかかると、腰椎の損傷リスクが高まるという数字だということなのです。



ちなみに、McGIll御大先生が推奨している「カールアップ」というトレーニングで腰椎にかかる負荷は2000N程度です。


したがって、日本バスケットボール協会はこちらの運動を推奨しているそうです。


ここまで聞くと、「ああ確かにそれじゃあ腹筋(シットアップ)って腰に悪いんでなあ」と思われると思います。


ただ、ですね・・・この数字ちょっと微妙な感じでもあるんです(^^;


シットアップとカールアップだけの比較だけでなく、もちろん色々なエクササイズの腰椎にかかる負荷の比較をした数字があります。


前回は腕立て伏せ各種ですでにやばい数字が色々と出てきたのですが、今日はそれどころの話ではない数字かゴロゴロ出てきます(^^;


ますば、数ある筋トレの中でも、最も「腰に来そう」な筋トレといえば「デッドリフト 」でしょう!!!


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このデッドリフト が、腰椎に物理的にどれくらいの負荷がかかるのか?ですが・・・


60kg級の選手で、最大挙上重量190kgの選手を測定したところ・・・


なんと9000N以上だったそうです(^^;


125kg級の選手で最大挙上重量が275.8kgの選手では驚きの17000N以上となります。


前回ご紹介した、足を伸ばした腹筋が3500Nで、これだと腰に悪いから膝を曲げて実施すると3300Nの負荷がかかる・・・・・200Nくらいは膝を曲げた腹筋の方が腰に優しい・・・・なんて言ってるレベルの話ではありません(^^;


ちなみに、125kgの選手の数字は確かにちょっと一般的ではないと思いますが、60kgの選手の数字に関しては、割とリアルです。


と言っても一般の方には190kgなんてとんでもない数字だと思われると思いますが、フリーウェイトトレーニング器具がしっかりしている施設では、これくらいの重量でデッドリフトを行う事はわりと散見されます。
(まあ、それでもかなり強いデッドリフトですが・・)


続いて、最近はテレビや雑誌でかなり有名なインストラクターとなった、AYAさんが、よくテレビなどで行なっているエクササイズ、「ストロングマン系」エクササイズです。


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これは、超でっかいタイヤを引き起こしては倒しと言ったトレーニングをしたり、重いものを両腕で持って歩いたり、片腕で重いものを持って持ち上げたりと言ったエクササイズです。



これらのエクササイズも、腰椎にどれくらい負荷がかかるのか?を測定をしたそうです。


その結果、各エクササイズの腰椎にかかる数字は、なんと5000N〜12000Nがかかると言うことでした。


んー、確かAYA先生は毎日トレーニングしていると聞いたことがあるので、AYA先生の腰がとても不安です(^^;



これらは、処置限界をはるかに超える負荷が腰椎にかかっていることになります。


でも、これらのエクササイズを行なっている人が必ず腰を痛めているのか?と言うと、そうではないですよね?(^^;



次回は、ちょっとその辺についてお話をしたいと思います。


よろしければおたのしみに(^^)


ではでは!!
posted by てっちゃん at 00:27| 体幹