2018年06月10日

逆三角形の身体を作る上での僧帽筋の誤解

みなさんこんばんは!


毎週土曜日は「筋トレ」をテーマにお届け致しております。


今日は、「逆三角形の身体を作る上での僧帽筋の誤解」というテーマでお届けしたいと思います。


僧帽筋・・・みなさんご存知ですか?


知っているという方もいれば「何それ?」と思われる方もいらっしゃると思います。


この筋肉は、よくお子さんがお母さんやおばあさんの肩を家の縁側で「トントン」と叩く、「肩をたたく場所」のことを言います。
(例えが古いですかねえ・・縁側なんてもうサザエさんの家くらいしかないかもしれない(^^;)


しかし、実はこの筋肉の形は特徴的で「菱形」をしています。


肩たたきの場所はあくまで僧帽筋の一部で、ここは僕らは「僧帽筋上部」と読んでいます。


ここから背骨の方に向かって縦にも長く走っていて、肩甲骨の間のあたりから下の方まで割と長く走っている筋肉です。


図にするとこんな感じですね(^^)


IMG_4837.jpg


でですね、この筋肉結構誤解が多いんです。


ちよっと筋トレをしている方から、「僧帽筋鍛えると「なで肩」になっちゃいませんか?」というようなご質問をよくいただきます。


例えばラグビー選手を想像していただくと、僧帽筋が山のように盛り上がっていて、ややもすると多少「なで肩」に見える選手がいらっしゃいます。


このイメージが頭に残っていて「僧帽筋を鍛えるとなで肩になる」と思う方が割といらっしゃるように思います。


こういう方が目指すのはやっばり「逆三角形の身体」であり、なで肩というのは、そのイメージとは真逆のちょっと弱々しいイメージの体型であるとも言えます。


ここでまずちよっと想像してほしいことがあります。


それは「水泳選手」の体型です。


IMG_4826.jpg


水泳選手はよく「逆三角形」の身体をしているスポーツの代表のように扱われます。


この体型を目指してトレーニングしているという方も多いのではないでしょうか?


ここではっきり言っておくと、この体型を目指すのであれば「僧帽筋の筋トレをするのが最も手早い」と言えるのです。


それはなぜか?


水泳というスポーツは、常に「腕を頭上に伸ばしていくこと」を繰り返すスポーツです。


クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳・・・全てそうですよね?(^^)


特に逆三角形の身体の象徴なのは「バタフライ」の選手です。


この「腕を上に伸ばしていく」という動作は、さっきの肩たたきの部分・・つまり僧帽筋上部を常に収縮させている動作と言えます。


しかし、「高重量のウエイト」をかけて動作をしているわけではなく、あくまで「水」と「腕の自重」のみの負荷での動作のため、ラグビー選手ほど山のような筋肉は作られることはありません。


ではなぜこれで逆三角形のフォルムができるのか?


IMG_4838.jpg



よく言いますが筋肉とは「ゴム」のような性質を持っています。


この腕をあげる動作で、僧帽筋の上部を鍛えることによって、「肩を引き上げる」効果があるのです。


僧帽筋上部は、首から肩にかけて走っている筋肉なので、ここのいわば「ゴムの力」が強くなることにより、首と肩の間を引っ張る力が強くなり、もともと自由に動く関節である肩関節の位置を引き上げてくれるのです。


よくベンチブレスだけを頑張っていると、胸の筋肉ばかりが強くなり、肩関節を前方に引っ張ってしまって、猫背になってしまう方をよく見かけます。


これは、ゴムの力が「前後方向」に働く、ちよっと悪い例です。


この場合は背中の筋肉も鍛えて肩関節を後方に引っ張る力を強くしなければいけません。


しかし、僧帽筋に関しては、その力が強くなると「逆三角形のフォルム」を作る上ではとても有効なのです。


実はラグビー選手のような山のような僧帽筋を作るのは並大抵のことではできません。


一般的な筋トレレベルであそこまでいくのはかなり大変で、むしろ「なで肩になるのがいやだから」という理由で僧帽筋のトレーニングをやらないほうが、逆三角形の身体を作る上では遠回りになっている可能性があります。


一般的な筋トレ・・・ショルダープレスやサイドレイズくらいでしたら、肩の筋肉を鍛えるととともに僧帽筋上部も適度に鍛えられます。


肩の筋肉が発達するとより「逆三角形」の身体に近づくので、これらの筋トレを「僧帽筋がつくからいやだ」と思わないで、積極的に取り入れてもらいたいと思います。


逆三角形の身体を目指したい!!という方はよろしければ色々とご参考にしてください(^^)


ではでは!
posted by てっちゃん at 00:15| ガチ筋トレ