2018年06月28日

試合直前の調整・・・いわゆる「テーパリング」について(^^)

みなさんんこんばんは!


毎週水曜日は皆様とのやりとりを色々とご紹介させていただいている日となっています。


今日はこのようなやり取りをみなさんにご紹介したいと思います。


Q
バスケットボールの試合を控えているんですが1か月前くらいからは極力重い負荷のウェイトトレーニングはしない方が良いですか??


A
いえ、試合の10日前くらいまでは高重量で・・

しかし低回数、低セットで疲労は残さないようにトレーニングすることをお勧めいたします(^^)


Q
逆に高重量扱った方が良いですか?

10日前くらいからは軽めに調整って感じですかね??


A
最後の10日はウエイトトレーニングはしなくていいです(^_^)


Q
ありがとうございました!!!



というものでした。


試合直前の調整・・・いわゆる「テーパリング」というやつです(^^)


ちなみにこの「テーパリング」とは、鉛筆などを「削って尖らせいく」ような様子を表す単語です。


文字通り、試合に向けてコンディショニングしてき、疲労は残さず、今まで練習してきた能力は研ぎ澄まして試合に望むようにする期間のことなのですが・・・


案外この時期のトレーニングをどうしたらいいのか?と迷う方がかなりいると思います。


まず、テーパリングの最も大事な基本は「疲労は残さない」という点です。



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次に大切なのは「能力も落とさない」という点です。


この二つを両立させるのが、結構悩ましいところでもあります。


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疲労を残さないためには、当然練習量を少なくしていく必要があります。


ただ、しばらくトレーニングしていないと、ひさひざに同じメニューをやろうとすると、同じ負荷でトレーニングしても、やたらと重く感じたり、身体にキレがなかったりするのはよくある話です。


なので、トレーニングしながらいかに疲労を抜いていくのか?です!!


まずテーパリングの基本は


・重量(負荷)は重く


・回数やセット数を少なくしていく


ことが基本です。


よく、回数やセット数はそのまま負荷を軽くして、余裕を持たせようとする方がいますが、それはいけません。


簡単にいうと「質」はそのままにして、「量」を減らしていくのです。


これは何もウェイトトレーニングに限った話ではありません。


他の分野のトレーニング・・例えば瞬発力系のトレーニングや、アジリティ系のトレーニングでも全く同じです。


長距離系の種目に関しても、ある程度同様のことが言えます。


つまり「質」・・・この場合スピードになりますが、スピードはそのまま、走る「量」を調整して疲労を抜いていくということです。



テーパリングは「質」を落としてしまうと、いざ試合の時にその「質」を出そうとしても、なかなかですらくなってしまうものです。


逆に「質」はそのまま、「量」だけ落として調整していけば、質の低下は最小限で、疲労のみ抜いていけるという寸法になります。


また、これはウェイトトレーニングに関してですが、Q&Aで言ったように、最後の10日間はやらなくてもOKです。


これは、バスケやサッカー、格闘技などのような、キレやスピード、筋力を総合的に発揮しなければならないスポーツでのテーパリングの基本です。


日本トレーニング指導者協会で行われたセミナーに以前行った時、10日間ウェィトトレーニング を試合直前でやらないようにした場合、試合でのトータルのパフォーマンスがとても上がったという趣旨の内容を聞いたことがあります。


ちょうど疲労とパフォーマンスのバランスポイントが良かったのでしょう。


最後に「質」は落とさないと言いましたが、この「質」には色々な側面があります。


ボールゲームや相手がいる場合などは、その試合に特化した「作戦」をこなす練習などは、その試合に勝つためには、まさに「質」の極致と言えるトレーニングでしょう。


こういう時にウェィトトレーニング なんかをやるよりは、よほどそういう練習に時間を割いた方が勝てる確率は高くなるはずです。


試合直前の過ごし方は、そのまま試合のパフォーマンスを決定づける大事な時期です。


普段のトレーニングの成果を十分に試合で発揮するためにも、ぜひ効率的に調整をするようにしてください(^^)



よろしければご参考にしてください(^^)


ではでは!!!
posted by てっちゃん at 00:01| ジャンプ、スピード、アジリティ