2018年06月09日

歪みの科学「股関節周辺がしびれる?」について

みなさんこんばんは!


毎週金曜日は「ゆがみ」をテーマにお届けいたしております。


今日は「股関節周辺がしびれる?」について、というテーマでお届けしたいと思います。


身体の歪みをテーマにしている回では、最近「絞扼」というものを、ご紹介しています。


これは、簡単にいうと、長時間の正座で足が痺れる状態のことを指します。


つまり、筋肉を圧迫し続けると、その結果、神経も圧迫し続けられ痺れが発症することを言います。


神経は全身に広がっていますが、この「絞扼」が起きるところは比較的限られた場所で起こります。


今日は、その限られた絞扼ポイントの中でも、「股関節周辺」の絞扼ポイントについてご紹介していきたいと思います。


まず、今日ご紹介する絞扼しやすいポイントは「閉鎖神経」です。


いきなり耳にれない言葉だと思いますが(^^;


これは、腰の神経から枝分かれしている神経です。


前回ご紹介した神経である「外側大腿皮神経」とは、大元が同じなんですが、外側大腿皮神経は足の外側に向かって走っていくのに対し、「閉鎖神経」は足の内側に走っていく神経です。


この神経が支配している筋肉が、実は結構多いんです。


・外閉鎖筋

・恥骨筋

・薄筋

・大内転筋

・長内転筋

・短内転筋


と、大腿部にある多くの筋肉を支配している神経なんです。


IMG_4832.jpg



股関節から足にかけては、前回ご紹介した「外側大腿皮神経」から分岐した股関節外側には、実はあまり多くの筋肉ってないんです。


骨盤の外側の股関節部分って外から「トントン」と叩いても、筋肉らしいものってあまりない感じがしますよね(^^;


それに対して今回ご紹介する、分岐してから股関節内側に走る部分というのは、内転筋群をはじめ色々な筋肉がついているんです。


割とメジャーな腸腰筋ですら、太ももの内側に付着しているくらいですので(^^)


そして、この神経が「絞扼」されると、これらの筋肉に色々と影響を与えてしまうのです。


この神経のどの部分が「絞扼」しやすいのか?ですが、ちょっと細かい筋肉の間で各筋肉をあげても大多数の方がピンとこないと思いますので、図でご確認ください(^^)


IMG_4833.jpg


そう、随分と奥の方にあるんです(^^;


ここの周辺の筋肉の緊張をほぐすには、ちょっと外からマッサージなどでほぐしていくのはかなり難易度が高いと思われます。



なので、こういう時はストレッチです!!


筋肉をほぐしていく方法はいくつかありますが、ポイントを絞ってほぐしていくにはストレッチが効果的です。


また、「ほぐしていく」には、みなさんが一般的に想像する、筋肉を伸ばしたまま2〜30秒呼吸を止めないでじっと静止する、「静的ストレッチ」よりは、多少身体を動かしながら筋肉を伸び縮みさせる「動的ストレッチ」の方が優れています。


動的ストレッチの方が筋肉ないの血流が良くなるからです(^^)


では、この部分の筋肉をほぐしていくにはどんな動的ストレッチがあるのかというと・・・


まずお尻をついて座り、膝を立てていただきます。


そのまま立てた両膝を股関節を中心に左右に振っていただきます。


股関節の内側と外側をゆるゆると筋肉を伸び縮みさせます。


かかとの丸みをうまく利用しながら、股関節からは完全に力を抜いた状態で動作するようにしましょう。



IMG_4834.jpg



この部分の絞扼は、股関節のけがや妊娠によって起こることが多いようです。


支配している筋肉が多いだけにここが固まってしまうと、歩行などにも影響がでかねません。


このストレッチは僕がスタジオで指導しているシニア向けの体操教室でも必ず実施している動的ストレッチです。


よろしければ、皆さんも普段からこのストレッチで股関節の内側、外側の筋肉をリセットしてみてはいかがでしょうか?


よろしければご参考にしてください!!


ではでは!
posted by てっちゃん at 00:14| ゆがみ